その後の章

まず、2002年秋の話から。 2005年はこちら 2006年はこちら

日本で二番目の山
「北岳」へ
2002/9/16〜20


新津市在住のジョーさん(カナダ出身)に誘われて
登山口で一泊、山で二泊してきました。


ことの起こりは新津のALTジョーから「山に登らないか?」と誘われて、オッケーオッケーと返事したのがきっかけなのでした。ジョーが見せてくれたのは海外で出版された日本の登山のガイドブック、地図はシンプルだけど、字数が多く、ありとあらゆる情報が事細かにしるしてあり、(わかんねけど)ジョー曰く四泊五日の旅だそうな。。。

目指した山の名前は北岳、富士山の次に標高の高い南アルプスの山でございます。そこから縦走して間ノ岳(あいのだけ)、塩見岳、赤石岳を登って、さわら島へ下山する予定。そこは静岡県!「じゃあそのまま海行ってうんめの食って、ついでにジュビロの試合見て、タミヤ見学して・・・で甲府までヒッチハイクで戻るんだ?スゲ〜!!!」出発する前ってテンションが変に上がります。

そんな訳で、登山の経験は日帰りのみの俺と、カナダからメキシコ半島までトレッキングで走破したカナダ野郎ジョー・ヘルテンの山登り日記の始まり始まり〜。

九月十六日(月)の夜ジョーを迎えに新津のアパートへ、九時過ぎに出発、土手を通って三条へ、高速は使わずに長岡〜小千谷〜十日町〜津南〜飯山〜長野へ、深夜1時頃善光寺のまん前に路駐して旅の安全を願いお参り!それから19号線を走って松本へ。途中で一時間ほど睡眠して出発、車が軽なのでシフトをかえる度に寝ているジョーの長い足とぶつかってすっげジャマ!こればっかりは仕方が無い。塩尻を過ぎた辺りで力尽きて道の駅で朝まで睡眠。七時前に起床して出発。天気は雨。諏訪〜茅野〜白州〜韮崎経由でやっと甲府に到着。ガイドブックによるとバスで登山のスタート地点広河原まで行くので、車を止める駐車場を探したのだけど、さすが県庁所在地の駅前、どこも馬鹿高くてとっても4〜5日なんか止めてらんねで、山梨交通の人に聞いたら「芦安にバス停があるからそこなら・・・」と言うので、バスの時間も近いし、急いで芦安へ向かう事に。で無事にバスの停留所に到着して、事情を話し、隅っこの方に車を置かせて頂きました。職員の女性に「何日後に戻って来れるか解かりませんが・・・なはは」とお伝えして荷物を準備してやっとバスに乗りホッとしました。山深い峠道で揺られて、何時の間にか寝てしまい、広河原まですぐに?到着。天気は小雨。バスを降り歩いてテントを張れる広河原山荘へ移動。受け付けをすませ、ついでにケータイも充電させてもらい、テントを張り、そうそうにメシを食って、明日からの登山に期待と不安を感じながら、晴れることを祈ってまだ明るい夕方六時頃さっさと睡眠。



カナダからのALT ジョー

三日目17日(水)

日の出と同時に起床して簡単に食事を済ませ、濡れたテントを片付けて、両側を山に挟まれた狭い空を見上げれば雲の切れ目が!まあ元々予報で天気が回復する事を知っていたので、「当たって良かった・・」とホッとしながら最初は俺、ジョーの順で歩き始めました。

そうそう昭文社ってとこが出してる地図を自分用に買っておいて正解!コースタイムや水場、山荘の位置が当たり前ですが記してあり、安心して歩けます。で、多少コースタイムより早いペースで歩きつづけ、白根御池小屋を経由して肩ノ小屋へ着いたのが11時過ぎ、そしてお昼前に無事北岳山頂(3192)に到着〜!!!記念写真を撮り、濡れたテントや寝袋を広げのんびり休憩、ガスが流れて晴れ間は時々って感じ、雲は低い位置に漂ってて景色は今ひとつ。



後が北岳。このサングラスは着替えの時に紛失!

北岳頂上。章





でも最高デス!13時になり歩く準備をして、濡れたのもなんとか乾いてくれて一安心で午後の部へ。目指すは間ノ岳です。下山は慎重にゆっくりと。ほぼコースタイムとおりに北岳山荘へ到着、ここでようやくお金を払ってトイレを使用!あんまり休まずスグに出発。17時頃やっと間ノ岳に登頂!この時点で日は傾いてます・・。ここでも写真を撮り、こんな時間になってやっと寝る場所の心配を始めてお馬鹿な俺たち!まあなんとかなるでしょ!って下山開始。このへんからすれ違う人は居なくなり、登山道を歩くのは俺らだけ、森林限界を超えてるので視界を遮る木などはなく、月明かりとライトで歩き続け、ガレ場でビビリながら(血の気が引くよ)、三峰岳を通り、左手にうっすらと農鳥岳(らしき山や小屋の明かり)を確認しながら慎重に、一歩一歩ってまさにこれ!辺りは既に真っ暗闇、途中から低木があり、ガレ場よりはハッキリ(当たり前)とここが登山道だと認識しながら、熊ノ平小屋を目指してジグザグな道を色々考えながら歩き、ようやく熊ノ平と書いた道標を見つけ、「はぁ〜」と溜息。地図によれば小屋があるはずなんけど、見当たらず、不思議に思いながらも疲れてるし俺はさっさとテントを張り、ジョーは荷物を減らす為テントは使わず寝袋とタープのみ、丈夫な奴です!二人で夕ご飯を食べ、なんで12時間以上も歩いてんだろ?と自問自答しながら厚着をして睡眠しました。






四日目18日(木)

テントの中から登山道を歩く人の会話が聞こえてきてお目覚め。会話の内容は、寒いのに寝袋だけで外に寝ているジョーに感心している様子!でテントから出てみると生地についた夜露がうっすらと凍ってるの!寒かった訳だ、ジョーの鼻は真っ赤です。。天気は晴れ。

ゆっくり準備して出発。50メートルも進まないとこに熊ノ平小屋が現れて、すぐ休憩!

デッキからの眺めは素晴らしく、針葉樹の林が何処までも続いてる感じ。ここでまた気持ちのお金を入れてトイレを使用。ジョーに「気持ち!」って表現を伝えるのに苦労して(適当に「ワンコイン」とか言えばいいのか?)再出発!この辺からはそれほど高低差の無い林の中を進み割と楽ちん。何人かとすれ違いながら北荒川岳に登頂、地図に書いてある大崩壊ってのが生で見るとスッゴイ迫力。少し休憩して出発。ほぼコースタイム通りに塩見岳(3052)に登頂。ここからの下山がすっげえ怖かった。だいぶ歩いて遠くに塩見小屋を発見、なんかほっとして歩きつづけます。でようやく小屋への入口の段差を降り、小屋の人に挨拶したら「ここはテントはれないよ・・・」だってさ!挨拶の返事がソレだよ!馬鹿じゃね?てか馬鹿でしょ。テント張るつもりなんかねっての!無視して荷物を降ろして近くの水場へ。地図には往復35分と書いてあったのだけど、そこまで時間はかからなかった、但し高低差があって結構疲れてしまった。一息入れて出発。樹林帯の中を一時間ほど歩き、まだ明るかったのだけどかなり疲れてしまったので、スペースを見つけて今日はここで終了。テントを張る為に石や木を退けてると昔のお菓子の箱や飴のゴミがかなり落ちてるの。そうそう、ここは国定公園?でテントは禁止されてて、それを知ったのはさっき!罪滅ぼしにそこら辺のゴミを拾って、食事をすませ、日が暮れる前に早々に就寝。




五日目19日(金)

この日も目覚めは通り過ぎる登山者の話し声。テントからでて、飯食ってテントを撤収し、

離れたとこに寝てたジョーのところへ、ジョー曰く夜中にネズミがやって来てバックパックの網の部分に入れてた食べ物をカジカジされたそうで、見事に小さな穴が。。。で、本日も元気?に出発。歩き始めてスグに尾根にでて、日も当たって暑いので服を脱いで体温調節、

今回の旅ではレイヤリング?ってのを経験しました。それにしても段差の登りだとなんとも無いのだけど、降りると足全体のショック機能が低下して、ひっで難儀んて。一日目の長時間歩行がたたりましたな。ゆっくり歩き続けて本谷山(2657)を通過して三伏峠小屋(2560)へ到着。ここで、自分のコンディションと食料事情を考慮して下山を提案!ジョーがOKしてくれたので豊口山コース登山口を目指して下山を開始。ここからがまた長かった・・。コースタイムよりも遅いペースで一段一段、降りても降りても下界は見えず、ほんっと長い。で、お昼頃無事に下山終わり!!!疲れと達成感と予定を繰り上げた残念感が入り混じって、ちと元気?裸足になってブーツを乾燥させて、最後?の自炊を楽しみました。一時間ほど休んでる間には、これから登る人、この辺をトレッキングに来た人がちらほら。これから山梨の芦安まで戻る話をしながら、楽しいひと時。この時点ではヒッチハイクか、電車か。まあ、一日かけてゆっくり戻れればいっか?って笑ってたの。で、ここからの鳥倉林道(舗装)がすっっっっげな〜げんて。。例えると志賀の熊ノ湯から湯田中まで?とか苗場から湯沢まで(大袈裟か?)、まあこんな感じなんて。とにかく歩き続けてて、さっき歩いてたトレッキングのオジサンとか帰りに乗せてくんねろっか。ってジョーと話しながら日差しを避けながら、2時間くらい延々と。途中に小さな流れと言うか滝があり、頭を突っ込んでリフレッシュ。その後も歩きつづけ。そしたらようやく車が走ってきて、もう道の真中で「スイマセ〜ン!!!」て。そしたら例のオジサンで、オジサンも俺たちになかなか追いつかないなあと思ってたそうで、で、快く乗せていただけました。乗るなりチューハイを渡されて「頂きますッ!」って。で、これから山梨の芦安へ戻る話をしたら、なんとこのオジサマ神奈川の方でこれから帰るから、芦安まで送ってくださるとおっしゃってくだされまして!イエス!!!なんて付いてるんだ俺たちは!オジサマ曰く自分も何度も車に乗せてもらって助けてもらったから。だって。オレも今度のせたげよっと。ちなみにここは長野県の大鹿村で御座います。ふもとへ降り、国道152号線を一路北上します。景色と会話を楽しみながら順調に進み、あっという間に諏訪へ。ここで、なんとゆうことでしょうか、諏訪から韮崎まで高速を使ってくださるなんて!かなり恐縮しながらも、遠くに富士山が見えたりして、バカいい気分!「あの山は深田久弥が・・・」とか詳しい話を聞きながら、車は高速を降り、見覚えのある景色に感慨もヒトシオです。


絶対明日になると思ってたのに、日が暮れる前に芦安に到着!ありえん!ほんと助かった。なんかヒッチハイクとはいえ申し訳無いので、とりあえずオジサンに住所を尋ねたのに遠慮して教えてくれないの。そうこうしてたら停留所の職員の女性が中から出てきて、いきさつなんかを話したりして、なんかいい感じです。ここでオジサンとお別れです。ふかぶかと頭を下げて御礼。いっちゃいました。ちなみに車は湘南ナンバーのショートボディの緑のRAV4です。一期一会ですな。で、お姉さんにもお礼を言って、ちかくの温泉を教えてもらい、そこへ移動。何日ブリのお風呂?最高です。「セブンス・ヘブン」なんつって似合わない英語でジョーとリラックス。風呂から上がって目指すは甲府市、腹減りました。

久しぶりに聞くラジオからは北朝鮮の拉致の話題。たまげて凍りついて、おまけにジョーに上手く伝えられないし。入ったラーメン屋でもニュースを見て、、山に居る間にすごい展開になってたなって。気を取り直して、本日のお宿はジョーちゃんご推薦のカプセルホテル!なんかわからんけど、そうゆう展開になりひとまず甲府駅前へ。四日ぶりに戻ってまいりました!さっそく路中し交番で尋ねてみたら、そんなホテルは甲府に存在しないそうな。あら残念。ジョーも残念がってました。じゃあどうする?って事になって、行けるとこまで行く事に。で、出発。20号線を進み、途中から141号線を通って清里・小海・佐久、こっから18号線で小諸・上田・更埴へ、ジョーはとっくに就寝中ですが、なぜか眠気が来ない丑三つ時。なじみの403号線で(新津からどこまでの区間?)須坂・小布施・中野へ、ここから292を通り飯山で117号線へ。そろそろ眠くなってきました。栄村の道の駅で本日の移動は終了!とっくに日付は変わってました。トイレで歯を磨き、コンセントで携帯を充電。ジョーは気を使ってくれて、敷地内の公演のベンチへ寝袋と共に移動。彼の足のニオイはワールドクラスなんでホッとして、おやすみなさい。



六日目20日(土)

少し遅めの七時過ぎ。外の明るさと騒がしさで起床。適当にありものを食ってさっさと出発。津南・十日町と通勤時間帯なので流れがゆったりしてますな。腹が減ったのでコンビニで補給。で、行きと同じように高速は使わずに小千谷を通って長岡へ、スキー仲間の佐藤君ち(バイパス沿いのジョモの裏のデッカイお豆腐やさんが彼の家)に顔を出して、母に豆腐のお土産を購入。で十時過ぎに無事に我が家に到着!一息ついてから、ジョーを送るのに出発。ジョーと別れてからの田上までが、また長い。

そんな訳でお疲れ様でした。

終わり。( 日本で二番目の山「北岳」へ2002/9/16〜20 )




2003/冬 スイスへ『インタースキー』の
スキーメイト取材助手(カメラマンとして)参加。
(詳細は後日UP予定)
の、つもりでいましたが、いつ間にやら時は経ち記憶が。。
スキーメイト102〜104号をご覧下さい。
その時撮影した写真はうちに
たくさんありますので、
興味のある方ご来店下さい。



2003/秋 富士山へ初登山
ふと思い立ち遅い夏休みを貰って九月に登ってご来光を拝んできました。
が、日の出ギリギリの山頂付近で稀に見るハイペースをキープしたため
全身が脈打ち最悪の下山でした。高山病は二度とゴメンです。
が、山頂では素晴らしい出会いもあり、下山後鎌倉へ、そして都内の
スキー屋覗いて、帰りに栃尾でグレスデンキャンプに参加と。
濃い7日間でした。



2004 北海道 POWDER 紀行 
1/15〜23

事の起こりは02シーズン妙高パインバレーでのマスターズ(SKI−Xの大会)で北海道から来てた浅川さんとたまたま会話したのがきっかけ。俺とユースケとアキラ(二人ともスキー仲間)は旭岳での羨ましすぎるパウダーの話しを聞き「ウオ〜!!スゲ〜!行きて〜!!」と吠え、ケータイの番号を交換し「いつでも遊びに来て下さい!案内しますよ!」と優しくオッシャッテ頂き、いつか行きてぇなあ!とその時(二回戦で負けガッカリしてた)思いを募らせたのでした。
時はたち去年(03)の12月始めに発売されたブラボースキー04Vol.3に浅川さんが登場!インタビューを受けて記事になってるし!で旭岳の天気やコンディションが知りたかったらスキー場に聞くより浅川に電話した方が早い・・・こんな記事を読んでウケタ俺はその晩に早速電話を!

そんな訳でスキー日記北海道編の始まり始まり〜。

当初の出発予定は一月の十四日だったのだけど大荒れの天気の為にフェリーが欠航してしまい一日遅れの十五日発に。フェリー代÷滞在日数=・・・。ケチな俺は悔やんだが、この天気の御陰で雪が降り!大好きなスキーが出来る!雲の上には太陽がある@坂内啓治!?で15日の早朝フェリー屋さんに電話で出航を確認、八時に神田家を出発、十時三十五分発の為、一時間前にターミナルへ、受付を済ませてからコンビニへ買出しに行き、戻って車列に並び車で乗船、フェリーは予定時刻に小樽へ向けて出航!
予定(想像)ではトラックの運ちゃんのカラオケを聞きながら、持ち込んだ酒を酌み交わして・・・なんてつもりがあまりにも激しく大きく揺れるので寝ている(横になっている)以外に何も出来なくて、もちこんだ酒やらつまみには一切手をつけずにグッタリ。ちなみに運ちゃん達とは客室が違いました。揺れるお風呂に入る元気もでません。てかムリ。これ書いてたら思い出した〜、気分悪い。

で、ようやっと三時間遅れの十六日午前八時にやっと下船させていただきました。は〜あ。冬(悪天候時)のフェリーはお薦めしません。
北海道は初なんで、しみじみしながら体調の回復を待ちつつ小樽の市内を車でウロウロし、やっと生もの(やっぱ朝から新鮮な奴)を食う気が出てきたのでガイドに出てた燐友朝市の食堂で三色丼(ホタテ・イクラ・ウニ)を食いまして、一路ニセコへ向かいました。

小樽からは国道5号線を使い、車の流れは早くも遅くもなく約二時間後の十時四十三分にニセコ東山に無事到着〜!
早速着替えてゴンドラで上へ。天候は薄曇りで風が結構強い。午前中は東山のリミテッドコースって面白いコースの隅っこに残された新雪を楽しみ、飽きたところでヒラフへ移動、東山よりも風が強いしゲレンデも硬く、いまいちですぐに花園へ移動、こちらもやはり風がつよくゲレンデはガリガリ!初めてのスキー場でどこが良いのかわからんしこんなもんだね。のんびり戻り今度はアンヌプリの方も滑り、結局最初のリミテッドコースや隣の圧雪されたコースをほとんど休まずに十六時まで堪能して、一日目のスキーは終〜了〜!
本日のお宿は「ニセコ東山バックパッカ−ズ」ここがまたなかなかのとこでさあ、安ければどこでもよかった俺はここをネットか雑誌の広告で見つけて(後で新潟のフィッツロイ{筒井さんドウモ!}にここの案内物がありびっくりしたけどね)決めたのだ、チェックインの後に通された部屋は、二人の若いボードの兄ちゃんとの相部屋で、既にひと月近く住んでる?彼らの部屋と化してて、オーナー曰く「今日一人来るから片付けておくように言っといたんですがねえ・・・」と言いながら敷かれっぱなしのフトンを足でず〜らがして、俺は思わず他に部屋はないんですか?と質問したけど、なんかあんまし変わらないし
高い部屋は勿体ないとケチな性格が勝利し、二晩を彼らと共に過ごしたのでした。
これ読むと悲惨なイメージ涌くと思いますが、3〜4人で一部屋借りるとかすれば問題無いしムチャクチャ安いし、台所広いし、リビングも広くTVもデカイ、ソファーも充分、東山ゲレンデまで車で2〜3分ほどと、ニセコのアフターをチープに?満喫できます!
温泉だけど俺はオーナーから車で数分のとこの(名前忘れちゃった)施設のカードを借りてそこで満喫!露天も広くてばかイイとこらったよ。
この日の夕飯は近くのレストランで一人淋しくお食事。宿へ戻ってからは廊下の本棚から「YAWARA」を持ってきて氷結を飲みながら読書。で相部屋の兄ちゃんの一人が帰ってきて挨拶、道内出身の彼とお互いの怪我の話しで盛り上がり、もう一人が戻ってくる前に俺は疲れと酔いとで早めに本日終了でした。

二日目(十七日)
朝は食べずに出発、八時半にはゴンドラへ乗り、カロリーメイト・パン・チーズ・チョコなんかを食べながら上へ。天気は晴れ!時々ガスったり雲も出てくるので快晴とは言えなかったけど充分です。やはりまずリミテッドを滑り、次に昨日行かなかったありとあらゆるコースを散策!まだ雪の量は少ないし、新しい雪もチラチラとしか降ってくれないのでコンディションはやはり良くなかったです。ヒラフで滑ってたら昼過ぎに上のエリアがオープンされて、スキーヤー・ボーダーがぞくぞくと山頂目指して登り始めてて、大多数の普通の方々も「そうゆうの」を楽しめる環境なんだねここは。俺も早速ザックにスキーを付けてハイク開始、途中でベクター背負った大柄な兄ちゃんに追い越されたのだけど、あれナッシー(パタゴニアのカタログの表紙を飾った有名なテレマーカー)じゃねぇろっか?と思い彼に遅れないように歩いてみたけど速さが違いすぎて全然ムリ〜。結局てめえのペースに戻してハ〜ハ〜言いながらようやく山頂へ到着。記念写真を撮りながら、目線は周りの皆さんの滑るコースをチェック!初めてなもんだからどこを降りるとドコヘ出る。ってのがわからんからよ〜く観察。で、山頂から見て左っかわの花園エリアへ向かって滑る事に。やはりバーンはガリガリのギッタギタではっきり言って心地良くはないです。が楽しいです。なはは。そのうち木が生え始めてる辺りまで来ると所々に新雪様が!俺が選んだコースは木々が狭く片斜面で滑りにくいとこだったので残ってたのかもしれないです。終わりまで滑るきるとゲレンデよりも手前の低い地点に出るのですが、花園のコースまで歩いて戻りやすくする為にピステンで圧雪してあるの、この辺が粋な計らいです。(他に意図があるんかな?)
で、花園のリフトを乗り継いでもう一度コース外のオープンバーン(この表現で合ってるのかな?)を満喫。その昔「レッツスキーギャギャンドゥ−」に出てきたデッカイ岩を見つけ感慨もヒトシオです。あそこでドンブリこうたが帽子を無くして、エアリアル折戸がバックフリップしたんか〜。すげえ〜・・・。失礼しました。
そんな感じ(どんな?)で途中一度休憩してお茶した以外は十五時半まで滑り続けさすがに疲れてきて、ニセコでのスキーはこれにて終了〜!
来年は良い日に来てぇなあ!と願い宿へ。
先ずは昨日と同じ温泉へ行き、露天風呂で癒され、次にニセコ343ってショップでお買物(早い頃はお酒を買って頂き有難うございました!)、続いてカリ−小屋って名のカレー屋さんで晩飯、次にNICSってショップを見学(アウトドアグッズを売ってて、クライミングウォールがあって、二階は居心地の良さげなバーがあり食事と酒を楽しめるスペース)こんな店が近くに欲しい!次にトイルってテレマーク(スキー)ショップを見学、ここも居心地が良かった。そのうち神田酒店を改装してニセコや白馬に在るような俺好みのお店に改装しよっと!で寄りたかった店は覗いたので宿へ帰宅。氷結+マンガを少々嗜んで今晩も早めに就寝。


三日目(十八日)
まだ夜も明けきらぬ時間にケータイの目覚ましと時計の目覚ましの連呼でイライラしながらお目覚め、相部屋の兄ちゃんの一人がバイトに行く時間だそうで、ご苦労様ですが、一度なったら消して起きれや!・・・参りました。モチロン二度寝。で八時過ぎに起きて準備して四十分に旭岳を目指して出発しました。本日も晴天です。晴れなくていいから雪降れ!国道5号線から遠回りしたみたいに県道478号を経由して京極ってとこから国道276で尻別へ、ここから国道230を通って札幌へ。峠の途中でボーダーがゲレンデじゃないとこにキッカーを作って飛んでるのを見かけながら三時間ほどかかって昼前に札幌着。
セルフのスタンドでガソリンを入れ目指したのは秀岳荘ってアウトドアショップ、それほど迷わずに着いてのんびり見学してから今度は近くのパタゴニアのアウトレットも覗いて、
見学終了。ラーメン屋でラーメン食って(当り前か)昼過ぎに札幌を出発。札幌インターからは贅沢して高速を使用。こっちって気温が低くて雪が解けないし、またそれが凍るなんて事も無いし、雪自体がさらさらしてるから道が乾いてて、みんなスピード出すんだ。いい感じで来たので旭川の手前深川ICで降り下道で旭川へ。途中うろうろしたりスーパーで買物したりで結局旭岳に着いたのが十六時五十分。長かった。でロープ−ウェイの駐車場まで行くと見覚えのあるトラックが!ちょうど帰るとこの浅川さんとご対面!彼は開口一番「ホントに来た・・・」と。(なはは)明日はお願いしますと挨拶して彼と別れ本日のお宿ユースホステルの白樺荘へ。ここがまたいい〜とこなんて!安いし、露天風呂はばか最高らし、館内は新しくてキレイらし、展望台からの景色もグッド。モチロン今回も相部屋です!通された部屋は二段ベッドが二つの広い四人部屋、ここで一緒になったのが愛知県は知多半島から旭岳のパウダーをボードで滑りに来た山本英毅さんて元気なオジサン、勤労者スキー協の事を知ってる珍しい方(俺そこのデモっす)でその昔首突っ込んでたそうで、今現在は知多市の体育協会の会長さんをされてて、露天風呂で一時間くれ話ししたり、部屋で酒飲みながら話しを聞いて思ったけど良い人生送ってます。羨ましいです。この晩は山本さんのおかげで楽しいひと時を過ごせて、明日への期待を膨らましつつ遅めの就寝となりました。

四日目(十九日)
晴れました!とりあえず展望台からは旭岳の全貌が見え最高の気分デッス!久しぶりのまともな朝食!勿論米はお替りします。食っとかないとね。なぜかすでに緊張してます。準備をして車でロープ−ウェイの駐車場へ、今頃トイレっぽくなりちと脱○!トイレから戻ると浅川さんが友人の雄一君と登場!挨拶もそこそこに貸して貰ったビーコンを体に付けて、九時発のに乗り込み姿見山頂駅へ。一本目は足慣らしも兼ねてほぼコースに沿った圧雪されてない斜面を滑って様子見。二本目は山頂駅より少しハイクしてからトラバースして、たどり着いたのはステキな斜面!興奮してて良く覚えてません!降ってなかったので求めていたコンディションとは条件が違いましたが、急な斜面をでかいターンで滑って満足!あ〜おもっしぇかった!滑った後はコースへ戻るのにトラバース。ウサギ見ました。40分ほどで乗り場へ戻り発車時刻まで一服。三本目、まずは上を目指してハイク開始。中腹辺りは風が強くて雪があまり積ってなく、石まじりで凍ってました。で途中でハイクを止めトラバースする為にスキーを着けようとするのですが、自分のいる場所が急なんすよ!で斜面は石まじりで凍ってるし。ハッキリ言って怖かったです。この時にかなり上の方をスノーボーダーが手を着きながらゆっくりゆっくり下山してるのが見えて、まさかあのおじさんじゃあないだろうと疑いましたが、紛れも無く山本会長!ムチャするなあと心配しました。で俺はと言えばなんとか履いて横移動、そこからお目当ての斜面までの300メーター程のカリカリ&薄っすら新雪の長く広い斜面をオ〜回り!気持ちイイレ〜!最高です!で、たどり着いたのは程よく積った(30センチは積ってたかな?)ノートラックの斜面です。浅川さんが確認し、待っていると「神田さんドウゾ!」と真中を譲っていただき「い、い、いんスカ?」と恐縮と緊張とアドレナリンでパ〜になってます。「あんまり行き過ぎるとトラバースが大変なんであの木の辺りまで・・」と指示を聞き、バックルを再度ガッチリと締め、行かせていただきました!!・・・・・・最高でした!!
滑り終え下から雄一君と浅川さんが滑るのを、これまたうっとりしながら見物。二人の滑りがまたかっこいんだ。で、さっきと同じ位の時間をかけてコースへ。またウサギ見たよ。食堂で遅めの昼食って休息。元バレーボール選手のますこなおみさんが居ました。旅番組の取材ですかね?
午後一本目は山に向かって左手の林の中の斜面へ。斜度は結構急で木はまばらでターンするには問題無い間隔。林の中なのでさっきよか深いです!割と短い斜面だったのでゆっくり味わいました!これまた最高!ここからの移動はきつかった。ほとんどのラッセルを二人がしてくれて俺なんか楽なはずなんだけど、、、我がスキー技術と体力の無さを感じました(今年はやたら身に凍みた)。下山途中でマッシュ(切り株に雪が積りモッコリしてる)を使ってエアーに興じてみましたが、今までに経験したことの無い急斜面で飛び出し(実は全然スピード出てないっす)落下しながら雪面がはるか下に見えて、超ビビリ。着地後は雪の洗礼を受けてちと滑落。いや〜経験値上がりました!その後は画になりそうな場所で飛んで写真を撮りながら移動して無事にロープ−ウェー乗り場へ戻り、本日のスキーはこれにて終〜了〜!いや〜バカいかった!二人に感謝!車で白樺荘へ戻り三人で露天風呂へ。これがまた気持ちいぃんだ。風呂から上がって、二人と別れ、夕食を。山本会長と山での話しをして、本日もめでたく終〜了〜!

五日目(二十日)
この日は強風で旭岳ロープ−ウェイは運休(残念)と言う事で、旭川市のカムイスキーリンクスへ行く事に。チェックアウトして九時に白樺荘を出発、ゆっくり走ってリンクスに着いたのは十時半。とりあえずゴンドラで上へ。着いてスグにボードをはいた浅川さんと雄一君とその他のスキーヤー・ボーダーの皆様と運良く合流!ホッとしてさっそく一本。浅川さんてボードも上手くてビックリしました!かなりスイスイです。勿論飛べます。何本か滑ってから二人はスキーにチェンジ。昼休み無しで滑りっぱなしです。スキーもボードも上手い人ばっかでこの団体様すごいです。こうゆう機会は滅多にないのでラッキー!途中で体力無くなった俺は休憩しにレストランへ、中には酔った雄一君が!なんか怪我した模様で「今シーズン終わった!」と嘆いてます。あらら。
みんな終ったのは十六時過ぎで、リンクスを後にしたのは十六時半。何人かで今晩の鍋の材料を買いにスーパーへ。今夜はウサミと〜る君の家で鍋&宿泊でご厄介になることに。
そうそう浅川さんに持ってった酒の土産は「スキー正宗」(上越市の酒です)を三種類。何がイイって名前がイイ!勿論味もイイです!楽しい鍋のひと時でした。いっぺこと食いました。ご馳走様でした。
んな訳で五日目終了!

六日目(二十一日)
学校へ行くと〜る君に合わせて七時半に出発。早ッ。とりあえずコンビニで軽く買物して一路旭岳へ。九時過ぎに駅舎に到着してツナギ姿の浅川さんに合い、本日ロープーウェー運休と聞かされがっかり。あ残念。挨拶して別れてから白樺荘へ寄り、山本会長と再会?の挨拶をして、帰る事に。まず向かったのは吹上温泉てゆう有名(なのかな?)な露天風呂。結構かかって十一時十八分に到着。軽い吹雪でかなり良いコンディションです?先客の年配のご夫婦があがってきたとこで、最初は俺一人。ここのお湯が超あっちぇてゆっくり浸かれない温度設定なんだ。で上半身は冷たい風で凍えるし、ゆっくりしていくつもりだったけどチト無理です。あとから来たおじさんは肩まで漬かってゆっくり入ってた。すげ。風呂から上がって今度は富良野を通って「北の国から」のロケ地へ。俺ミーハーらんて。ガイド見ながらウロウロして、ロケで使われた食堂でそば食って、見学終了。十四時前に富良野を出て、県道135〜国道452〜県道116で三笠に出て国道12で札幌入ったのが十六時半。道が混んでる時間帯で疲れたのでコンビニ&デカイ本屋で休息。その後車でウロウロ雪像造りを見て、やっと探し当てたバンプス(スキー屋さん)は定休日?で閉店しててショック、気を取り直して北海道スキーツアーのラストを飾るのはやっぱ札幌って事ですすき野へ!!ウソです。テイネハイランドでナイターです!リフトは二本。中くらいのテーブルやレール・ボックスも有。リフトが動いてると帰るに帰れなくて・・・と尊敬してるスキー仲間が言ってますが、まさにその通りで終わりまで満喫!へろへろです。帰りの道中は夜景がスッゲ綺麗。国道に出て少し移動したとこにあった「いい湯だな」(名前はうろ覚え)で入湯!電気風呂が良かったっす。風呂から上がってアイス食って、小樽へ向けて二十二時五十分に出発。で小樽港のフェリー乗り場の駐車場に二十三時四十分着。外で立ち○ョンして(書くなよ)、椅子を倒して(あんま倒れねんだけどね)寝袋に潜って就寝。六日目終了。

七日目(二十二日)
七時に起きて、車を出して市内をウロウロして、着いた時にも寄った朝市の食堂「味さき」へ行って食べたのはさしみ定食、ご飯のおかわりご馳走様でした!で移動して圭太に頼まれてた白い恋人(○×バージョン)を買い、出発時間の一時間前にターミナルに着いて良い子で待機。予定通りに十時半に小樽を出発。帰りの船は揺れないでくれ!と願ってたのだけど、叶わぬ希望、行きも帰りも大揺れでございました!寸前でしたが我慢できました!
船上ではやはり横になって過ごして七日目終了。

八日目(二十三日)
頭重いです。しんどいです。船は七時に新潟港へ。久しぶりの故郷です、朝の通勤時間帯のノロノロ運転も丁度いいです。八時十分に無事帰宅。
来シーズンは飛行機使うぞ!葉ちゃん車ヨロシク!
ではごめんください。

新潟=小樽=ニセコ=旭岳=小樽=新潟


一日遅れで、大荒れのフェリーで新潟から小樽へ

1/17 羊蹄山

携帯から転送

羊蹄山をバックに。

1/19 旭岳

白樺荘の展望室からの眺め(携帯で撮影)

旭岳の、とあるコース。

1/21 吹上温泉 ドラマで有名な




一番良く映っていた「にしん刺身定食」写真・携帯より


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