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9/11(月)「もし~ならば」の考え方 ~ 避難訓練(休み時間、地震発生→大水)

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 本日、20分休みに避難訓練をしました。想定は、強い地震が発生しグラウンドに避難後、明け方近くまで降り続いた大雨による大水の危険があるため、体育館に避難する内容でした。

◆今回の避難訓練のテーマは、地震と大水が同時に起こったら、どうするか。
 しかし、地震と大水の避難は、違うところがあります。例えば、地震は、建物の外に出ることが大事です。倒れるかもしれないから。反対に、大水は、高いところ、須田なら学校の2階3階と上にいくことが大事です。
 では、地震と大水が同時に起こったら、
 普通に、外に出て、それから校舎の中へ逃げればいいのでしょうか。でも、地震の際は、「お・か・し・も」の「もどらない」の約束があります。
 このために、今回の避難訓練では、グラウンドから校舎に戻る際に、先生方がまず二次避難場所(体育館)の安全の確認をしました。あたり前のことですが、訓練内容に位置づけました。窮屈な場所でしたが、体育館ステージ上に全員避難することにしました。
 最後に、子供たちには、何故このような避難方法をとったか説明した後、次のことも合わせて話をしました。

◆「もし~ならば~」という考え方で、その時その時で行動しなければなりません。
 では、もし~と考える力はどうすればつくでしょう。
 まず、たくさんのことを知っていることが大事です【知識】。学校内の避難経路(頭上の設備)、地域でも同じことが言えます。時折、意識をすることは大事です。 
 次に、いろいろな考え方があることを知ることが大事です【スキル】。普段から他の人の話をよく聞く態度が大事です。「よく聞く」とは、「自分とは違う考えがあることを認めて話し合う姿勢で聞く」ということだと思います。
 
 災害は時間割通りには起きません。その場に6年生と2年生しかいない。2年生と1年生しかいない。同じ2年生でも行動の仕方は違ってきます。普段から、人の話を「よく聞く」態度を身に付けてほしい。

◆地震・大水時の避難の基本方針(防災教育についての考え)
 http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/cgi/diary.cgi?no=605