
職場体験会
8月6日午後、月例坐禅会の前に、田上中学校2年生、江口祐太君、熊倉友樹君が、職場体験に来てくれました。
甥の小学3年・佐藤孝昭も一緒に参加しました。孝昭は、14日に、東龍寺の檀家25軒、棚経を勤めてくれました。因みに住職の私は、昭和41年・小学5年生から、棚経を勤め始めました。自分の子供の頃の事を思い出し、檀家の皆さんが、自分を喜んで迎えてくれたその積み重ねの力が、現在の私の源のように思えます。瑩山禅師の「瑩山(けいざん)今生の仏法修行は、この檀越(のつ)の信心に依って成就す」のお示しがとても有り難く感じられます。孝昭も母親(私の妹)の実家のお寺でのお勤めではありますが、このご縁を大切にして、僧侶の道を歩んでくれたらと願っています。
江口君・熊倉君は、お坊さんになることはないでしょうが、一つ一つの仕事を丁寧に真心を込めて行っていく事の大切さを肌で学んでくれたら有り難いです。これからも充実した中学生生活を送られるよう念願します。

<線香立等の香炉直しの様子>

<お経の練習の様子>
<お経の練習を終えて>
水子地蔵、並びに観世音菩薩 大祭
残暑が和らいだ中で、約250名の参詣者のもと、水子地蔵様へ供養と、観世音菩薩・お遍路像への供養をお勤めしました。特に、一年間の納められた写経を地蔵様と観音様の台座に納めました。
説教は、今年もお元気で、阿刀隆信大僧正から、お勤めいただきました。

<法要>
<西生寺・阿刀隆信大僧正のお説教>
家族で愛地球博へ
お盆の行持をすべて終えて、家族で(母に留守番をお願いして)、愛地球博へ行って来ました。ロボットや大パノラマの映像や、1万8千 年前のユカギルマンモスの毛の生えている様子が当に生きているようでした。
一番、ホッとしたのは、博覧会の雑踏から少し離れた所にあったサツキとメイの家でした。昭和30年8月26日丁度50年前の新聞が配られ、何か昭和30年代にタイムスリップしたようでした。娘たちまでもとても楽しそうだったのが印象的でした。戸が引き戸で皆開け放たれる開放感や木の温もり、食器やテーブルが小さくて質素な感じがとても心地よく感じられました。

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