雨飾山
1984m
2005年10月26日


第2幕
「秋涼爽快にて候」

爺、あそこが荒菅沢。
姫さようでござる。沢に下りてからの御楽しみでござる


爺、あ〜〜らすげいさわ(~o~)。
姫、親父ギャグでござるか臭。わいどでござる。


爺、広くて明るくてなかなかいいじゃんこのあ〜らすげい沢は。
姫、すこし近づいてみるでござる。



今度は縦にしてみるでござる


爺、雨飾山は名前からすると女性的な姫みたいに美しい山だと思っていたのに男山かなあのもっこりは。それともオッパイかな。
姫、もっこりは月山でござるがもし女山ならなかなか手ごわい山でござるな。
爺、奥方とどちらが手ごわい?
もちろん・・・・・・・・


姫。まだまだ先はながいでござで。この沢からの登り返しがキツイでござる。
もっこりさんまた帰りによるねそれじゃまた。



爺、どうしたのこんなにすばらしい青空と絶景と凛とした秋の風を堪能できるのに。
姫、はやはり若いでござるな。爺はいままでの楽チン山行のつけが出始めたでござる。


爺、ゆっくり登ることにするね。4時間でいいんだから。
姫、さようでござる。ゆっくりいっぱい撮るでござる。


爺それにつけてもあおいそらは気持ちがいいね。
姫さようでござる。よかったでござる


爺、ジェット機が飛んでいるよキャッチできるかな。
姫、あせるでござるがこんなもんでいかがかな
今の爺の腕ではこんなもんかな


爺あの稜線を歩いている人たち見えるね。
姫さようでござる。まもなく稜線にでるでござる。しかし苦しいでござる


爺、あそかから稜線かなじいファイト。
姫、がってんだい。
爺、声が小さい!!
がってんだい



爺、稜線にでたよ。気持ちいいね。秋涼爽快だね。
姫、なかなかむずかしい言葉をご存知で。何時勉強されておるのです。お城では食っちゃ寝でごるに。
爺の見えないところでしっかり勉強しているのよ。


爺。白い雲もいい感じだね。
姫さようでござるな。


爺ゆっくり登ろうね。
姫ありがたいお言葉でござる。爺は小便がたれそうでござる。
爺はやっぱり「あほ」だね


爺なかなかなか高度間があるじゃん。このあたりかな渋滞ポイントは。
姫さようでござる。あの梯子あたりがどうも。


爺の手前が金山そして焼山、奥が火打山かな。
姫さようでござるな。


爺ここが笹平だね。
姫さようでござる。日本海がもっとよく見えると思っていたでござるにちと遅かったでござるな。今10時でござるに。残念。



山頂はあのもっこりでなくおわん型なんだ。
姫さようでござる。でもあのおわんがたのお・・・が手ごわいででござる。



爺、反対側はこんな感じなんだ。あのいちばん奥のやまが爺の好きな天狗さんが住むという権現岳だね。その手前のぎざぎざの山は。
姫申し訳ありませぬ。ちと存知あげません。
爺、勉強不足だね。


姫そろそろお・・・にむかうでござる。
爺はやっぱり「あほ」だね。


爺ここが梶山温泉口の分岐点だね。
姫さようでござる。前はこんな看板なかったでござるが。


爺みなさん手強そうに登っているね。。
姫さようでござる。最後のお・・・がキツイでござる


爺これが荒菅沢からみた布団菱。
姫さようでござる。


爺。ふりかえれば。あ〜〜らすげいさわだって。
姫さようでござる。それではふりかえるでござるぞ。




爺この沢の下からのぼってきたんだ。
姫さようでござる。よくぞここまで着たでござる


爺あの男性も苦戦しているようだねこのお・・・に。
姫ちがうでござる、。彼は愉しんでいるでござる。


爺、少し休憩するね。
姫ありがたいお言葉。爺は愉しむ余裕はありませむ。このお・・・に、もがき苦しんでおります。


爺やったね4時間ぴったしだね。
姫さようでござる。ようやくたどり着いた出ござるこれが南峰でござる。


爺こちらは北アルプスだね。
姫さようでござる。こちらが北峰でござる



爺いい場所があるよ。
姫さようでござる。開いていたでござるな北峰のここが風も防げて景色も堪能できる穴場でござる
爺、昼食にしよう。
姫さようでござるな。爺は燗娘で一杯。
爺、解ったよ雨飾山はハ−フなんだ
姫もそうとう「あほ」でござるな(~o~)


第1幕
「紅黄に染まりて候」
第2幕
「秋涼爽快にて候」
第3幕
「彩りの秋にて候」

めでたし めでたし