記事一覧

5/8(月) 撓む・曲がる・折れる 1学期のめあては? 全校朝会

ファイル 423-1.jpg

 大型連休後の全校朝会で、久しぶりに子供たちと再会しました。朝のひまわり隊による挨拶運動の際も、元気な子供たちでした。
 さて、1学期も早1ヶ月も経ち、1学期のめあての進み具合を、手を上げて評価してもらいました。
 100点満点(数名)、半分達成(4分の1程度)、まだまだ(4分の3程度)でした。

 このことを、校歌の歌詞の中にある「撓まぬ」という言葉とつなげて話しました。

 アルミの針金に力を加えると「曲がる」。曲がると、「自力では元に戻る」ことができない。100m走を1位になると(願っても)実現はなかなか難しいです。そうなると、「1位になれないから、いいや。」とあきらめてしまいます(曲がった状態)。
 次に、
 木の枯れ枝に力を加えると「折れる」。折れると、「自力では元の姿に戻る」ことができません。テストで1
00点をとると(願っても)実現は難しい。それが何度か続くと、「どうせ頑張っても無理。」と落ち込んでしまいます(折れた状態)。
 それでは、
 1mの竹定規に力を加えて「曲がっても」、「折れる」までに手を離せば、元に戻る。これが「撓む」です。
100mで1位になりたい。でもすぐにはなれにだろう。とすぐにあきらめずに、「今自分ができること」をしてみる。例えば、腕の振り方や足の上げ方を工夫してみることは意味があります。

 つまり、あきらめそうになった時、「曲がったり」「折れたり」しそうになった時、「今の自分に出来そうなことに取り組む(撓む)心をもつことが大事、という話をしました。

 ※校歌の歌詞では「撓まぬ」(撓まない)ですが、すぐにあきらめない心を表しています。