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3月2日 (くもり、雨)
場所、こころのふるさとの川。
メンバー、とやの渓流釣り愛好会、アバウト妄想釣りクラブ、岩魚保存会。
 
たのしい渓流。 美しいヤマメ。


目覚まし時計が鳴り出した。いつもよりよく眠れた。
どうやら、夢の中でも釣りをしていたらしく、感触が心地よい。
よし!いくぞ!愛車のエンジンも、かろやかに歌いだした。
今日のウエザーは午後から雪。最悪だ。
現地到着。それでも、6:30着。思ったより早い、まあまあだ。
さて、準備万端.
今年の渓流釣り第一投目、するどいアタリ!
あわせる!仕掛けがむなしく宙を舞う。
なるほど!いつものチビヤマメか!あわせ方を変えよう!
第二投、またスルドイアタリ。
今度は違うあわせ方だ。「よっと!」
釣れた!案の定チビヤマメだ。また今年の春もこのサイズに悩まされるのか。
このサイズは止め処なく釣れる、したがってエサのムダである。
唐揚げには最高のサイズには違いないが。
午後からの唐揚げ大会が頭をよぎる。しかし魚を入れるものが無い。
どうしよう。まあいっか。来年キープすることにしよう。
少し釣り上がったが、どうしてもこのサイズばかりだ。おまけに馬鹿ッパヤまで
釣れだした。
場所を変えよう、もう少し上流へ移動した。ここは夏にはアユの溜まり場になる
所だ。慎重に第一投。「ふっと。」糸がふけた。チビヤマメとは違うあたりだ。
しかし!念のためチビヤマメのあわせにする。
「グググググ」おー!いい引きだ!
しかし水から抜けた。
20cmのとても綺麗なヤマメだった。
すぐにデジカメで写真を写す。
そして、このヤマメがポイントを荒さない様に、
落ち着いてから流れのゆるい所に、リリースした。


もう一投!「えいっ!」
うまく食い浪に入いった!
テグスがまわった、あわせる!
「グググググ」おお!「引く引く!」
流れの中を走る走る!「スーッ」と寄せて来た。
30cm。綺麗なイワナだった。
写真を写し、そっとリリースする。


だんだんサイズが大きくなってきた!
次は、何センチか?わくわくしながら
竿を振り込んだ。
刹那!スルドイアタリに思わず体が
反応しそうになる。グッとこらえる。聞きあわせをする。
やはり、チビヤマメが喜んでるかの様に宙を舞った。
次に移動した。ここでも似た様な釣果だ。ふと腹がへってきた、p、m12:00の
待ち合わせまであと30分、もう少し釣ろうとしたら。ちょうど件の待ち合わせの、
とやの渓流釣りクラブのメンバーと遭遇した。彼らも、そこそこ釣ってきた。魚をさばいて昼にした。渓流協の会長とsi氏も現れた。総勢6名になった。
昼食兼情報交換後、あまりの吹雪きのため今日は解散となった。
帰り路、急にもう少し釣りたくなり、隣りの川へ入ることにした。
ここでも、やはり午前中とまったく同じような、サイズだ。
ガッカリしていると、目の前には最後のポイントが迫っていた。
ここで、今日最後の釣りになりそうだ。
と、言ってもエサ竿では、とても届かない。私はルアー竿を持ち出した。
必殺ルアーをセットする。
一陣の風とともに小雪が舞った。その風を切り裂いてミノーが飛ぶ。
狙いどうりのポイントへ、着水!アクション開始!
「ムム!」魚がルアーにまとわり付く、しかし喰わない!魚もでかい!
かなりルアー馴れしている。あと3mで岸だ!もう後が無い!
ここで、ヒットできなかったら、もう二度と現れないだろう。何度も経験している。
今しかない!トゥイッチングで、誘う。大イワナは、ゆっくりと、なんの重みも感じ
させずに、ルアーを喰った。
「やった!喰った!」ガッチリあわせた!大イワナだ。すごいファイトだ!
やっと寄せた。さて、どうやって取り込むか?
足場が切り立っていて、水面まで5mはある。竿はこれ以上しならない位に
曲がってる。魚におとなしくなる術をかけた!
これしかない!うまくいくかな?籌著したらOUT!「スーッ」と一気にラインを
つかんで、引き上げようとした時、大イワナと眼と眼が合った!一瞬大イワナの
眼が異様な光を放った。大抵この光で釣り師はやられる!
「えいっ!」私は、魂身の力で引き抜いた。
私の足もとで大イワナが踊った。
気が付くと、天がにわかに、かき曇った!
刹那、猛吹雪きになった!
私は身ぶるいをおぼえ、帰路へついた。


イワナ45cm とても旨そうです。


釣果
   イワナ2匹
   ヤマメいっぱい
とても満足いく釣行でした。またみんなと来たいです。

この大イワナ、とても旨っかった!


昼食兼、情報を聞く。 料理の達人。fu氏。