巻機山
1967m
2009年7月26日

一章
「丑さんもうちょっとにて候」

二章
「丑さんもうたまりませんにて候」
コ−ス AM 6:00登山口(3時間)御機屋山頂(1時間)牛ヶ岳
タイム 登り4時間/下り3時間(井戸尾根往復)
姫、ニッコウキスゲと言えば越後では尾瀬と三国山とえぶり差岳が定番でござるが「晴れたらいいね」のじゅんこさんの情報によると何年かに一度巻機山が全山ニッコウキスゲで黄色く染まることがあるらしのでござる。
爺、ほんとかなでもほとんど紹介されていないじゃん。巻機山といえば沢登りと秋と残雪期のスキ−が一般的だろ。
姫、さようでござるな。そのじゅんこさんが先週巻機山に登った時にそのキスゲは咲いていたのでござるが少し早すぎた感じでござった。それならば今週が盛りと思い姫をお誘いしたのでござる。
爺楽しみだな。めったに見れない巻機山のキスゲちゃんに会えるなんて。
姫、予報は良くないでござるが霧のキスゲもまたいい感じでござるに期待して登るでござる。

姫、何時来てもこの4合目から6合目までのぶな林には癒されるでござる。
爺、古木ではなく若ぶながいいんだよな。
姫、さようでござる。

姫、5合目でござるな。米子沢は誰か登っているかきみまろズ−ムで。


姫、やはりいたでござるな。
爺、まあ自己責任だからいいのか。
姫、さようでござる。爺も誰か秋の米子沢にご一緒していただける方でもいればいいのでござるが。
爺、沢登りの用の靴とかヘルメットとか地下足袋とかが必要なんだろ。
姫、さようでござるな。山ノ神と相談でござる。



姫、展望所から今度はヌクビ沢はどんなでござるかな。

姫、誰も登っていない感じでござるな。

姫、おや7合目で団体さんが休憩中でござる。籠場には籠はまばらだったでござるが。
爺、団体さんより先で休憩しよう。
姫、さようでござるな。


姫、谷川岳は相変わらず雲がかかっておるでござる。

姫、舞子高原も名前が変わったようでござるな。
爺、爺の時代がスキ−場の最盛期だったんだ。
姫、さようでござる高度成長期の真っただ中でござった。


姫、団体さんが登り始めたでござる爺たちもそろそろまいるでござる。
姫、キスゲが咲いているでござる。
爺、こんなもんじゃないだろ。
姫、こんなもんでは困るでござる。



姫、こんなもんでは困るでござる。

姫、けっこうおるでござるな先客が。
爺、予想通りにがすってきたぞ。
姫、これもすべて想定内でござる。



爺、こんなもんじゃないだろうな。
姫、こんなもんでは困るでござる。
姫、山頂でござるがみなさんここで引き返して行くでござる。
爺、ほんとにキスゲさんは咲いているのかな。
姫、取りあえず今年は丑年ならば牛ヶ岳まで足を伸ばしてみるでござる。
爺短い足で行ってみるか。



姫、もうちょっとでござるながすもキスゲも。


姫、割引岳方面はガスがとれてきたでござるが全山キスゲとは程遠いでござる。
爺、もういやになったぞ。
姫、そう言わずもう少し牛ヶ岳まで。
爺解かったよ。

姫、なにかいい感じになってきたでござるよ。
爺、いい感じじゃんもうちょっとだな。








爺、いい感じになってきたぞ。
姫、さようでござるな。これほどの群落とは知らなかったでござる。
爺これでガスがなければうっしっしなんだけでな。



姫、割引岳方面はなぜか先程からガスがとれているのでござるがなぜか牛ヶ岳方面はいまだがすの中でござる。
爺、たしか以前もあったようなきがするんだけで巻機山の山頂での光景でこんな感じだった時が。
姫、それは2004年の秋に登った時の光景でござる。
爺思い出したぞあの時はたしか雪があったんだ。




姫、さようでござるあの時の巻機山はムクビ沢を登ったのでござる。
爺、そうだな。たのしかったな。
姫、それはさておき、いま少し牛ヶ岳まで短い足を伸ばすでござる。

二章
「丑さんもうたまりませんにて候」
めでたし めでたし