不妊症 鍼灸 漢方薬併用
(時間を意識した 鍼灸 漢方薬併用)
不妊治療では、時間を意識しながら治療を行うことが大切です。
鍼灸 漢方薬は、一貫した治療方針で併用することで、最も高い治療効果が期待でき、「体調の変化までに要する時間」の点からも効果的です。
漢方薬を用いて、「冷え性」や、「胃腸虚弱」などの長年の体質を改善しながら、鍼灸治療は「月経周期に伴う体調管理」や、「移植のタイミング」などで取り入れてもらうのも効果的です。
(併用治療の有効性示す報告もあります)
(要約)
- 2,321例のPCOS患者を含む合計31の論文のメタアナリシスです。PCOS患者に対して、西洋医学とはり治療単独、西洋医学と(はり治療+漢方薬)併用群を比較したデータです。
- はり治療単独の臨床効果は西洋医学と同等であり、(はり治療+漢方薬)併用群の臨床効果は西洋医学よりも高かったと報告されています。
- 併用群は、血清中の黄体形成ホルモン/卵胞刺激ホルモン(LH / FSH)、インスリン抵抗性(IR)、テストステロン(T)改善が示されています。
はりの響きでは、分かりやすい料金設定で併用治療を試して頂ける、鍼灸 漢方薬 スタートプランをご用意してます。まずは試してみたい方にオススメです。
高齢不妊治療をされる方へ
妊娠のしやすさと年齢は密接な関係があり、高度生殖医療においても「加齢に伴う卵巣機能の低下」や、「着床障害」においては、有効な治療は確立していません。
遺伝等の体質もありますが、生活習慣によるエイジングの個人差は大きいです。
極端な例ですが、同じ人でも「毎日睡眠不足でインスタント食品ばかり」ですごしたケースと「十分な睡眠と栄養バランスを考えた食事」がとれているケースで、1年後を比較すれば細胞のエイジング速度は大きく異なると考えられます。
最善として考えられることは「卵子の発育の際に、可能なかぎり体内環境を良くしてやる」こと、またそのような意識で周期を重ねていくこと自体が、卵巣機能のエイジング予防や、着床不全、不育症においての免疫機能の恒常化にも可能性があると考えています。
排卵3ヶ月前
排卵3ヶ月前から、卵は外部の影響を強く受け始めると考えられています。
この期間の卵巣、子宮への充分な血流と過不足のない栄養、また酸化、炎症、糖代謝等のストレスを緩和することは、発育の際の最適な環境作りに繋がると考えられます。
運動、ファスティング、サプリメント等、様々な可能性がしめされますが、
まずは、、、、
「自律神経のバランス整え、しっかり血液が循環する身体づくり」
「胃腸の機能を整え、しっかり栄養を消化吸収、排泄できる身体づくり」
「睡眠のリズムや質を高め、しっかり回復できる身体づくり」
「不安や緊張を和らげ、こころが安らぐ時間づくり」
当たり前のことばかりですが、精神面や生理機能を整えながら、日常生活をストレスなく過ごせること自体が、「卵のエイジングの緩和」「発育の際の最適な環境作り」「免役機能の恒常化」にも繋がると考えられます。
鍼灸 漢方薬は体質改善の医学です。
はりの響きは、「過ごしやすい毎日」「妊娠しやすい身体作り」をサポートいたします。
(参照論文について)
- 当HPでは参照論文として、RCTを含むメタアナリシス解析を行われたものを中心にリンクしております。
- 更なる大規模な追試の必要性がありますが、現時点で、鍼灸 漢方薬の治療効果の可能性をしめす上での、ひとつの根拠として示させていただきます。
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