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つぼげんのぼやき


うっかりした

 滅多にないことなのですが...爪けずっちゃいました。
 木工機械、特にサンダーなんか使った日にはそんなことはしょっちゅうなのですが、ここのところ腕の上がった(←おいおい)私は怪我知らずだったのです。油断してしまいました。じゃ大変な怪我かというと、実は全然たいしたことなくて...実は怪我といっていいのかどうか...つまりそれは早い話(←早くない)親指の爪が綺麗に半分くらい薄さになってしまった。われながら「なんて器用にすってしまったんだ」
 血が出ているわけではないし、痛いわけでもない。しかもはた目には全然わからないのだが。妙に親指の「収まりが悪い」仕事中も親指が気になります。
 この程度の削り方だと、元通りの爪に戻るまで1〜2ヶ月かかるか...ついていない。
 
 ついていない。
 この前買ったサマージャンボは¥300-だけでした。
 
 知り合いの創作人形展が私立図書館で有ることを知り、早速出かけてみた...まだ始まっていなかった。聞くと来週の火曜日からだった。ついでだから今やっている絵の展示を拝見すると、おや?叔母さんの絵が飾られている。いつの間にか、こんなにうまくなっていたのですね。知りませんでした。

(2003.08.30)


生きた学習(?)

 今年は秋の到来が早い。毎日恒例の夜の散歩をしていると、道ばたにはセミがぼとぼと落ちている。そういえば、いつの間にかコオロギや鈴虫がコロコロ鳴いている。
 この転がっているセミを拾っては、我が家のカメのエサにしている娘。時には虫の息のセミもいて...生き餌です。ちょっと残酷じゃないか?まあ、ある意味生きた教材ではあるが。
 そういえば町内会の夏祭りでもらってきた金魚すくいの金魚もカメにあげちゃってたな。
 別に教えたわけではない。はじめのうちは「煮干し」とか「乾燥エビ」なんかをあげていただけだった。夏のはじめに庭のあちこちで「セミのぬけがら」を見つけては「エビですよ〜」(←うそつき)と言ってはカメにあげていたのだった。やがてカメの方も「これはカラだけで、食うところがない」と学習したらしく、見向きもしなくなった。娘のほうもそれで学習したらしく、ぬけがらではなくセミ本体をあげるようになった。
 カメだが。普段はほとんど出来合の「カメのエサ」しかあげていなかったので、そりゃ大喜び。二匹で奪い合いです。お刺身が空から降ってきたようなモノか?

(2003.08.28)


大接近

 「今晩は」「ああ。どうも」「見えますか?」「見えませんねえ...」「おやアレがそうじゃないですか」「ああそうですね、雲が切れたのかな?」
 いつものように夕食後の散歩をしていると、いつもより沢山の人が外に出ている。夜空を見ている。今日は六万年ぶりの火星大接近の日だ。近所のご夫婦がそれを見上げているときに、雲の切れ間から偶然見えたが、今夜はあいにくの天気。夜空には火星はおろか星一つ見えない。

 相変わらず忙しい日々が続いている。もっとも忙しい理由の一つに「残業拒否」があるから...(←おいおい)夏休みももうすぐ終わりだというのに、休日仕事の為ほとんどどこへも行けない娘を、仕事が終わった後にスーパーや書店に連れていく。ただそれだけ。当分はこんな生活だが、まあ、勘弁してくれ。

(2003.08.27)


おお!!売れました〜!

 ここのところの売れ筋一番商品は「フクロウ」関連のグッズなのです。そこで看板代わりにフクロウの彫刻を、半年くらい前に作りました。いろんな実演販売に持っていってはフクロウグッズの後ろ置いて「フクロウは幸せを呼ぶ鳥ですよ〜」と商売をやっていました。
 その看板代わりのフクロウの彫刻が、なんと今日売れちゃいました。
 ほんと、全然売るつもりはなかったので、かなり無謀な値段設定をしていたのですが...驚きました。で、ちょっと嬉しかったです。やはり自分のつくった作品が売れるということは自分が認められたようか気がしますのでね。もちろんチョットはお値段に色を付けましたが...「ひょっとして、十年後位に今日買った値段にゼロが一つよけいに付くくらい値打ちが上がるかも知れませんよ〜私が有名になって」とお客様にジョークを飛ばすのは、私の彫刻作品が売れたときのいつものお約束です。
 ...ではなくて、本人は結構まじめにそう思っているのですが...

(2003.08.25)


絵付け教室ネタ作り

 新潟ふるさと村とりあえず本日最終日で撤収でした。又来月の半ば頃にここで実演販売あります。ここのところ月に二回は出させてもらっているので、ほとんどレギュラーのようです。何度か来られているお客様もいて、しかもそれに気が付かずフクロウのいわれを必死で説明して「この前いただきましたよ」と笑われたりと(;^_^A...いろんなコトがありますねえ〜
 実演のネタ切れで困っていました。ところで次回の実演販売の新潟大和新潟県クラフト展では「体験絵付け教室」を予定しています。そこで、体験絵付けしてもらうための絵柄を考えて、それを新潟ふるさと村で実演するという...なんかわけがわからないというか、綱渡りというか...やりました。考えた絵柄は「おしどりペアのマグネットメモタック」です。よくある冷蔵庫などに磁石で張り付けるヤツ。自分なりにはいいデザインだと思います。簡単...ではありませんが、私がチョット手伝うことによって、それなりに立派に見える作品がつくれるのではないか?と思っています。ちなみに今日描いたおしどりペアメモタックにも試しに値札をつけて並べてみました。値段は¥700-...でも、メモタックてば百円ショップの定番じゃないですか。¥700のメモタックなんてどんなに出来が良くたって売れません。...もっとも百円で売ったのでは、私の時給は¥500(含む材料費)になってしまいますので、勘弁してください。
 そこで、一計。「お客様、こちらのメモタックは一組¥700-ですが、ご自分で描かれましたら¥300-ですよ〜」と、絵付け教室をやるってのは、どうよ?

(2003.08.24)


トリートメントって何?

 朝起きてみると、作りかけだった特価販売品の数が合わない。どうやら完成したと勘違いした社長が新潟ふるさと村にもって行ったらしい。裏に坪源の焼き版(サイン代わりのトレードマーク)も押していないんだが...で、結局売れなかったので、そのまま持ってこさせた。
 とりあえず今日やった分の最終仕上げを明日の朝やって、現場に持っていくことにしよう。いつもながらなの綱渡り製作になってしまった。
 
 特に伸ばすつもりではなかったのだが、十ヶ月ほどほっておいたら、髪の毛が長くなってしまった。もちろん家族には大不評である。切るのも面倒、と言うより意地になっている模様「絶対切らない」tころで洗髪時石鹸置き場並んでいたシャンプーの隣に「トリートメント」があった。ここ十年くらい五分刈り程度だったので、使い方を忘れてしまった。リンスと同じでよかったんだっけ?おお〜髪がさらさらぞい〜!!....絶対に似あわないことやっているに違いない。

(2003.08.22)


終わらない

 終わらない。終わらなかった、今回の実演販売には間に合わなかった。
 新潟大和での「新潟県クラフト展」で販売予定の特別提供品を何とか早めに作って、今回の新潟ふるさと村の実演販売で実験的に販売してみようと思ったのだが、残念。何せ手が込んでいる品なのでとても一週間(正味5日間)ではとても作れない。いや、頑張れば何とかなるかと思っていたのだが...人間には限界があります。
 とりあえず形状が出来たモノが5体ほどあるのだが、仕上げのAUROが塗れなかった。例え今塗ったとしても乾燥まで数日かかるから、チョット持っていけない。そうか、上塗り剤の乾燥時間を考えたら、ハナから完成は無理だったんだ...
 
 人並みに高校野球なんかを聞きながら仕事をするのは、夏の職人さんの定番スタイルだ。ちなみに本場所中は大相撲を聞く。こんなスタイルを15年位していると、ラジオの実況で何となく試合の様子が想像できるようになってしまうから不思議だ。人間というのは訓練すると何でもできるのだな。ちなみに野球中継は想像しやすいけど、相撲中継はかなり熟練が必要です。アナウンサーは多分NHK一早口だろうし。技の専門用語が沢山出てくるし。ま、私のように10年以上聞いている猛者には訳のないことですが(自慢できないって)
 ところでNHKで毎週日曜日にやっている将棋のNHK杯トーナメント。まだテレビ放送が始まるラジオの時代からあったそうです。当然盤面の映像などはなく、アナウンサーが黙々と「先手大山名人6六角成り」と棋譜を読み上げていたらしいですが...サスガにこれはわかんないよ。
 高校野球のラジオ中継聞きながら、ふとこんなコトを考えている自分でした...ヒマなのか?忙しいのか?

(2003.08.21)


思いつき

 これからの実演販売予定を書きだしてみました。11月の初めまで確定したモノだけでこれだけあります。この他にも未確定のものありますので、まだまだ坪源の忙しい日々は続きます。自分で作って自分で売る。そんなコトを思いついたはいいけれど、ここまで持ってくるのには大変でした。しかし本当に大変なのはこれからです。この過密スケジュールをきっちりこなしていかなければなりません。いうは易し、おこなうは難し....ですね。
 今週末も新潟ふるさと村です。また実演ネタを考えなくてはなりません。前回のミニフクロウは全部書き終わったので、次はメモタックでも描こうと思います。より実演難易度の高い招き猫でもいいのですが、本当に工房中がその招き猫だらけです。最近は招き猫の実演を押さえ気味ですので、もしご覧なられた方は文字通りラッキーですよ(そう?)
 新潟大和での新潟県クラフトマンクラブ例年恒例の「新潟県のクラフト展」に特価販売するための企画品の製作にかかりきりの数日間。出来自体はかなりいいものがでそうです。
 去年、実は倉庫に眠っていた在庫...不良在庫?を特価販売したのですが、不評だったり売れなかったりと散々でした。やすくても魅力のない商材は売れないという典型的な事例。魅了なくて売れないから不良在庫になっている。そんなものにヘンにこだわるより過去の悪しき異物をばっさり切って、新たな売れ筋を模索する事が賢明。もっとも、言うのは簡単だがなかなかこれができるものではない、気が付かない。気が付いた自分はラッキー。アトは魅力ある商材をどんどん作っていけばよいのだ〜(それが一番むずかしいんだって)

(2003.08.20)


うまい〜新潟一の社員食堂

 月の休日のうちの半分は「新潟ふるさと村」で実演販売にいっている。まるで社員の如く。
 土曜日は皿からあふれんばかりの量のヒレカツにナスの炒め物ミョウガあえ、豚汁。日曜日は担担麺風味噌ラーメン、もやしに挽肉のゴマ油炒めが具で、何も言っていないのに大盛りにしてくれた。しかも、それでも足りない人のためにテーブルにはおむすびが並べられている...そんなに食べれません。これだけついてなんと一食¥450〜いろいろなデパートの社員食堂に行って来ましたが、まず間違いなく日本一の社員食堂、天国です。
 土日のふるさと村の実演販売が終わった。最近は割といい場所を貸してもらえるので、売り上げもよい。実演販売以外の売り上げが相変わらず振るわないので、非常に助かっています。とはいえ、だんだん実演のネタが尽きてきました。今回は実演販売会場では必ず売っている「お守りミニふくろう二個セット¥500-」最近のヒットというか売れ筋商品の絵付けをやった。実はこれ、生産が間に合わなかったのだ。今回の実演販売までには完成させておく予定だったのだが、お盆休みの飲み過ぎでダウンしてしまい出来なかった(←おいおい)そう言えば最近はあまり工房内で絵付け仕事をやっていないなあ...それで皆さんに喜んでもらえるのなら、それはそれでヨシなのですが。実は今回の一番でたのがこの「ミニふくろう」なるほど、実演やっているモノが手頃だと、これが売れるんだね。一つ勉強になった。
 新潟ふるさと村実演販売ですが、又来週もやります。今度は新潟県クラフトマンクラブの有志と一緒です。三日間あるので、またなんとかとか頑張らなくては。その前に、金曜日までに売れ筋の欠品商品を準備しなければ...こうしてサイトの更新作業はどんどん後回しになってゆく。どうしよう。

(2003.08.18)


ハレの日のツケ

 ここ数日日記をサボっていましたが、訳があります。二日酔いでした(←おいおい)毎年恒例の墓参りの日、8月13日は弟家族もやって来て、お参りのあとは我が家で宴会。最近は普段お酒を飲まないようにしている自分もこの日ばかりは解禁。ハレの日だ。飲んだ、飲んだ、飲みまくった。記憶がなくなった...翌日起きれなかった。眼鏡がない...いったいどこに置いたんだ?というか、ここはどこだ?家の中には間違いないが。一体どこで寝ているんだ?しばらくすると娘が「お父さん眼鏡〜」ともってきてくれた。どうも娘の部屋で寝ていて、それから自分の部屋に移動したようだ。いつの間にか弟家族は帰っていなかった。
 部屋では扇風機がブンブン回っていて、外は雨...寒い。しかもヒドイ頭痛、吐き気...てか○○まみれじゃないか自分。最悪。
 結局昨日は丸一日ごろごろしていた。午後からチョット調子が戻ったので図書館に娘を連れて行くが、やはり体調不良で速攻帰る。結局夜寝るまで部屋でゴロゴロしながら図書館から借りてきた本を読み続けた。
 サスガに今日は大丈夫...と思ったのだが、やはり本調子にはほど遠かった。やらなきゃならない仕事もたくさんあるというのに、丸々二日も潰れてしまった。自分の馬鹿さ加減に愛想が尽きる。
 酒は当分禁止。

(2003.08.15)


オペラで絵付け

 午後からずっと絵付け仕事だったので、ここはオペラでも聴きながら仕事しようとCDをかけた。優雅である。普段工作機械が回っていたら、オペラどころか話も出来ないくらいうるさい。明日もたぶんこの続きとなるのだろうから、明日の分のオペラのCDを図書館へ仕入れに行く。今日はモーツァルト「魔笛」だった。このあたりが一番無難なのだろうが、どうも芝居中のセリフが多すぎる。もっと歌を聴かせてくれ〜ってなわけで、今日はワーグナーを借りてきた。ワーグナーと言えば「長い」これに尽きる。とりあえず「神々の黄昏」と「ジークフリート」を借りる。げ、それぞれ4枚組でやんの...CD8枚...こりゃどう考えても1日じゃ聞ききれない。オペラの道はかくも厳しいモノか。CD一枚50分として、四枚なら200分...三時間二十分...ひとオペラするのに、この長時間。この間、指揮者は楽団を指揮し続けるのか?ドイツ人はタフだっ!!

(2003.08.12)


夏休みに向けて追い込み

 世間は夏休み全開なのであろう。メールでの注文もめっきり減ってしまい、それに伴いアクセス数も激減。一日10アクセスそこそこの日々が続く。自分はあまりアクセス数を気にする方ではないが、いくらなんでも少なすぎ。夏休みなんだということを確認させられ、このサイトを見ている方々がどのような方々か思いを馳せる...多分会社関係の人たちなのでしょうね。
 そんな世間のお休みモードとは無縁に坪源は忙しいです。何せ今週末の新潟ふるさと村に持って行くべき売れ筋商品が何もないのだ。要は売れ筋商品が売れまくって、慢性欠品状態なのだが...とはいえ数量的には百までいきませんが...零細企業にとっては大変な数なのです。もうすぐ墓参りとお盆休みになりますが、どうも今年は吹っ飛びそうです。それでも2日くらいは休めるかな?

(2003.08.11)


ついていない一日

 昨日初めて娘を映画へ連れていった。見たのはポケモンだ。映画版「クレヨンしんちゃん」や「名探偵コナン」などにくらべると毎回評判がかんばしくないのが気にはなるが。それでも初めての映画が楽しみだったらしく、一週間前からずっと「ポケモン、ポケモン」と期待に胸を弾ませていた。しかし内容は無情なもので、終了間際になると「まだ終わらないの?いつ終わるの?アト何分?」と飽きた様子。無理もない、大人が見てもつまらなかった。一言でいえば「もののけ姫」の出来の悪いエピゴーネン、である。
 同時上映(オマケ的存在)の「踊るポケモン秘密基地」の方がはるかに面白かった。娘も同意見。
 
 台風一過で快晴の今日の午前中は市民プール。夏休みだし久しぶりの暑い日。室内プールは満員である。外の50メートルプールは空いていたが...深いので子供だけでは入れない。試しに泳いでみた。50メートル泳ぎ切れなかった。水泳の道は長く厳しい。
 
 新潟県彫刻会公募展の今日が搬入日である。今思えば、入選通知が来たときに封筒に書かれていた名前が違っていたことにもっと注意しておくべきだった。いや、それならば会期中にチョットのぞいたときもらったパンフレットに、自分の名前が誤植されていることに気が付いたときクレームを付けるべきだった。今となっては後の祭りと言うか...気が付くのが遅かったというか...
「申し訳ありません。入選証に書き込んだ名前が間違っていました」
 というわけで、入選証は後日名前を書き直した上で郵送してくれるそうです。名前の誤植、勘違いはよくやられてしまい、今始まった話ではない。人生これまで数限りなくありました。最悪だったのは、卒業アルバムに誤植があり十年くらいはその間違った名前の年賀状が届き続けました...それにくらべれば気が付いてもらえただけありがたいです。
 娘が生まれたとき、真っ先に考えたのが「何人たりとも読み間違える事のない名前」にしようということです。今のところ間違えられたことはありません。もっともひらがな三文字ですから...
 
 彫刻展は新潟市だ。いつもなら片道一時間強でいける新潟市なのだが、今日は二時間近くかかってしまった。途中で猛烈な腹痛にみまわれ、かつて知った仕事場「新潟ふるさと村」のトイレを拝借したのだ。さて。一段落...む、いかん。ヤレヤレやっと落ち着いた...む、ヤバイ。とマア30分くらい足止めを食らってしまった。あげく搬出後の帰り道、近道しようとして道を間違える。結局往復4時間...高速道路なら東京まで行ける時間だ。
 それにしても一体何が腹に当たったのであろうか?昼間食べたファミレスのカツ重か?それとも水泳中にのみこんでしまったプールの水が悪かったのだろうか?

 どちらにしろ、ついていない一日だった。

(2003.08.10)


青年は大志を抱き、異国の地を踏む?

 昼間来られたお客様の車が「京都ナンバー」だったのを見て「もう世間は夏休み真っ盛りなんだなあ...」と思いました。坪源の夏休みは例年より短めです。来週の土日からまた実演販売の週末です。
 
 減量しようと思い立ち、早二ヶ月。75キロあった体重も、いまでは66キロ。体重は減っても腹の垂水はなおらない。これはつまり腹筋が歳には勝てなかったという当然の帰結である。
 減量と言っても思いっきり絶食するのではない。むしろ三食必ず食べる。量はもちろん減らすが、それだけではこんなに減らない。毎日夕食後には散歩を欠かさない。やはり自分と同じ事を考えている人が多いのだろう。自分のいつもの散歩コースはそんな人たちで一杯だ。
 今日も歩いていると、前方から2メートルは有ろうかという大男が二人、台風接近のフェーン現象でクソ暑いなかワイシャツにネクタイをきっちり締めてやって来た。顔はすでに汗まみれ。しかしそれでも笑顔を絶やさず「こんばんは」と声をかけられた...モルモン教の布教活動にきている青年だった。ユタ州からきた19歳で、どこで習ったか、たどたどしくも、正しい日本語で話しかけてくる。ホント暑い中ご苦労様です。どうも道を歩いている人に片っ端から声をかけているようだ。悪いことは言いません、すぐそこまで今年最大の台風が近づいてきているのですから、早くお帰りなさい。

(2003.08.08)


揺れてないかい?

 新潟市の朱鷺メッセに行った。前回言ったときは会議の後飲み会だったので、早々に酔っぱらってしまって気が付かなかったが、朱鷺メッセ、揺れてないか?
 新潟市が誇るランドマーク朱鷺メッセ。地上二十二階。新潟地震と同じ規模の地震があっても大丈夫な最新工法。実際非常口から階段を下りると、その技術の一片が見られる。巨大な装置が取り付けられてあるのだが...だから、揺れてないか?
 エレベーターから会議室のある9階に降りたら「グラリ」あれ?めまいがする。おかしい、2、3歩あるいては「おっとっと」よろける。一緒にいた人に大丈夫ですかと声をかけられる。おかしい。何かおかしいぞ?
 「スミマセン、なんかこのビル揺れてませんか?」「あ、わかりましたか」職員さんに聞いてみたら、あっさり答えが返ってきた。この揺れこそが鉄壁の耐震構造の秘密だったのだ。結局会議が終わってビルから出る頃には、自動車酔い状態。もともと高い所もにがてな自分だけに、朱鷺メッセは手強い相手になりそうだ(これから何度もここで会議や打ち合わせがあるはずなのに...)
 
 家に帰ると「お父さんホラ、アニメ」落書き帳になにやら描いてあった。パラパラめくると、おお、確かに動いている。そう言えば最近のお気に入りビデオは「星のカービィ。アニメ新番組、星のデデデ...の巻」だから。その冒頭に出てくるデデデ大王が縄跳びをやっているヘタクソなアニメ。それをまねして自分で描いたようだ。あはははは、すげえや娘。血は争えないと言うか、なんというか...
 



(2003.08.07)

事故多発地帯

 オペラのCDを聞きながら絵付け作業。なんと優雅な仕事ぶりか〜気持ちはのんびりしているが、作業と手先はゆるまない。オペラ歌手の歌声に合わせて、あくまでリズミカル。
 どうも社長はオペラが嫌いらしく、途中で「ここの仕事は一段落付いたから、チョット材料置き場へ木取り材を取りに行ってくる」と、でかけてしまった。悪いことをしたか?
 それにしてもたまらんな〜オペラ。そんなに沢山聞いてないけど(実は初心者)
 
 また工房前の道で事故があった。この書き出しでもう何度書いただろうか?うちの前はそれくらい魔の事故多発地帯なのだ。今日の事故はかなり派手だった。幸い死者はいなかったが、足を挟まれたのか?腰が抜けてしまったのか?救急車が来てしばらくしても、運転手が車から降りてこなかった...はた目にもぼーっとした状態。多分事故のショックであろう。何せぶつかった相手が高速バスだもの、驚くよ。いつも新潟市に行くときに乗っているバスだ。回送運転中で乗客がいなかったことは幸いだった。この二台をよく見るとへこんだ部分がどちらも車の前方部分だ。と言うことは交差点の出会い頭。もちろん信号機の付いている交差点だから、どちらかが信号無視をした結果だ...悲惨。やはり何かが居憑いて、事故を手招きしているに違いない。今日だけは、車で道に出る前に何度も何度も安全確認をする。

(2003.08.06)


おみやげ

 そろそろ一般会社も夏休み(チョット早いか?)なのでしょうか。ここのところふらりとやってくるお客さんが多いです。ほぼ日に1〜2人。普段は一週間に1〜2人なので、これはかなり多い方。ありがたいことです。今日も実演販売の実演で描き貯めた招き猫が一つ売れました。記念に今日の日付を入れて欲しいと頼まれました。ご夫婦で旅行中なのでしょう。この「日付入れ」最近よく頼まれます。自分が知らなかっただけで、旅行のおみやげ(特に自家用)などにはこうするのが流行りのようです。
 これなら間違いなく「その土地でつくられた物」の証明ですから。何せ観光地のおみやげといったら、中国製が主流。これはこれで手頃なお値段だったり「当地限定」だったりして良いのかも知れませんが...やはりおみやげの醍醐味は「そこで実際につくられている物」これに尽きます。
 そんなわけですから、最近はおみやげ物や関連施設(例えば新潟ふるさと村)での実演販売が仕事のメインになりつつあります。経費的にゆるされるなら、もっと足を伸ばして近県や首都圏などでも実演販売やってみたいです。それにはもっと売り上げを伸ばす必要がありますが。悪戦苦闘中です。

(2003.08.05)


本当に忙しいのか?

 忙しい訳ではないのに、妙にバタバタした一日。アレヨアレヨであっという間に終わる。気が付いたらほとんど仕事ははかどっていない。なんて事だ。なにをやっていたんだ一日。注文のあった欠品商品をとりあえず大急ぎで作って。注文の宅配分を荷造りして。配達行って...って、これ全部社長の仕事じゃないか?
 そういえば、メッセピア地場産業振興センターでの月替わり地元会社紹介コーナーのうちの回が今日で最終日で、4時から撤収に行かなければならなかった。気が付いたのが午後5時。ガーン。大急ぎで向かう。とにかく片づけるんだ。片っ端から車に詰め込み、工房に帰る。ガーン。朱鷺の彫刻が壊れている。明日修理しないと...電話が鳴る「来年のギフトカタログの提案締め切りが先月末日だったのですが、まだ提出されていません。大至急提出してください」ぎゃ、クレームだ〜
 明日こそはなんとか予定通りの作業進行を目指してがんばらねば。このまま行くと...と言うよりお盆休みも数日は確実に働かないといけないな。ここに来て「実演販売連続12日間」という偉業のしわ寄せがどっと来た感じ。

(2003.08.04)


花火の日

 夏祭り最終日の今日は花火大会だ。年々協賛企業が少なくなってきて心配だが、今年も頑張ってくれ。毎年恒例の鑑賞ポイントは自宅から出てすぐの通り。事務所からイスを並べて家族で鑑賞...のはずだったのだが。一番張り切っていた娘は「スイカたべなきゃ」と訳の分からないことを行って、いきなり切り出す。そして「ジャ、いただきます。ごちそうさま」その間約五分。とっとと二階へいって「とっとこハム太郎(ビデオ)」を見出す...おい、そりゃいつでも見れるだろう。まったく〜今年の夏の花火は今しか見れないのに...その後三十分も市内うちにオヤジも消える...気が付いたらいなくなっていた。ちょっとビールでも一本と、家に入ってみると、すでに高いびき。おい。さてオフクロは...全くいつもの日曜日と変わらず、片づけをして、八時からの「武蔵」見てるし...みんなイカン。花火をなめてる。しょうがないので終了まで一人で意地になってみる。それにしても、やはり不景気のせいだろうか?妙に花火と花火の合間が長い...なんかつまらないな、スターマインはまだかいな〜御始まった派手なヤツだスゴイ〜ヨシこの調子で次ぎだ次...次...上がらないよ。時間にして約一時間半。午後九時に今年の夏祭りのフィナーレを締める花火大会が終わってしまう。なんかさみしい...
 やはり無謀にも日本一と歌われている長岡の花火大会と同日の行卯というのは無謀だったのであろうか?
 
 そうそう。数日前に話題にした「新潟県彫刻会」公募、入選しました。とりあえず、終わりよければすべてよし。

(2003.08.03)


夏祭り

 欠品注の知恵の輪の部品を一日中作り続けていた。最近よく「知恵の輪」とここに書いていたが、よく考えてみたらその知恵の輪がなんなのかこのサイトには一切紹介されていなかった。うっかりしていた。かなり以前から実演販売でお客様の意見を聞きつつ改良を重ねていた新商品だったので、自分的にはなじみの品だったのだが...思いこみでした。こりゃ近日中にしっかり紹介しなければ。やらなければならないことが次から次へと出てくる。
 そう言えばこの前、実用新案出願したばかりの新製品のこともろくに紹介していませんでしたねえ...どうも最近不手際が多すぎる。ま、単純に七月が忙しすぎたと言うことでもあるが。
 今日から地元三条市では夏祭りが始まった。三日間あり、初日は民謡流しだった。夕食後ふらりと一人で見に行く。さみしいものだ。娘はおじいちゃん(要は社長)とトットと出かけてしまっていない。人が仕事しているスキに縁日にいってしまったようだ。ズルイよ。明日は確か商店街の夜店があるはず。久しぶりに生ビールでも飲もうかな?

(2003.08.01)


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