東谷山
1553m
2011年4月17日


一章、二章
「歯がゆい撤退だにゃぁも」

三章
「桜吹雪と絶景に乱舞だにゃぁも」

伯父様、あれ日白山ではなかったのですか。
江、それがじゃ。まあなんというか歯がゆい撤退劇になってしまっただにゃぁも。まあ語るには恥ずかしい事だにゃぁもお世話になった長岡の君の事は話さなければ失礼になってしまうので、あえて公表することにしただにゃぁも。

「日白山」登山はもう何年来の憧れと願望だっただにゃぁも。今年こそ今年こそと思いながらチャンスを狙っていただにゃぁも。準備は完璧、天候も快晴昨晩の雨は樹氷になっているはずと。こんな条件の良い日はもうないとおもっただにゃぁも。もう昨日しかないと勇んで高速を飛ばし登山口へ向っただにゃぁも。


江、二居集落の地王堂川沿いの除雪最終地点の籠場に到着すると長岡ナンバ−の君が一人スキ−の準備をしていただにゃぁも。聞けば過去に2回日白山は滑っているらしく準備も終り先に出発していっただにゃぁも。これでトレ-スはばっちしなどと内心喜んでワシも出発しただにゃぁも。

ところがしばらくすると彼に追いついてしまっただにゃぁも。しかたないのでまあ林道を詰めればいいので先に30分程進むと右の画像のような分岐点がでてきただなゃぁも。どちらにも多くのトレ-スがあり思案していると彼は左でOKとのことで先に進んだだにゃぁも(彼曰くどちらでも最終地点は同じらしい)。
伯父様、股も他力本願ですか。
江、いや今回はしっかりとみなさんの山行記録を頭のなかにインプットして地図まで持っていっただにゃぁも現実と画像ではやはり違っていたということだにゃぁも。今回の大震災と同じでだにゃぁも。

江、籠場から40分程で地王堂川の左岸に移ったただにゃぁもここまでは予定どうりの行程だったただにゃぁも。

江、杉の植林地を抜けていよいよ本格的な登りになっていっただにゃぁも。


江、だんだん高度を上げていくにつれ一抹の不安が頭を持ち上げてきただにゃぁも。それは思っていたよりも雪面の状態が昨日の雨と今朝の冷え込みでアイスバ−ン化していただにゃぁも。ピン付き長靴だけで登るには不安になってきたので軽アイゼンを付けたが斜面が急になるにつれ不安が増幅していっただにゃぁも。
伯父様、ピッケルは持っていかれたのですかアイゼンは。
江、ところがピッケルもアイゼンも籠の中においてきただにゃぁもこれが失敗だったにゃぁも。
伯父様、なぜにせっかく持ってきたのに使わなかったのですか。
江、それは太陽が上がれば雪は腐ってくると思っただにゃぁも。


江、朝日に照らされた木々の樹氷は輝き始めすばらしい光景が始まっただにゃぁも。なんとか踏ん張ってのぼっていっただにゃぁも。


江、長岡の彼もまさかこんなにもアイスバ−ンとは思わなかったらしくこんな斜面を滑り降りるのは好きではなと話していただにゃも。後続は誰も登って来ておらずここまで二人だけの登りだっただにゃぁも。

足元はますます固くなるに従いすばらしい樹氷が展開して来ただにゃぁも。長岡の君はGPSを持っておりル-トを確認しながらの登りだっただにゃぁも。終始彼から先頭になってもらい稜線の鞍部を目指して登っていっただにゃぁも。


江、籠場から2時間が過ぎた頃長岡の君はこのままスキ−を担いでの登りは無理なのでGPSにインプットしてあるルートを外し左の尾根から登ると言い出しただにゃぁも。
伯父様も一緒に連れて行ってもらったんですよね。
江、それがじゃ彼はこのまま進めばまもなく稜線に出れるはずなので心配は入らないと話してくれたので彼とはここより別行動をとっただにゃぁも。
伯父様、どうしてなのですか。
江どうしてなのかいまだ解からないだにゃぁも。しいて言えば彼よりも稜線に早くたどり着きたかったのかもしれんな、


江、足元はアイスバ−ンなので慎重に稜線を目指して登っていっただにゃぁもそれにしても朝日に照らされた木々の樹氷がすばらしいかっただにゃぁも。




江、ますます急登になりゆっくりゆっくり登っていっただにゃぁも。




江、ここでとうとう軽アイゼンでは後ずさりするようになってきてしまっただにゃぁも。ここで残念無念撤退を決めただにゃぁも。もしもこのまま登り続けて滑落したとしてもまあ死にはしないが怪我でもしたら長岡の君に迷惑をかけてしまうことになるのでここで引き返す事を決断しただにゃぁも。彼に大声で下山を伝えて残念だが撤退しただにゃぁも。


江、一番右の頂が日白山だにゃぁも。悔しいやら歯がゆいやらだったにゃぁも。
伯父様、籠に戻ってもう一度登ることは考えなかったのですか。
江、考えなかっただにゃぁも。それよりも平標山か二居峠からの東谷山かのどちらかと思って籠場に戻っただにゃぁも。籠場には4つの籠が新たに置いてあったが下山の途中に出会ったのは二人だけだっただにゃぁも。



東谷山
1553m
2011年4月17日

二章
「春爛漫の桜だにゃぁも」




江、時間的にはまだ10時を少し回った時ゆえ先ずは二居峠の様子を見に籠を進めただにゃぁも。すると峠口には籠が一籠とめてありなんと今日登って行ったと思われるトレースがたくさん付いていただにゃぁも。たしか2時間30分位で山頂につけるはずなので気を取り直して東谷山を目指しただにゃぁも。
伯父様、高い油を使ってせっかく遠くまで出かけたのですから良かったですね。
江、まあ日白山までは行けなかったが喜びも中くらいだっただにゃぁもお花見を出来たことだしまあ良しとする事にしただにゃぁも。
伯父様、今年は雪が多いので今一度チャンスがあるかもしれませんね。
江、今年はどうかしらないがタカマタギからの日白山もいい感じらしいだにゃぁも。それはさておき東谷山だにゃぁも
江、二居峠の登り口にある民宿「みはらしや」さんの脇から登っていっただにゃぁも。登り初めて直に鳥居があったのでお参りして登っただにゃぁも。
江、東屋に到着だにゃぁも左は峠道だがここより送電線の鉄塔を目指して真っ直ぐ斜面をのぼっていっただにゃぁも。


江、まあいけるとこまで行って駄目だったら引き返そうと思いながら鉄塔を目指しただにゃぁも。




江、平標山だにゃぁもちょっぴりこっちでも良かったかななんておもったりもしただにゃぁも。
伯父様、。
江、だにゃぁも。


江、鉄塔手前になると監視路が露出しており今年初の土の感触と落ち葉を踏みしめた時の音色を楽しみながら鉄塔を目指しただにゃぁも。

江、鉄塔にたどり着くとなんと男性スキ−ヤ−が一人登っていただにゃぁも。これには驚いてしまっただにゃぁも。まさかこんな時間に登る人がいるとは。男性はこの後もデジイチでぱちりぱちしながらゆっくりと登ってきただにゃぁも。
伯父様よりも遅くなったのですか。
江、そのとおりだにゃぁも。まあスキ−だから帰りは早いだろうが。しかし、こんなところでゆっくりしていてはせっかくの樹氷が溶けてしまと思うがまあ人それぞれゆえわしはとにかく急いで樹氷を目指しただにゃぁも。


江、なんとか樹氷が溶けずに待っていてくれと願いながら急登の尾根を登っていっただにゃぁも。


江、とは言うもののやはりこんな風景ならばぱちりタイムだにゃぁも。


江、仙ノ倉山のず-むだにゃぁも。
伯父様、平標山のず-むはないのですか。
江、さきほどず-むしたので今回はなしだにゃぁも。


江、帰りは逆光になるので一枚だにゃぁも。


江、樹氷を目指して登っていると今度は女性の単独者が下山してきただにゃぁも。どうみても大きなリックからしてテン泊だったようだったにゃぁも。このような山魂を単独で行動するとは只者ではないと思っただにゃぁも。
伯父様、お話はしなかったのですか。
江、ただ挨拶しただけだにゃぁも。
伯父様、もったいないどうしたのですか。
江、お話よりもワシは樹氷のことが気になっていただにゃぁも


江、尾根の急登も終り登り始めてから2時間弱たっていただにゃぁも。時間はもうお昼を過ぎていたがなんとかまだぶな林の樹氷は溶けずに残っていてくれただにゃぁも。もう感激しただにゃぁも。もう山頂などどうでも良いと思っただにゃぁも。
伯父様、もうもうが多すぎません。
江、ことしはピョんピョんだにゃぁも。
伯父様、。


江、だにゃぁも。
伯父様、。




江、だにゃぁも。
伯父様、コメントはないのですか。
江、だにゃぁも。


江、春爛漫お花見だにゃぁもこんなきれいなお花見ができるとは思ってもいなかったのでもう感激しまくりだったにゃぁも。きらきらと輝く様はまるでダイヤモンドダストのような感じだっただにゃぁも。








江、しだれ桜だにゃぁも。






江、春爛漫ブナ桜乱舞だにゃぁもゆっくりお楽しみあれだにゃぁも。
伯父様、秀吉には負けていませんね。
江、もちろんだにゃぁも。




江、♪矢沢永吉だにゃぁも〜〜〜〜♪。




江、此処ぞとばかり鉄砲の乱れ撃ちだにゃぁも。
伯父様、弾は大丈夫だったのですか。
江、いままであまり撃たなかったのでたっぷりあっただにゃぁも。


江、乱舞乱射だにゃぁも。
伯父様、。
江、だにゃぁも。
伯父様、。




江、ブナ桜乱れ咲だにゃぁも。




江、苗場山、神楽ヶ峰、霧の塔、桜だにゃぁも。


江、春爛漫ブナ桜乱れ咲が終り今度はダケカンバ桜の乱舞だにゃぁも。
伯父様、ぶな林桜の次はダケカンバ林桜ですね。
江、そうだにゃぁも。


江、そのまえに定番苗場山をもう一枚だにゃぁも。


江、呼吸を整えてイザ出陣だにゃぁも。
伯父様、出陣といえば今年の「酒の陣」は東日本大震災の為に中止でしたね。
江、残念だったにゃぁも。しかたがないだにゃぁも震災にあわれたみなさんのことを思うに。
伯父様とか何とか言って翌々日の13日に菱ガ岳五頭山縦走に出かけてでしょ、
江、まあそれとこれとは別だがいまだ未完成だったにゃぁも、


江、これからのすばらしいダケカンバ桜の華麗な舞は言葉は要らないだにゃぁも。
伯父様、そうですね今回だけは許しましょう。
江、だにゃぁも。






江、だにゃぁも。
伯父様、。


江、ぴんく桜だにゃぁも。


伯父様、上の方に白いシミみたいなのがありますが。
江、あれはシミではなくて桜だにゃぁも風で桜が舞っておるだにゃぁも。






江、青い空そして純白の桜達と、もうたまらんかっただにゃぁも。ここまで良く歩いてきたもんだにゃぁも桜がなければとっくにまたしても帰っていたかもしれないだにゃぁも。
伯父様、桜さんに感謝ですね。
江、そうだにゃぁも桜さんに感謝だにゃぁも。




江、乱舞したお花見を終り今度は絶景桜の舞だにゃぁも。
伯父様、東谷山からの光景も絶景らしいですね。
江、そうだにゃぁも。


江、もう少しで山頂だにゃぁも。


江、だにゃぁも。
伯父様、!!!!。


江、日白山の山頂が見えてきただにゃぁも。
伯父様、万太郎山もでっかいですね。
江、そうだだにゃぁも日白山山頂に人影が見えたのでず-むしてみただにゃぁも。


江、左の男性二人は埼玉からそして右の5人は新潟市内からだにゃぁも。


江、平標山新道の地塘も見えて来ただにゃぁも。
伯父様の大好きな地塘ですね。
江、そうだにゃぁも。


江、今三度目の苗場山だにゃぁも。




江、そして大好きな茂倉岳も見えて来ただにゃぁも。


江、パノラマ絶景桜だにゃぁも。


江、地球は丸いだにゃぁも。




江、いよいよ山頂だにゃぁも。
伯父様、もったいぶらないでください。
江、もったいぶるだにゃぁも。
伯父様、11111?。

三章
「桜吹雪と絶景に乱舞だにゃぁも」

めでたし めでたし