墨壺コレクション /Crane and tortolse 1

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 坪源の墨壺のなかではもっともオーソドックスな形の鶴亀の彫刻入り墨壺です。「鶴」と「亀」は昔から縁起のいい生き物です。「鶴は千年、亀は万年」といわれるように、長生きの象徴です。伝統的に鶴と亀は墨壺彫刻のモチーフになっているものです。他にも「龍」や「唐獅子」等もありますが、これらは彫刻するのにかなりの熟練を必要としますので、このクラスよりももっと高額品に彫刻されます。
 あまり彫刻が派手ですと、飾っている分には良いのですが、いざ使おうと思っても使えません。この鶴亀の墨壺がギリギリ「使いやすく」「彫刻が粋に入っている」物でしょう。棟梁さんクラスの大工さんが使ってこその逸品です。