これも、今日の新潟日報の記事です。発達障害、虐待、適応障害‥。いろいろな生きづらさを抱える人々の存在を知る入り口になれば‥、そんな制作陣の思いを込めた漫画だそうです。

 私自身、その漫画をまだ読んではいないのですが、今回の記事の中に書かれていた言葉を紹介します。

*この漫画の監修医である三木さんの言葉「子育ての悩みはとにかく言語化して。保健所や児童相談所、学校、役所など、相談先はたくさんある」。
・(一人の)親が、抱え込まないこと。家族や他の人に言葉に出して相談することが、とても大事なことです。
*三木さんの言葉「周囲の大人が心を穏やかに保つことこそが大事。子どもにとっては大人のコンディションが天気。毎日雨なら影響は甚大です」。
・親が毎日どなったり、怖い顔をしていたり、威圧や命令ばかりしていたり、汚い言葉を投げかけたり、強い力でたたいたり‥。この家庭では、子どもの心や性格がゆがみ痛んでしまうという意味なのでしょう。診察で三木さんは、思春期未満の子は大人と一体と捉え、保護者への助言に時間を割くことが多いそうです。子どもだけでなく親の切なさ(子育てがうまくいかないなど)に寄り添っていることが分かります。
*作中の研修医の言葉「どんなに親が真剣に向き合っても、子どもの心が分からないことはある」。
*作中の精神科医の言葉「(親は)分からないことを自覚し受け入れることが、(子ども)理解の第一歩だ」。
*三木さんの言葉「(児童精神科の意義について)診断で障害や病名が付くことは誰しもが怖い。それでも『訳が分からない状況』に説明が付き、子どもを理解する枠組みは手に入れられる」。

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