明星山
1189m
2009年11月9日


一章
「古代ロマンの姫の山にて候」

二章
奴奈川姫の粋な計らいにて候」


コース AM7:20ヒスイ峡登山口(2時間10分)竜護ノ尾根(1時間10分)山頂
タイム 登り3時間20分   /  下り2時間。

姫、行ってきたでござるよ。古代のロマンと神秘な池のある「姫の国」の明星山に。
爺、知ってるよ「奴奈川姫」によって治められていたんだぞ。だからこの付近には姫という名が付いている所が多いんだよ。爺「古事記には奴奈川姫と出雲の国の大国主命とのラブロマンスが詠われているんだよ。
姫、さすが同じ姫の事はご存知でござるな。そして大迫力の岩壁は日本有数のロッククライミングのゲレンデとして有名でござる。また、切り立った岩肌には盆栽の王様「糸魚川真柏」が自生しているらしいでござる。
爺、は盆栽は興味はないだろ。花より団子、団子より小判じゃん。盆栽だったら演歌の勝ちゃんか庭師の友ちゃんだな。
姫、さようでござるがやはり日本人のDNAが騒ぐでござるよ爺でも
爺、単に年をとったって事だろ。


姫ロマン姫たる姫の国の明星山でござるが予報がいまいち良くないのでござるがなんとか持ってもらいたいと思いながらの登山でござった。それにもしかするとヒスイの原石なんか見つけたりして・・・・・・・。
爺、やはりロマンより小判か。
姫、はあ左様なのでござるが下山後雨になりがっかりでござった。
爺、邪心を姫が見抜いて雨を降らしたんだ。




姫、ヒスイ峡登山口でござるな籠は10台程停められるでござるかな。この鉄橋の扉を手で開き渡り終え右に進むと登山道の標柱があるでござる。


姫、こんな感じでござるな。以前はヒスイ峡コ−スは道も不明瞭で荒れていてお勧め出来ないということでござるがまったくの余計な心配でござった。
爺、年々登山人口が増えているしジオパ−ク指定のお国だぞ。
姫、さようでござるな。


姫、歩き始めて直に木々の黄葉が出迎えてくれたでござる。


姫、今回は石灰岩の白と紅葉のコラボを狙ってみたのでござるな。
爺、まあ凡人の考えることだな。




姫、微かなお日さまの光りに反対側のお山の晩秋の紅葉が輝き始めたのでござる。


姫、明星山にも少しお日さまが照らし始めて輝きだしたのでござるがこれ以降はお日さまは厚い雲に苛まれ姿をはっきりと現さなかったでござる。
爺、晴天より曇りのほうが紅葉は鮮やかじゃないのか。
姫、さようでござるがやっぱり青空でござるよ。


姫、とは言え紅葉が見頃でござるなこの付近は。






姫、この付近以降はちょっと遅かった感じでござった。




姫、しかしナナカマドがいいアクセントでござる。
爺、ほんとななちゃんがいなかったらただの殺風景な岸壁だな。
姫、さようでござる。


姫、ここからのアングルはこの登山道の定番画像でござる。
爺、知ってるよ。





姫、人面岸壁でござる。鎧を被っているようでござる。
爺、そうかなそういわれればそのように見えなくも無いが。


姫、本当は赤白黄色でもっと綺麗なのでござるが腕が悪くこの程度しか残せなかったでござる。




姫、この一画のみ鮮やかな紅葉をたのしませてくれたのでござる。まだ朝早く光源不足でござるが第2章では鮮やかに燃えてくれたのでござる。
爺、そうもったいぶらずにリンクしな。
姫、まあそれはなしでござるよ。
ケチ爺。












姫、もっと光りをでござるな。






姫、いままでは岸壁の脇で落石を注意しながらの危険な登山道でガレバの連続でござったがここよりサカサ沢に下り渡渉するのでござる。


姫、サカサ沢にも赤いテ−プが多くあり迷う事などまったく心配なしでござった。まあここまでにも登山口からガレバでもテ−プが多すぎる位多くあったのでござる。
爺、まあそれも景観を損ねるから程々にしてもらわないとな。
姫、さようでござる。肝心な所にだけでいいのでござるが。
爺巻機山の沢コ−スなどはみなさん迷うらしいからもっと考えてもらいたいな。


姫、このコ−スの唯一の若ぶな林でござる。


姫、その後ももう一つ枯れ沢を渡渉し竜護ノ尾根の登り口に到着するのでござる。時間も予定どうりでござった。このコ−スは水場の心配をしなくてもいいのがいいところでござるな。
爺、そうだね、でもみなさんの記録ではサカサ沢から竜護の尾根までぐちゃぐちゃ道で閉口したという記事が多いぞ。
姫、その通りでござった。故に爺は今回も長靴で大正解でござった。


姫、そのぐちゃぐちゃ道を登ると今度は鎖の多くある急登が待っているのでござる。鎖を使うようなことはなかったのでござるが。





姫、そしてこのロマンの国の明星山の真打登場でござるな。盆栽の王様「糸魚川真柏」の登場とあいなるのでござる。紅葉の中で白い石灰岩と白い真柏そして松の緑色。こんな情景を楽しめる山はそう多くはないでござるよ。
爺、ほんとだな。




姫、DNAが騒ぎだしたでござる。
爺、和の心だな。
姫、さようでござる。


姫、曇りで視界は効かず残念でござる。左の米山さんのように山肌を削られているのは黒姫山でござる。
爺、これも銭の為とは言え可愛そう黒姫様。
姫、同感でござるな。弥彦山の裏も傷だらけでいたわしいかぎりでござる。
爺さようでござるな。



姫、DNAでござるな。




姫、和の心でござるな。




姫、日本人に生まれてよかったでござる。

姫、もうたまりませんなあ〜〜〜〜〜〜。




姫、DNAが燃えて来たでござる。
爺、騒ぎ出して燃えてきたか。
姫、さようでござる。
爺、灰になれ!!!!。



姫、枯れ松はなぜ白いのでござるかな。
爺、解かるわけないだろ。きっと石灰岩の白い色素が関係かもな。
姫、ほんとでござるか。
爺あばうとあばうと。


姫、これは。
爺、竜ちゃんに似ているじゃん。
姫、さようでござる。故に竜護ノ尾根の所以でござるかな。
爺、尻尾はどこにある。


姫、こちらが竜の尻尾でござるよ。。


姫、きみまろ広角パノラマで作成するとこんな感じでござるな。
爺、足は手は。
姫、足と手でござるか????。




姫、急でDANが燃えた竜護ノ尾根も終りまもなく山頂でござる。
爺、すぐそことかもうすぐとかいいね日本語は。
姫、さようでござるな。

姫、山頂でござるが視界が利かないのでござる。そこでみなさん南峰に向うのでござる。


二章
奴奈川姫の粋な計らいにて候」


めでたし めでたし