本日午前中、全校で「体力テスト」を実施しました。
ここで、「体力」と書きましたが、体力にも2種類あります。防衛体力と行動体力です。
◆防衛体力 … 環境の変化(気温の変化や湿気など)や状況の変化(躓いた等)への適応力です。例えば、「同じ寒さ寒さなのに風邪をひかない」「躓いた時さっと手を出して地面からの衝撃を弱める」など、自分の身体を「防衛」するための体力です。
◆行動体力 … 筋力や瞬発力、持久力、柔軟性など、運動をする上で必要な体力です。「体力テスト」は、この行動体力を計測します。
小学校の段階では、「巧みさ」、つまり、手足の使い方、バランスのとれた身体の動かし方、ボールや道具を扱う感覚などを、楽しむことが大切であると言われています。
さて、今日計測した「反復横跳び」「上体起こし」「立ち幅跳び」は、巧みさに大きく関係していますし、「長座体前屈」は柔軟性を測定することからも「防衛体力」にも影響してきます。
◆年齢別の平均 → http://www.mext.go.jp/component/b_menu/houdou/__icsFiles/afieldfile/2009/10/13/1285568_1.pdf
◆体力データを入力すると、結果がグラフ化されるサイトへ →
https://www.recreation.or.jp/kodomo/check_up/radar-input.html