これまでに誰も経験したことのない環境の中で、今の子どもたちは生活しています。体力テストや体育の授業、日頃の生活ぶり、各種健康診断の結果を見て、やっぱり気になることがあります。歯科・内科についても影響はあると思いますが、特に「体格」「視力」「姿勢」が心配です。

 遊びや外での活動が減りました。その分、室内で過ごすこと(特に、画面・映像をみること、ゲームをすること)が増えたことでしょう。ずっとゲームをしていたら、姿勢や視力に影響が出ます。体を動かさないと体重が増えることにつながるかもしれません。

 今は、感染症から命を守ることが最優先されなければなりません。ですが、健康や安全にも気を付けなければならないと考えます。子どもが年齢を重ねた将来、成人病などの大病に結び付かないよう、今こそ私たち大人が、子どもの栄養管理(バランスのとれた食事に提供)、睡眠管理、体の治療、基本的生活習慣の徹底(早寝・早起き・朝ご飯・朝うんち、決まった時刻の食事や就寝)などをしっかりやらなければならない時なのだと思います。