ミニ法話会

第4回 平成16年

講本 菩堤薩夕四摂法

多くの皆様のご参加とご協力により、第三回眼蔵会(平成16年5月20日〜22日)を無事円成することができました。
今年は、宿泊し、全日程参加される熱心な聞法者が増え、有り難かったです。来年も、ご案内しますので是非ご参加ください。

二日目の晩課・釈尊降誕会出班灌沐(夕方の勤行)の後、参加者皆で記念撮影 [5月21日]

開講式

今回は、参加者の皆さんに菩提薩タ四摂法の巻を最初に写経していただきました。
皆真剣に取り組んでくださり、時間が許せば毎年やっていただいてもいいかなあと思っております。

本講中の講師・駒沢短期大学教授・角田泰隆老師。
昨年まで、本堂で講義をしていただきましたが、今回は、照光殿一階で、写経・講義・薬石の飯台をやりました。照明が明るく、使い勝手が良かったようです。
昨年御寺坊(長野県伊那市常円寺)の住職になり、大学へも通われる多忙の中、お勤めを戴きました。

第一日目の夜七時から、略布薩という日頃の罪科をきれいに懺悔する法要を行いました。(第三回から行っている)参加者の皆さんも一緒に五体倒地の礼拝を行じてもらいました。

坐禅堂での食事の様子
小食(朝食)、中食(昼食)は、照光殿二階の坐禅堂で、薬石(夕食)は照光殿一階で、行いました。参加御寺院並びに一部在家の皆さんから浄人(お給仕)をしていただきました。

暁天(朝の坐禅)、昼(坐禅・お昼の勤行)夕方(坐禅・晩の勤行)、夜坐(夜の坐禅)と修行しました。
二日目の夜坐(夜の坐禅)は月例坐禅会も兼ねましたので、満衆の
坐禅でした。右の写真は、夜坐で正法眼蔵坐禅儀を読誦しているところです。

二日目の晩課で行われた釈尊降誕会法要で、参加者の皆さんに、お釈迦様誕生仏に甘茶で灌沐している様子。

二泊三日で、合せて六回の食事を作ってくださった石高師と伯母の伊比さんです。他に、寺の勝手の長沢さん、母、妻が一生懸命にやってくれました。
今回は、いつもお願いしている僧侶の皆さんが都合が悪く、石高師にたいへんご負担をおかけしました。
道元禅師は、食事を作る役を典座(てんぞ)といって重きをおかれました。お陰様で参加者皆が修行に専念出来ました。

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