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11/18(金) 須田小学校の国語学習の景色 ~加茂市教育委員会指定研究発表会

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 本日、加茂市教育委員会指定研究発表会が、須田小学校を会場に行われました。昨年度から「国語の授業づくり」に焦点をあて研修をしてきました。当日は、2年生と6年生の2教室の授業公開を行いました。
 加茂市教育長、市内小中学校教員、保護者の皆様併せて、70名ほどの参加がありました。
■2年生の授業
・学習ゴール「1年生にすごい生き物クイズをつくろう」

・授業のしかけ
①子供一人一人が、興味のある関連図書を一冊マイブックとして選ぶ。
②共通の読み物として教科書「ビーバーのダム」を使い、付けたい力(説明文の「問題-答え」の書き方、たとえや数字を使った分かり易い表現方法)を学びます。
③学んだ表現方法を使い、マイブックの中から「すごい生き物クイズ」をつくります。
※「すごい」とは、一年生が知らないこと(表現内容)を、一年生に分かり易い方法(表現方法)で表現することを意味しています。本日は、数字「ビーバーダムの大きさ(2m×400m)」を、より分かり易くするために、身近なものに置き換える学習をしました。
■6年生の授業
・学習ゴール「(立松和平作)「いのち」シリーズから学んだ『成長』の意味を、中学一年生に伝えよう」
・授業のしかけ
①子供一人一人が、「いのちシリーズ」から一冊マイブックとして選ぶ。
※ 山のいのち、街のいのち、木のいのち
②共通の読み物として教科書「海のいのち」を使い、付けたい力(物語文の「対人物:主人公以外の登場人物」が「主人公」に与える影響)と学びます。
③学んだことを使い、マイブックの中から「主人公の成長(自分の成長)」について自分の考えをまとめます。
※「成長」とは、「身体面だけでなく、相手のことを思いやる、自然と自分とのつながりを意識して大切にする等、精神面の成長を意味しています。本日は、クエに迷いながら主人公「太一」が取った行動について、これまで読み取ってきた3人の対人物(父、与作、母)そしてクエとの関係が分かる記述を基に考えました。子供の頃に海でなくなった父、父を超える「村一番の漁師」になるために青年時代に弟子入りした与作じいさ、自分(太一)へ心を砕いていることを感じさせる母、自然の営みの中でくらす「クエ」。父を超えるために「クエ」をうとうとする太一に、父・与作じさの生き方とクエが重なる、そして母の心配がよみがえる等、子供の解釈を引き出す授業構成です。

授業後の協議会でいただいたご意見を基に、具体的な授業づくりに生かしてまいります。

■当日の研究会の資料
↓「須田小学校 国語学習の景色」
  http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/kokugo28.pdf
↓「須田小学校 対話スキル」
  http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/go.pdf
 
尚、当日は、受付、駐車場、接待で、6名の保護者の皆様からご協力をいただきました。ありがとうございました。

   

10/19(水) 体で気持ちを伝え合おう! 全校仲良し遊び

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 全校なかよしグループで、お互いに協力し合って、リングやボールを運ぶゲームをしました。頭で考えた通りにリングを隣の仲間に渡らない(もらえない)時、緊張感に包まれます。その時に、周りからの声が、腕や腰に入った力を緩めてくれました。そして、一緒に心もゆったりしてくれました。秋晴れの体育館から。

10/18(火) 心に「よく見えないめがね」をもとう! 須田小中学校 児童生徒交流会 2

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 最後に、全体で大きな輪を作り、「ふるさと」を歌いました。児童生徒、保護者、地域の方、学校職員の約二百人以上の歌声になりました。

 ふるさとの歌詞の3番目の歌詞の一文字を換える「逞しい須田の子」に巣立ってほしいです。

  1 兎(うさぎ)追いし かの山
   小鮒(こぶな)釣りし かの川
   夢は今も めぐりて、
   忘れがたき 故郷(ふるさと)

 2 如何(いか)に在(い)ます 父母
   恙(つつが)なしや 友がき
    雨に風に つけても
   思い出(い)ずる 故郷

 3 志(こころざし)を はたして  →※「はたしに」 【て】を【に】に換えると…
   いつの日にか 帰らん
    山は青き 故郷
   水は清き 故郷

10/18(火) 心に「よく見えないめがね」をもとう! 須田小中学校 児童生徒交流会 

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 本日午後、須田中学校を会場に、須田小中学校の児童生徒交流会がありました。子供たちの歌声が素敵でした。そして、一番の宝物は、子供たちの「笑顔」です。その宝物を使ってほしいと感じました。

 そのために「よく見えないめがね」の話をしました。以下のお読みください。
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 その「よく見えないめがねをもった」子供は、今から約140年前にアメリカに生まれました。須田小学校がうまれた後です。その子供は、目が見えない、音も聞こえない、お話することもできない女の子でした。名前は、ヘレン・ケラーです。聞いたこともあるかと思います。本もあります。映画にもなりました。
この人が、こんな素敵な言葉を残しています。
 「目が見えないことで、不便なことはある、でも、目が見えるのに、大事なことを見ようとしない人は、本当に かわいそうです。」 
 ヘレン・ケラーさんが「見ようとした」のは、相手の本当の心です。相手が何に悩み、苦しんでいるのか、でした。確かに、相手の心を感じ取り、相手の立場にたって考えることができれば、いじめに気づき、なくしていくことにつながります。
 とは言っても、私たち全員が、目をつぶって生活する訳にはいきません。そこで、この「よく見えないめがね」です。
 相手の気持ちになって考えるには、まず、片方の目で、見えるものをしっかり見る。これは今まで通りですね。でも、ここでやめない。さらに、「よく見えないめがね」で、相手が何を思っているのか感じ取る。この2つを組み合わせたら、いじめを見逃さず、悲しい思いをする人をなくすことに繋がるのではないでしょうか。

 「よく見えないめがね」を心にもって、家庭、地域、学校で使ってほしいです。

9/29(木) 空はしとしと、中はニコニコあいさつ運動でした。

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 須田中学校とのあいさつ運動3日目。今日の須田小学校の担当は低学年でした。雨をいっぱい受けた傘のしずくを払った後、中学生と一緒にあいさつ運動に参加した低学年。身長が倍以上もありそうなお兄さんたちと、元気にあいさつをしていました。
 あいさつの木もほんどん花を咲かせてきています。

9/27(火) 小中連携あいさつ運動 パート2

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 2回目となる、須田小中連携のあいさつ運動が始まりました。須田中学校からは10名の生徒が来校しました。須田小学校は、学年毎に担当を決めて運動に参加します。今日は6年生でした この運動とは別に、小学校独自のあいさつ運動「あいさつの木」運動も始めました。同じ学年だけでなく、他の学年や来校者へもあいさつの輪を広げることを意図しています。職員玄関前の掲示コーナーにあります。

9/ 1(木) 二学期GO!  さすがだ須田小再起動。

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↑始業式で「対話力」の話       ↑3つの「対話力」表            ↑今日から挑戦!
↑新しい教科書を配布しました     ↑2学期に読む本の移動(低学年)       

 須田小学校の2学期がスタートしました。全校児童欠席ゼロでスタートしました。2学期も、全児童が「さ・す・が・だ」を達成できるよう指導を積み重ねてまいります。
 
 始業式でも話しましたが、2学期から子供たちの「対話力」を付けるため、上の写真にあるように「3つの接続詞」を使った話し方や聴き方(訊き方)、つまり「対話力」を指導していきます。様々な場面で使えるよう、まず教師自身が活用し、児童も活用できるように指導していきます。

7/12(火) 加茂市教育委員会の皆様が、須田小の子供たちの学習を参観に来られました。

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 本日4校時に、加茂市教育委員会の8名の皆様が、須田小学校の子供たちの学習の様子を参観されました。

 全校児童による歓迎の歌の披露をしました。
 「歌は元気のバロメーター!子供の心を表しているので、歌声の響く明るい学校にしてほしい。」と、
 応援メッセージを頂きました。

 その後、1年生から全ての学年で授業参観をされたました。

 「須田小の子供たちは、落ち着いた雰囲気で学習している。」
 「子供が切実感をもてるよう学習課題を、今後も工夫していってほしい。」
 「学習することを子供がしっかりつかみ、自分の考えをもち、友達の考えを聞き合い、
  最後に1時間で学んだことを自覚できる授業づくりをこれからも進めてほしい。」等、
 
 たくさんの「宿題」のご指導を頂きました。
 
 さて、あと2週間ほどになりました、夏休みまで。
 子供たちが、「?(わからなさ)」を持ち越さない」ように、最後の最後まで指導を続けます。
 時間との勝負です。
 
 明日は久しぶりの「さすがだ問題」です。
 【問題】よく回る「独楽(こま)」の形は? です。

7/1(金) 歌声の響く学校へ ~【写真はありません】

 全校朝会の際、最後に歌を歌います。朝は声が出しにくいのですが、お腹から声を出したり、中には体を自然にリズムに合わせたりしている姿も見られました。
 音楽には、不思議な力があります。友達と声や楽器の音色が合わさった瞬間、身体の中心から感動がわき起こり、もっと合わせたい気持ちを高めていきます。45分の授業で子供の気持ちをがらりと変えてしまう力を持っています。
 須田小の子供たちに、このことを味わってほしい。そのために、今回は高学年の子供たちの歌唱指導に、外部講師をお願いいたしました。お名前は、郷千枝先生です。
 7月4日(月)に1回目の指導をしていただきます。子供たちの表情、声、気持ちの変化をお伝えします。
 尚、以前にお知らせしましたように、高学年の子供たちが参加する市内小学校親善音楽会は、10月28日(金)、加茂文化会館で行われます。

6/28(火) 科学のススメ! 理科センター特別授業

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 3・4年生を対象に、科学研究の進め方を指導していただきました。講師は加茂市理科センター佐々木一夫先生です。中学年の子供たちの「やってみたい!」という気持ちを大切にした、「ジャンプかえる」作りに挑戦しました。
 どんな「かえる」にしたいか? 一人ひとりが考え、ゴムの長さ、本数、カードの枚数などを変えて「かえる」作りに熱中しました。
 「ごむの本数を2本にしたらもっと2倍とぶかも(推論)」
 「ゴムの本数を1本と2本と変えてみる(条件制御)」
 「調べたことをくらべてみる(比較)」
 「ごむの本数ととぶ高さは関係あるかも(関連付け)」

 中には、「ごむの本数」「ごむの長さ」「紙の枚数」と「跳ぶ高さ」の複数の関係まで考える、「三体問題」に思考を膨らませる子供の姿もありました。