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一般社団法人 加茂青年会議所
 2018年度 理事長所信

2018年度理事長 川上 和哉

 

 人間は何のために生きるのか。突然の別れが続き、そう考えずにはいられなかった。生き方を見つめ直そうと思った。昔、大先輩から人間は神からの手紙を託されて生まれてくる。これを使命といい、開封が許されるのは死の瞬間であると教わった。この地域に生まれ育ち、住み暮らす一人の人間として、青年経済人として、青年会議所に身をおく我々の使命とは。
加茂JCへ入会した私は、明るい豊かな社会を実現しようと、情熱をもって挑戦を重ね行動されている先輩諸氏と出会い、様々な運動、活動を通じて、加茂JC運動は地域の未来をつくれることを実感できた。そして、そのような行動を背中で見せていただけたことが、今の自分には大きな財産となっている。我々は、先輩諸氏の想いを未来へ受け渡すために、加茂JCが地域にとっていつの時代も必要とされる団体となるよう、存在意義を高めていかなければならない。我々は、何のために青年会議所の運動を行っているのか、誰のために活動をしているのか、何を未来と約束しているのか。まず、そのことに真正面から向かい合い、変革の能動者である気概を持ったメンバーと共に、まだ見ぬ未来に向かって新たな一歩を踏み出したい。
 日本は混沌とした世界情勢の中で、国民不在の政治運営、安全保障問題、首都圏への人口一極集中化、青少年問題など、様々な社会問題を抱えています。一方、我々の地域に目を向けてみても、地域経済の疲弊、人口減少、少子高齢化に伴う社会活力の低下など、希望的な将来像を描くどころか、国や地域の存在そのものに危機もはらんでおります。豊かなはずなのに心は満たされず、どこか閉塞的な状況が社会を覆いつくしている。混迷を深める社会の中で、人々は今、手探りで闇夜を進むかのごとく生きている現状を考えると、子供たちにとって大切な故郷の未来を憂慮する想いは大きくなるばかりです。しかし、責任世代であり青年経済人である我々は、志の高い先人たちが今日を築かれたように、夢と希望溢れる明るい未来を想い描き、前へ進んで行かなければなりません。日本人には、世のため人のためという思想があります。世界に誇れる日本人の生き方であり、いつの時代でも生き方の普遍的な指針であると考えます。我々もそのような思想を根幹に据え、人間としての幸せを備えるために、大志を抱いてあらゆることを成し遂げなければならないと思うのです。また、我々自身があらためて、青年会議所運動の可能性と価値を理解しなければいけないと思うのです。
青年会議所は、自己の成長が企業の発展に繋がり、地域の成長へと繋がるという論理をおいて他なりません。変化を恐れ挑戦しないリスクは、失敗するリスクよりはるかに大きいものであります。自らの可能性を信じよう。可能性とは未来の能力なのだから。そして、青年会議所という学び舎で得たことを、関わる全ての人に行動で示しましょう。そのような知行合一の理念を持って自分づくりに励み、メンバー一人ひとりが大志を抱いて行動しようではありませんか。さらに、加茂JCには縁あって出会った仲間がいることを忘れてはなりません。未熟な者同士、互いに成長していこうという信じあえる仲間がいることを。我々は、人々の笑顔であふれる地域が待っていると信じて、和を以て考え抜き、全力で挑戦していこう。自らを律し倦まず弛まず生きよう。地域をよりよく変えるのは我々JAYCEEだ。

 

未来をつくる原動力を生み出すために、会員増強を倦まず、弛まず、立ち止まらず、
どん欲に取り組むとともに、人間として、青年経済人としての資質を高めましょう。


 会員拡大が緊急課題であることは、メンバー全員が認識していると思います。加茂JCが1965年に産声をあげて以来、地域の未来をつくる人財を生み育んできたように、この先、ずっと先の未来も青年の学び舎として存在し、地域に貢献し続ける団体であってほしいと心から強く思います。
 青年会議所は、自らをさらけ出すことで己の力量を知り、自分自身を磨くことのできる貴重な青年の学び舎です。そして、誠実に他者と向き合い議論を交わし、実践するからこそ仲間との強い信頼関係を育み、生涯の友人という人生においてかけがえのない財産を得られる場でもあります。この学び舎を通じ、地域に貢献し続けるためには、メンバー一人ひとりが当事者意識をもって会員増強を行うことが重要です。多くの若者と積極的に出会い語りかけ、様々な手法を用いて加茂JCの魅力を伝え、新たな人財を仲間に迎えていきましょう。
さらに、会員の資質向上は、加茂JCの魅力を様々な方に理解していただくために、何よりの説得力に繋がります。また、各事業所の発展にも繋がる有益なことです。そこで、人間として大切な生き方や大志を抱くすばらしさを感じる機会を設け、人間力の向上、青年経済人としての資質向上を図りましょう。
 そして、我々が青年会議所運動を行えるのは、家族の理解や支えがあってこそのことです。日頃の感謝の想いを家族へ表すと同時に、会員家族同士の親睦を深め、加茂JC運動をより一層力強く推し進めることのできる会員家族交流事業を行いましょう。


地域の未来のために、グランドデザイン実現に向け、
小京都再生計画に則ったまちづくりを推進しましょう。

 地域の明るい未来のために、観光を通じた地域活性化を見据え、グランドデザイン策定以来、加茂JCのまちづくり運動は、まちづくりコンセプト「小京都再生計画」~日常の小京都を目指して~に沿った運動を継続して行ってきました。グランドデザインを実現するためには、地域の様々な方との連携が必要であり、加茂JCが原動力となって、地域コミュニティと共通の認識をもって行ってきた結果、小京都は地域の魅力として認識されつつあると思います。今年度も引き続き、グランドデザイン策定以降培った経験を活かしながら、自分たちのまちは自分たちがつくる、というまちづくりの原理原則を地域の方々と深め、観光文化確立に向けたまちづくり運動を行っていきたいと思います。
 そのためには、我々が今一度グランドデザインと向かい合い、その指針を強く意識した日常の小京都を目指し、地域の方々、団体、企業、学校などと対話や議論を行い、我々の想いと地域の想いを重ね合わせたアクションプランを実行することや、行政や地域住民の架け橋になることで、地域のブランド化に繋がるまちづくりを実践していきましょう。
 また、加茂JCの存在価値を高めるために、我々の運動や活動にこめられた想いを様々な手法を用いて情報発信を行い、多くの人々に伝えていきましょう。

未来をつくる子供たちのために、親と子のあり方を学び、
生きる力を育むとともに、日本人の持つ美しい心を伝えましょう。 

 
 いじめを始めとする、日替わりで報道される青少年を取り巻く痛ましい事件。日本人の精神性を鑑みれば、信じがたい事件が発生することに戸惑いながらも、子供たちには健やかに心豊かに育ってほしい、そして、人生に立ち向かい生きてほしいと強く思います。現在の子供たちを取り巻く社会は、進む少子化や核家族化、価値観の多様化など目まぐるしく変化をしており、様々な要因が子供たちの健全な心の成長に大きな妨げとなっていると考えます。さらに、親による児童虐待も年々増加していることに、親の無関心という問題も無視できず、大人として親としての責任を考えなければなりません。そして、我々は青少年を育成する団体として、子供たちが大人になるころの社会を見据えた青少年育成を行っていかなければなりません。
 そこで、子供たちにとって心の支えである親として、親のあり方や家庭教育の大切さを考える機会を設け、子供たちの手本となるべき親の資質向上を地域の方々と共に目指しましょう。
 さらに、青少年を育成する立場である我々が、他を慮る道徳心を立ち居振る舞いで示し、子供たちの美しい心と生きる力を育む体験型事業を開催することで、子供たちの心の成長に繋げましょう。

地域資源としてのAKARIBAの価値をさらに高めるために、地域住民の愛着や誇り、
主体的な参画による地域に根差した観光資源への昇華を目指しましょう。 

 
 
 2007年より開催されたAKARIBAは、住民制作による手作りのあかりで、まちに情緒風情をもたすというコンセプトのもと、小京都加茂を内外に広くアピールするイベントとして継続されています。多くの地域の方々より参画いただいたことで、開始当初の来場者に比べると、昨今の来場者は大きく膨れ上がり、来場者だけを見れば、AKARIBAが観光資源として、大きな効果を発揮していると思います。しかし、我々はイベントによる一時的な交流人口の増加や経済効果だけでなく、地域住民自らが地域資源を活用し、地域の魅力を向上させることで日常的な交流人口を増やす状況をAKARIBAの活用を通して、つくり出したいと考えます。
 そこで、地域の方々が愛着や誇りをもってAKARIBAを日常的に活用し、精神面や経済面での地域活性に繋がる取り組みを行うことで、AKARIBAをさらに地域に根差した観光資源へと昇華させていきましょう。
 そして、我々の大志を結集させ、加茂JCと地域の方々の力を合わせたAKARIBAを開催するとともに、AKARIBAの未来へ向かう体制をしっかり議論し、未来のかたちについて模索していきましょう。

一般社団法人 加茂青年会議所
2018年度 基本計画

基本理念
知行合一
青年よ大志を抱け

基本方針
1 青年の学び舎として存在し続けるために、会員増強と会員の資質向上に倦まず弛まず取り組みましょう。
2 会員家族交流事業を通して、メンバー全員が家族への感謝の気持ちを最大限に伝えましょう。
3 小京都再生計画に則り、日常の小京都を目指したアクションプランの企画立案をコミュニティと共に実践し、地域のブランド化を目指しましょう。
4 様々な手法の情報発信を通して、加茂JCの想いを広く伝え存在価値を高めていきましょう。
5 家庭教育の大切さや、親のあり方について地域の方々と考える機会を設けましょう。
6 子供たちの美しい心と生きる力を育む青少年育成事業を実行し、青少年の健全な成長に繋げましょう。
7 AKARIBAをさらに地域に根差した観光資源へと昇華させていきましよう。
8 AKARIBAの未来へ向かう体制について真剣に語り合いましょう。