巻機山
1967m
2010年8月30日


二章
[オフコ−スにて候」


お龍、割引岳で気持ちよくうたた寝をしていたら寒さで目覚めたぜよ。いつの間にか青空はなくなり厚い雲が湧き上がってきていたぜよ。まあゆっくり出来たことでもあり下山することにしたぜよ。



お龍、視界は効かず肝心な越後三山などは展望する事が出来なかったぜよ。
龍馬はん、もう草原は秋の気配やき。
お龍、そうなんぜよ下界は猛暑でも花たちはこれから訪れる秋の準備をしていたぜよ。



お龍、今日の山頂ということにしたぜよ。本当は地塘など寄ってみたかったけれどこの天気では意味がないので諦めたぜよ。


お龍、避難小屋に向って下っていく途中に竜王ノ池があるんだけれどなぜか青空が広がってきたぜよ。もう少し待っていればよかったかなと何時もの後悔先に立たずぜよ。
龍馬はん、山やさんはみなさんそんな感じやき。
お龍、もうちょともうちょっとが命取りになるやき諦めも肝心ぜよ。
龍馬はん、そうやき無理はいかんぜよ。



お龍、山頂の地塘は連射できなかったけれど竜王ノ池で連射できたからこれで「よし」としたぜよ。






お龍、山頂方面に青空が広がってきたぜよ。






お龍、こんなもんぜよ諦めが肝心ぜよ。
龍馬はん、やっぱり心残りだったんだ。


お龍、それにしてもオフコ−スぜよ。
龍馬はん、ほんまにそうだすね。

お龍、避難小屋にリックを置き水場に行ったぜよ巻機山唯一の水場ぜよ。もう少し早ければさくらさんやちんさんに逢えたけれこの猛暑ではむりだったぜよ。




お龍、まあ冷たくも無いけどしっかり補充したぜよ。
龍馬はん、そうやき下界に下りれば下るほど猛暑になるやき。


お龍、青い空と白い雲の連射ぜよ。まだ玉はたっぷりあるやき。




お龍、青い空白い雲さわやかな登山道でまったく汗が微塵も出てこないいい塩梅だったぜよ。






お龍、ず-むの連射ぜよ。


お龍、しかし陽が陰ると不気味な感じぜよ。



お龍、割引岳が見えてきたぜよ。ニセ巻機山までの登りも苦にならず連射連射だったぜよ。


お龍、にせ巻機山ぜよ。山にはよくにせが多いぜよ。


お龍、ここで巻機山ともお別れやきたっぷりとピストルしたぜよ。







お龍、それにしてもこんな巻機山ははじめてぜよ。今日は朝からいままで誰にも会わない百名山ぜよ。
龍馬はん、時間的に遅いやきそれに午後からは夕立があるらしいやき。
お龍、まあお化けと一緒ぜよ。

お龍、そんな心配もあったけれどやっぱり刻一刻と変わる雲の様は連射したかったぜよ。


お龍、これが最後だったぜよ。実は後ろの方で遠く雷が聞こえてきたぜよ。
龍馬はん、早く樹林帯に下らなければいけないやき。
お龍、そう思って急ぎ足で下ったぜよ。


お龍、いやらしい雲が湧き上がって来ていたぜよ。




お龍、そんな雷を聞きながらもこちらは青空が広がっておりジェット機など連射したりしてまだ余裕だったぜよ。




お龍、ここまで来ればもう大丈夫ぜよ。後は雨の心配のみだったぜよ。


お龍、展望台からの割引岳と天狗岩ぜよ山頂は雲に覆われていたぜよ。


お龍、左の大岩は雨宿り岩ぜよ。これ位だとやっぱりきみまろでもぶれるぜよ。もうじきCメ−カ−から32倍がでるらしいぜよ。そろそろきみまろも痛んできたことだしどうぜよ換え買えなんぞどうかな。
龍馬はん、まだまだ使えるやき。
お龍、そうか・・・・・・・。


お龍、5合目5勺のぶな林ぜよ。そういえばどこかの学校が親切丁寧に合目の間に5勺の標柱を立てていたけどいかがなものかな。


お龍、5合目からの巻機山と米子沢ぜよ今日広井さんとにゃぴさん、粟さんの3人で米子沢を遂行したらしいぜよ。もしかしたらみなさんにお会いできたかもしれなかったぜよ。
龍馬はんの足前ではしょせん置いてけぼりやき。
お龍、その通りぜよ。あの早足にはかなわんぜよ。


お龍、ず-むで連射ぜよ米子沢を一度は登ってみたいぜよそれがだめならせめてあの大ナメだけでも歩いてみたいぜよこの秋にでも。




お龍、4合8勺あたりのぶな林ぜよ。この後が地獄だったぜよ天気は回復し猛暑をモロに味わってしまったぜよ。


お龍、籠場に戻る前に今一度割引岳と天狗岩が見える所でぱちりぜよ。ススキの穂が風に揺れたなびいていたぜよ。もう秋の気配ぜよ巻機山は。
龍馬はん、でも下界は今日も猛暑やき。
お龍、今回は巻機山からみなさんに猛暑お見舞いだったぜよ。

めでたし めでたし