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これは行かないとダメでしょう! 台風が気になりますが、長い帯状の高気圧が張り出していて、風もほとんど吹かない状態が長く続きそうです。 |
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一時間ほど睡眠を取り出発。 本当は朝4時には出たかったのですが、もう5時20分です。 昨年に比べて、登山口のバリケードが厳重。 しかしボーダーやスキーヤーにはそれを乗り越えていきます。 一割くらいは通常登山者。 |
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朝日に輝く富士山です。山頂は近いように見えるのですが・・・ ここで早くも誤算。 雪面がアイスバーン状態で、スキーシールがききません。 スキーを背負って富士山を登らねばならなりません。 スキー靴で長時間歩いた事がないので、不安が残ります。 行ける所まで行ってみましょう。 |
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こんなストックが発売されていました。 ブラックダイヤモンド製。 後で調べてみたら、ブラックダイヤモンドではなく、後付けのようです。メーカー不明。 |
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上を見上げ、ひたすら登るのみ。 8合目を過ぎ、空気が薄くなってきます。 ペースダウン。 |
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今日もアイゼンが無いと難しいです。 このアイゼンはスキー靴用に買ったわけではないですが、スキー靴にも付ける事ができて助かりました。 バックルに注意しないと、紐が届かなくなります。 |
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9合目を過ぎて下を見ると・・・こんなにも人が登っていました。 写真では斜度がゆるく見えますが、 固いアイスバーンのために、スリップしたら止まらずに落ちていく傾斜です。 一番手前の登山者はピッケルで確保しながら登ってます。 |
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二年ぶりの山頂です。 前回はスキー靴の歩行に自信が無く、登山靴でスキーとスキー靴を背負って登りました。 今回はスキー靴で登る事が出来ました。 まだ12時前なので、火口へ降りて登り返しで2時間かかっても大丈夫と判断。 火口に向けて滑り降ります! |
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剣ヶ峰を少し降りてから火口に入るバーンはこんな感じです。 素晴らしい斜面です。 上部は風のためにアイスバーンになっていましたが、その下からは軽くしまった新雪感覚です。 快適そのもの。斜度は最高で25度くらいでしょうか。 |
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斜度はこんなです。 大きな岩は虎岩です。 |
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火口底で記念撮影。 360度岩が切り立っています。 左の岩が虎岩。 |
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火口の一番低い所にノンアルコールですが、お神酒を上げます。 ついでに犬の散歩。 |
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さて、登り返しです。 アイゼンを付けて、スキーを担ぎます。 標高差が240mですが空気が薄いので、2時間を覚悟して登ります。 しかし50分程度で登ってしまいました。嬉しい誤算です。 |
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登り返して、いよいよ富士山を下ります。アイスバーンです。 天候はそろそろ高気圧圏内から外れ始めたようです。風が強くなってきました。 風で飛ばされた雪片が顔に当たると痛いです。 写真はベンチではありません。山頂の鳥居です。まだ、こんなに雪があります。 ここから次々とスキーやボーダーが滑りおります。 ハイレベルの滑りをする人達ばかりで、見ているだけで勉強になります。 |
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楽しい楽しいスキーでしたが、アイスバーンから、段々とザクザク、そしてザクンザクンのザラメになりました。 6合目の小屋前まで無事に降りることが出来ました。 ここからスキーを担いで車まで30分程度。 |
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富士山、有難うございました。 改めて富士山を見ると、でかい山だな〜、あんな急な斜面をスキーで滑る人がいるのか〜 などと思ってしまいました。 |