もう一つの干支を! ~ 3学期始業式

◆3学期始業式の講話◆

おはようございます。あけましておめでとうございます。今日から3学期の始まりです。

今年は、亥年です。「えと」という昔の年の数え方で、12番目の年です。日本では、うまれ年の動物で、その人の性格を決める風習がありますね。
みなさんの中には、こんなことを思った人はいませんか?
ぼくは、どっちかというと強そうなとらがいいな! 運動神経抜群のうま!
わたしは、かわいらしいうさぎがいいな

残念ですが、自分で干支は決められません。
でも、よーく考えてみてください。生まれた年で、その人の性格が決まるだろうか?
なんで昔の人はこんなことを考えついたんでしょうか?
私は、みんなが上手く暮らしていけるように、12の性格を考え、それに動物を当てはめたのではないでしょうか?

人が考えたことだから自分の干支は変えられないけれど、今年一年で、こんな自分に変身したいと思ってもう一つの干支を自分で決めてもいいはずです。
つまり、2つ干支をもつことです。
そうしたら、自分と考え方が違っている人の気持ちに近づくこともできると思います。

今日は、みなさんは、教室で、めあてを決めると思います。
その時、2つの干支をイメージしてめあてを考えてほしいと思います。
一つは、自分が頑張ること  
一つは、周りの人たちとがんばること
確かに、自分一人でできることもあります。
でも、多くの人と協力することで大きな成果もつかむことができます