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車両運行も同様      2009/04/23(Thu) No.98

数年前の総会で、クロカン回収時に使用する車両は、回収する運転手の車両を使用するということが話し合われた。
クロカンに出て回収される人の車両を使用した場合、回収費用は半額(だったかな?)にすることになっていたと思う。
そのため、クロカンに出た人は自分の車両を使用することを希望するようになっていたようだ。

しかし、いつどこで何があるか分からない。交通事故はあちこちで起きている。
他人の車両を運転していて事故にあった場合、保険の契約内容によっては補償されない場合もある。

同様に、LDからTOへ運搬するとき、また、車両回収時も同様のことが言えると思う。
走行距離は短い。しかし、回数を重ねれば延べ走行距離は長くなり、確率としては同様に考えるべき。

私は、フライト後の帰り道で交通事故にあったことがある。
当事者である。(その頃は、当時の巻町に住んでいた)

野積駐車場を出発し、R402から弥彦山スカイラインへ入っていく狭い道路を180m程進んだ小さな交差点。
座標は N37゜41'11.23" E138゜47'16.04" WGS1984
周囲は民家が密集していて見通し悪く車両のすれ違いも難しいところ。
普段我々がTOへ行くとき頻繁に通っている道路である。

その小さな交差点を通過しようとしたとき、右側から乗用車が現れた。
ブレーキを踏むのも間に合わず「出会い頭に衝突」といわれるような事故だった。
交差点の形から見て、当然相手が止まるべきであるように思える場所だったが、一時停止の表示は無かった。
そして、全額相手に負担させたいところだったが、負担割合は35:65となった。
相手の話によると、初めて来た場所で道路が良く分からないまま、狭い脇道に入ってしまったようだ。


車両運行中の責任は、運転者にある。
直接の運転操作は勿論であるが、積み荷に関しても責任を負う。
車両走行中に積み荷のグライダーが損傷を受けたら、その責任は運転者が負うことになる。
そして負担を負うだけでなく、修理あるいは買い替えまでの間、機体の持ち主からフライトの楽しみを奪ってしまうことになる。
だから私は、キャリアにクッションを付けている。特にリジッド機は気になるところだと思う。
積み荷を固定するためのゴムは沢山使用し、どれかが切れても荷崩れすることがないように予防している。
グライダーを乗せているときの速度は普段よりずっと低速で、運転操作は穏やかにするよう努めている。

あるとき、バンパー上に立てているキャリアに改造を加えたときのこと。
自分のグライダー1機だけを載せて格納庫へ運ぼうとしていた。

駐車場前の道路通行車両が途切れるのを待つため停止したところ、バンパー上のキャリアが前に倒れた。
乗せていたグライダーはつられて、一緒に目の前のアスファルト上へ。うわあぁぁぁ〜〜〜〜。
スパーが曲がり、先端が潰れる光景が脳裏に浮かんだ。

積み直して再び駐車場の中へ…。ケースから出し、あちこち点検する…。
どこが曲がったかなぁ…修理にいくらかかるかなぁ…と心配ばかり。
しかし、損傷は見当たらなかった。極低速だったため、機体の損傷は無かったようだ。

運搬距離が短いからと、機体を固定するゴムの数を少なくして緩く留めたこと。
キャリア改造方法が不適切だったことが原因のようだ。これは一旦、元に戻した。
現在は違う改造を加えて、以前より遥かに安全性を増している。

グライダーを載せて走行する時は、他車を優先させるように心がけている。
早い動きをしないのだから急いでいる車には邪魔になると思う。
グライダーを積んでトロトロゆっくり走ってる車は邪魔だなどと思われたくない。
地域社会の目を意識し、謙虚でしっかりと安全管理している姿を表したい。



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