鳥海山
2236m
2009年7月5日

二章
「鳥海山と言えばやはり・・・にて候」


姫、七五三掛分岐にも七五三掛にも親分の姿はなかったのでござる。後で聞けば寒いし一人ではさみしかったらしく(????)先に下山していったとのことでござる。我々もきっと御浜で親分が待っているだろうと思いながら下山していったのでござる。
爺、まったくたいしたお仲間だね。
姫、さようでござる。

姫、ここまでくればもう一安心でござる。もう急下降も急登も岩場もなく下山するのみでござる。御田代でゆっくりと休憩でござる。会長と友さんは美味しそうにたばこを吸うのでござった。
爺、会長さんの膝は大丈夫だったんだ。
姫、さよう会長曰く下りが辛いとのことでござるが大丈夫だったようでござる。


姫、そしてあれほど視界を遮っていたガスが時より晴れるようになり視界が開けてきたのでござる。



姫、もっと晴れるようにと願いつつぱちりぱちりでござった。




姫、七五三掛から八丁坂はお花の宝庫でござるな。






姫、まあこの八丁坂の登りも登山道の両側に咲いているお花たちで苦にならないのでござる。


姫、七五三掛方面でござる。晴れていれば新山がみえるのでござるが。
爺、それにしても登山者が少ないなお花の百名山だろ。
姫、さようでござる。この天候では地元の方は遠慮するでござるな。ほんとうに混雑するのはやはり海の日あたりからでござるな。




姫、ガスの晴れ間のいちげさんでござる。










姫、やはりいちげさんは残雪がお似合いでござるな。
爺、そうだな。


姫、ついに青空が顔を出してきてくれたのでござる。あの雲が流れてくれると山頂がみれるのでござるがなかなか流れてくれなかったでござる。





姫、もうちょっとなのでござるがなかなか思い通りに晴れてくれなかったでござる。







姫、ほんのもうちょっとなのでござるがだめだっでござる。
爺、おしいなほんともうちょっと飛んでくれたらよかったのにお賽銭けちったな。
姫、いやいや100円もお上げしたでござるよ。
爺たった100円かそれじゃむりだべさ。


姫、鳥海山といば。
爺、やはり鳥ノ海だろ。
姫、さようでござるなそしてこの時期といえば。
爺もちろろんいちげワ−ルドでござるな。






姫、真っ青な鳥ノ海もよいのでござるがこの時期の残雪の鳥ノ海といちげさんをみなさんに見てもらいたかったのでござる。しかしきょうのガスでは諦めていたのでござるが先ほどからの晴れ間でなんとか見てもらうことができたのでござる。
爺、ほんとは爺がいちばんみたかったりして。
姫、さようでござるなはははは。






姫、こちらももうちょっとなのでござるが。




姫、御浜小屋と扇子森界隈が展望できるようになってきたでござる。
爺、朝もこれくらい展望が効けば道迷いなど無かったのにな。
姫、さようでござる。


姫、右側には稲倉岳も姿を見せてくれてきたでござる。



姫、そして遂にいちげワ−ルドがなんとか間に合ったのでござる。これに青空があればもっとすばらしいいちげさんと鳥ノ海のコラボがみれたのでござるが。。
爺、まったく欲張り爺だな。
姫、さようでござる。










姫、まあ定番のようにはいかないでござるがなんとかでござる。
爺、まあこんなもんだろ爺では。




姫、やっと鳥ノ海が見れたのでみんさんと記念撮影したのでござる。
爺、あれ親分がいないじゃん。
姫、さようでござる親分から連絡がありまたしても先に下山したのでござる。
爺せっかくみんなで来たのに。


姫、又の再会を誓いつ親分に追いつかねばと思いで鳥ノ海を後にしたのでござる。
爺、来年は高速も村上まで開通していることで狙い目かもな。
姫、さようでござるな。




姫、この石畳でござるよ。そう8年前の記憶がよみがえってきたでござる。そして前方には我々が間違って賽の河原を見過ごしてしまった残雪と大岩が現れたのでござる。


姫、青い矢印が賽の河原への降り口でござる。ガスさえなければなんでもない残雪路なのでござるが。
爺、また1つお勉強したと思えばいいの。
姫、さようでござるないい勉強をしたでござるか。
爺そうだよ。


姫、賽の河原から残雪を登る登山者がはっきりと確認できるようになってきたでござる。そして、登る時心配だった水場も賽の河原までに残雪からの水をしっかり確保できたのでござる。
爺、ここの水場があるとないとではこのコ−スは長いので盛夏など問題だな。
姫、さようでござる






姫、なんと月山のように虎ロ−プがあったでござる。


姫、ここでも友さんはしっかりとロ−プを握っての登りでござるが。


姫、こちらはロ−プなど頼らずなんなく登るのでござる。
爺、庭師なのに高所恐怖症だなんてたのしいね。
姫、さようでござるな本人は必死なのでござるが。


姫、ここころから青空が広がりすがすしい残雪歩きをたのしみながらの下山でござる。
爺、ほんとみなさん余裕だね。




姫、鉾立の籠場も見えて快適な下山でござる。



姫、今すれ違ったご夫婦は今日は御浜小屋泊らしいでござる。
爺、一度は一泊で来て見たい鳥海山だな。
姫、さようでござるな。




姫、やはり山頂方面は今だ雲の中でござるな。何度と無く後をふりかえりながらアルいたのでござるが。




姫、朝は撮る気にもならなかった石楠花でしたが青空をバックにぱちりでござる。
爺、げんきんな爺だからな。


姫、鉾立まであと僅かなのでござるがやはり会長さんのペ−スが遅くなって来たのでござる。石畳の登山道はかなり膝に負担がかかってしまうのでござるかな。
爺、人工芝と同じだろ石畳は。土の登山道みたいに衝撃を吸収してくれないからな。
姫、どこでそんな勉強を。
爺まことさんからだよ。


姫、白糸の滝でござる。
爺、これが限界かズ−ムでも。
姫、さようでござるな。


姫、もうちょっとなのでござるがああ恨めしいやあの雲が。




姫、展望台が見えてきたでござる。あそこで最後のお願いをしたのでござるが。


姫、やっぱり願いは叶わなかったでござる。
爺、100円じゃちと虫がよすぎるんじゃないか。
姫、やはり神もお金でござるかな。
爺もちろん!!!!!!。





下山後駐車場にてまことさんとばったりにて候
まことさんの鳥海山
姫籠場に到着して親分を含めみなさんで少し小腹を満たしていると、まことさんご夫妻がビジタ−センタ−に向って歩いているので思わず大きな声でお呼びしたのでござる。

 まさかこんなところでお会い出来るとはうれしかったでござる。5月の守門岳山開きでお逢いした以来でござる。まことさんは8時から登り外輪山は廻らず千蛇谷を往復したとのことでござる。

千蛇谷の残雪の状況を聞くとアイゼンなどは入らずロ−プで道しるべをしておりなんら問題はなかったということでござった。また、こんなガスの時は外輪山は風が強く千蛇谷を選択したとのことでござる。そして明日は岩手山を登ってから帰宅するとのことでござった。、
爺、爺とはやはりキャリヤがちがうな。もっとまことさんから学ばなくちゃ。
姫、さようでござるな。その後「あぽん西浜」にて登山の疲れを取り越後へ戻り半羽着脱ぎをした今回の鳥海山登山でござった。全ての願いは叶わなかった今回の鳥海山でござったがいまいちどみなさんで今度は湯の台コ−スを登ってみたいものでござる。
爺その時は姫も一緒だぞ。



一章
「鳥海山といえば・・・・にて候」

二章
「鳥海山と言えばやはり・・・にて候」

めでたし めでたし