至 仏 山
2228m
2005年11月3日


第1幕
2228((~o~)(~o~)(~o~)やま」
ではなくよっぱら至仏山


第2幕
「寂しすぎます尾瀬ヶ原」

今年の秋は休日と天候の相性が悪く、せめて11月3日の文化の日はかならず晴れマ-クになると信じて用意周到にして休暇を取り久しぶりに山ノ神と出かけてのであった。この時期は尾瀬の交通規制も解除され鳩待峠の鳩待山荘直ぐそばに駐車できる。しかし2500円の駐車料金を払う。また山の神の一番の心配事であるトイレは鳩待峠と尾瀬ヶ原のトイレは11月の第1週まで24時間使用可能との事。
コ-ス
タイム
鳩待峠〜(3時間)〜至仏山〜(2時間半)〜山の鼻〜(40分)〜尾瀬ヶ原三又〜(40分)〜山の鼻〜(60分)〜鳩待峠
合計タイム 7時間50分



爺どうだったの久しぶりの奥方との至仏山は。
姫それがでござる。8時間も歩いてよっぱらになったでござる


爺は空を心配している6時ころとなりの山ノ神はいまだ夢のなかでござる

空は晴れだしいよいよ7時に登山開始でござる山ノ神はどうして他の人は山の鼻ばかりで至仏山に行かないのかと不思議がっておりました。

この頃は朝日にかがやいておりました。




登り始めて50分くらいまで山ノ神はしきりにだれもこないだれとも会わなく寂しいなどともらしておりました。
爺の奥方はにぎやかなほうが似合うかただからね
姫ようやくここで前に人がおりました。


8時20分
オヤマ沢田代でござる





オヤマ沢田代付近皆さんに追いつかれ始めたでござる。
爺、奥方は喜んでいたんだ
さようでござる

爺もこんな感じで奥方を写してあげたの、
姫、山ノ神は写真がきらいでござる写真は嘘をつかないでござるに。

見晴らし休憩所でおおぜいの方に追い越されたでござるあの方は親子でござった。
爺江戸にいった娘さんを思い出したのかな、
さあどうかなでござるな

姫、登り始めて2時間9時頃山ノ神はしきりに後どのくらいと聞き出したでござる。
爺、あそこに座っているのでしょ疲れ始めたのかな
姫、そのようでござるな





山ノ神に一番奥がオヤマ沢田代その下にベンチがある休憩所そして、手前の木道付近がお花畑と説明したでござるが、うわのそら。





姫、爺はこの岩と緑と青い空のコントラストを山ノ神に見せたくて至仏山にきたでござる。
爺青い空がないね
姫、さようでござる


姫、山ノ神は小至仏山には寄らなかったでござる爺だけ寄ってきだでござる。







姫、山ノ神にはこの自然が造りだした造形美は理解できなかったようでござる。ただただ後どのくらいと。





姫、小至仏山から30分すぎたころ急に雪がふってきたでござる。
爺、大丈夫だったの
まもなくやんだので安心したござる。

この頃から下界は太陽に照らされ晴れマ-クに。
爺、期待したでしょ
もちろんでござる



爺、この鳥さんの名前は。また、つがいかな
姫、名前は解らないでござるがたぶんつがいかと。



爺、何を見ているのかなおふたりは




姫、山頂近くは雪が凍っていたでござる
爺、白い雪もこれ位だといい感じだね




姫、爺のお気に入りでござる。



姫、ようやく到着でござる朝7時から3時間でござる待っていた青空でござる。
爺よかったねところで奥方は、
着くと直ぐに山ノ神は花より団子でござる。





姫表と裏でははこんなに景色がちがうでござるが至仏山の標柱はどちらからみても至仏山と書いてあるでござる。







爺、右から平が岳、駒ケ岳、中の岳かな、
姫さようでござるな。

姫青空で気分は最高でござる。もう1つのメインは尾瀬ヶ原でござるに20分程休憩して山頂を後にしたでござる。



姫、振り返れば青空と名物木道階段。
爺、よかったね奥方はよろこんだでしょ。
姫、もちろんでござるなんせ登らくていいわけでござるに。




姫、この頃は爺も山の神も気分は(~o~)(~o~)(~o~)でござった。とくに山の神は木道下りが楽しかったらしいでござる。



爺、奥方ニコニコで下っているんだ。
姫、さようでござるな。また燧岳にも青空がひろがってきたでござる。




姫、太陽の光に輝いている尾瀬ヶ原よ待っていてくれよという心境でござった歩いている人影までわかるでござる。







姫、ところが木道も終わり問題の蛇紋岩の登山道になってからは滑りやすい岩と雪が凍結して氷の状態になっておりさすがの爺も慎重に下ったでござる。
爺、奥方はどうだったの。
姫、木道のルンルン気分は何処へやらで、へっぴり腰になりながら下ったでござる。






山ノ神は山の鼻が眼下にみえておるがいっこうに近くならないのでまたしても後どのくらいといいだしはじめたでござる。










至仏山山頂を後にして2時間と30分ようやく山の鼻についたでござる。こんなに下りに気を使った山は初めてでござる。
爺、奥方はなんて言ったの。
姫、この山は「(~o~)(~o~)(~o~)やま」じゃなく「よっぱら山」とぼそっと言ったでござる。


第2幕
「寂しすぎます尾瀬ヶ原」

めでたし めでたし