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若旦那の独り言(サイト管理者)
NO.3(2003.11.12)
 イベント‥。
 先週の11月5日6日、2日間に渡る地元の商店街のイベントが行われました。準備期間約1ヶ月。告知期間2週間弱。

 今回、この地域の祭り「お取り越し」に合わせての協賛イベントとしてわが三条中央商店街が主催して「スケートボード大会」(11/5)、オークション大会(11/6)を、メインストリートを夜間歩行者天国にして行いました。私達の商店街では、初めてのメインストリートを夜間通行止めにしてのイベントでしたので、かなり大掛かりのものとなりました。イベントの面白さは、主催者側としては開催まで充分な下準備をして、イザ本番という「仕掛け花火」的な面白さがあり、私は大好きなのですが、今回はいろいろと教訓がのこりました。

 いずれの催事も無事終えることができましたが、商店街内部と外部の評価が分かれてしまいました。スケボ大会は好天に恵まれ、ギャラリーもそこそこ集まりました。2日目のオークションは途中雨が降り出したりして客足も出入りが多く、ピークで50人、終了時は、10名ちょっとでした。1ヶ月前そこそこで決まったイベントでもあり、準備不足の感は拭えませんでした。
 そこで問題点というのは、オークションについては告知期間不足のため集客力が弱かったこと。これは準備期間、告知方法により改善は可能だと思います。が、「スケートボード大会」は、それほど多くないギャラリーでしたが、人も集まり、来た方は、普段車道の会場の大会だっただけにインパクトもあり、見物客は満足だったと思います。ただ、商店街内部の評価は(全員の評価を聞いたわけではありませんが)、「労多くして実りなし」という評価でした。集客力が思ったよりなかったことと、結局販売促進に結びつかないということです。この時代、販促に即結びつく手だては滅多にはないと思いますが、交通止めの労を考えたら、ワリに合わないというのが商店街の感触でした。(集客力に関しては、「スケートボード」以外のスポーツがいいなどの話はありましたが、結局手法の問題ですので、スケートボードでもやり方、告知期間、方法によっては充分集客が得られる題材だと私自身は思います。)

 私は、商店街のイベントとしては、即、販促につながらないとしても、このような商店街の存在自体をアピールできるイベントは定期的に必要だと思います(その意味では今回のイベントは取りあえず成功と言えると思いますが)。その上で販促に結びつく催事をうまく連動させていけたらなぁ、とは思うのですが。言うはやすし、行なうは難しですが‥‥。
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