加茂市文化財 長唄「後ろ面」より、その狐の面をかたどりました。
素材を厳選し、一枚一枚風味豊かに焼き上げました。
この舞踊は、人間に化けた狐が尼僧の姿をし、後頭に狐の面をつけて表裏交替で踊るといった一人二役の至芸です。
天保年間に江戸歌舞伎座で当地出身の歌舞伎役者「かをよ」が彼の舞台の18番として上演していましたが、その後は跡を絶ち、今は当地にだけ伝えられています。