放山
1190m
2012年5月5日


二章
「撤退のご褒美」



放山に向っていざ出陣です。


少しして尾根上は藪の為海側にトラバ−スします。


笹倉温泉方面でしょうか。


ぱのらまです。


焼山の右側から高松山と昼闇山、右隅は鉢山です。


左から鉢山、駒ケ岳、阿弥陀山、烏帽子岳、青海黒姫山は雲海の中です。






不動山にむかって雲海が棚引いてきました。


そして焼山にも雲が湧きあがってきました。


やばいです。



すろ-もしょんを見ているように少しづつ雲が広がってきました。


放山方面も雲が棚引いてきました。



今のうちにず-むです。



これよりいったん下って鞍部に向いますその前にここで休憩です。


火打山にも雲が広がってきました。


やばいです。


やばいです。


これはますますやばい事になってきました。






いったいどうなっていくのか。


やばすぎます。白馬岳の遭難事故が脳裏をかすめます。


すこし様子を見る事にしました。


焼山には陽がさしこんでいます。




一瞬がすがとれましたここで思案です。
前進か後退か・・・がすが切れた今のうちに撤退する事にしました。



またしてもがすが湧きあがってきました。

なんとかがすのなか放山まで戻ってくるとなんと登山者の姿が見えました。お二人はスノ−シュ−で富山県から来られた方で今回で3回目らしく私と同じく空沢山をめざしたがこのがすで途中で引き返してきたとの事です。ここまでくればもう迷うことはないので私もここでしばらく様子を見る事にしました。


一瞬の晴れ間です。


今のうちにです

おふたりもこのチャンスを逃さないように撮影を始めました。


しかしなかなかスカッと晴れてくれません。




期待しながら待ちます。


もう少しですがなかなか。


鉾ケ岳はお頭のみです。


幻想的でこれはこれどいいのですがやはり。




すかっと晴れてくれません。
先ほどの富山からのお二人は諦めて帰って行きました。


まだ時間的には充分余裕があるので
いましばらくまったりと待ってみました。



待った甲斐がありました晴れ間が広がってきました。


晴れ間が広がってきた時に今度は若いスキ−ヤ−の二人が登ってきました。
若いお二人は楽しそうにぱちりタイムを楽しんでいます。







焼山もスカッと晴れて来ました。




晴れ間のチャンスにお互いに撮り合いました。




朝の感動のよみがえりです。


日本海方面は相変わらずの雲海です。


内陸部に入るに雲は無くなります。




絶景が広がってきました。






若い二人も絶景を堪能したのでスキ−場に帰ります。


私も充分満足したので帰る事にしました。




遠くで雷鳴が聞こえてきました。
急がなければここで雨具など着たくありません。


下りのリフトに乗ります。下りは料金は要らないそうです。
周りはまたしても雲が広がってきました。




無事スキ−場に戻ってきました。 権現荘にて入浴して帰りました。

当初の予定だった空沢山まではいけませんでしたがすばらしい放山でした。
近年稀に見る絶景に感動ものでした。かならず再来です。


めでたし めでたし