天は我の味方なり
いざ出陣でござる。

其の参

大畑〜（４０分）〜大源太山山頂〜（９０分）〜ムラキ沢出合〜（２０分）〜 謙信ゆかりの道分岐〜（10分）〜旭原登山口

こんな所に地塘があるなんて前ばかり気にしており気がつかなかったでござる 爺はやる気持ちは解るけれどリラックスリラックス。

爺ほらシラネアオイさんもさいているよ。 姫、さようでござる少し急ぎすたでござる。

爺でもこうして見るとなかなか険しそう。 姫、心配御無用でござる。

	爺山頂が二つの分かれているんだそれにしても誰にも逢わないよ。
	姫、さようでござるな一人とも逢わないのも、ちと寂しいでござるな。

	これより核心部にむかうでござる。
	爺だんだん急登になってくね。

	その前に後ろなど見ておきましょう。
	爺上州も晴れてきたんだだね。

姫まずは第一の鎖でござる 爺大丈夫これ位はだよ〜〜〜。

姫、これがだい２の鎖場でござる 爺この鎖もなんとかＯＫだよ〜〜〜ん。

爺よく見るとやっぱり恐いね。 姫、この後のだい３の鎖が一番くせものでござる。

爺この鎖場は垂直でないかい、ここで足をすべらせたお陀仏だね 姫、さようでござるここが一番緊張する鎖でござる。

だい３の鎖場を登り切ると
大源太山の山頂が見えてきた。

	姫ここまでくればもう安心でござる。
	爺、最後の鎖はえげつなかったね。

爺、やったねお疲れさん 姫もお疲れさんでござる登ってしまえばこんなもんかとおもうでござるが、やはり登る前はすこし不安でもあったでござる。

大畑から40分ようやく登りおえた
爺と姫は30分ほど山頂で休憩をした。この間にも誰一人として
七ツ小屋山方面からの登山者はいなかった
山頂にはすべて大源太山の往復の登山者であった。

	姫。そろそろ下山するでござるもう一度谷川連邦にご挨拶でござる
	爺、今度は東側の朝日岳方面を歩いてみたいね。

こちらもなかなかの急下降でござる注意でござるぞ。 爺大丈夫でも下山時のほうが事故がおおかったね。

爺急下降だったねでも景色は最高だねこの弥助尾根は 姫さようでござる大源太山は何度登ってもいい山でござる。

爺休憩しよう 姫、さようでござるなこれからも急降下の登山道でござるに。

ぶな林を過ぎても急降下の登山道が
ムラキ沢出合まで続いている。

	姫。ロ-プの急下降もおわりでござる。ムラキ沢出合にでたでござる
	爺、下りの我々はいいとしても登りとなるとかなりの急登だね。

爺今朝はこちらから登ったんだ

爺ほんとにおつかれさんこちらのコ-スはお花がほとんどなかったねしゃくなげも終わっていたしやっぱ謙信侯さまさまだね。 姫もおつかれさんでした謙信ゆかりの道がこんなにも素敵な道とは思いませんでした。

朝の7時より歩き始めて「謙信ゆかりの道」経由で
8時間を費やした大源太山もようやく駐車場の戻った
姫と爺であったが疲労感はまったくなく充実の登山であった。

	其の壱	旭原登山口〜（１０分）〜謙信ゆかりの道分岐〜（１１０分）〜シシゴヤノ頭
	其の弐	シシゴヤノ頭〜（６０分）〜蓬峠分岐〜（６０分）〜七ツ小屋山〜（２０分）〜大畑
	其の参	大畑〜（４０分）〜大源太山山頂〜（９０分）〜ムラキ沢出合〜（２０分）〜 謙信ゆかりの道分岐〜（10分）〜旭原登山口

めでたし　めでたし