変わる少年



歩が何時もと同じように、月臣学園の屋上でのんびりと昼食を楽しみながら、昼の一時を過ごし
ていると、彼女が訪れた。新聞部部長ではなく、最近、歩のところの良く来るようになった少女、
白長谷小夜子である。
「こんにちは、鳴海さん」
「ああ、またあんたか」
歩はうんざりしたような声でそう言ったが、言われた本人は全く気にした様子もなく、平然と
言葉を返した。
「ええ、鳴海さんと一緒にいると楽しいですから」
「そうかい。俺は邪魔だ」
と、女性に対しての話し方がまるでなっていない歩だが、それも全く言われた本人は気にして
いなかった。もう慣れてしまったようだ。歩は傍に置いてあった雑誌を広げるとそれを読み
始めた。小夜子は雑誌を読んでいる歩の隣に座り、この学校の図書館から借りて来たと思われる
本を読み始めた。歩と小夜子が二人で並んで本を読む光景は何時もの事だった。そして、
“キーンコーンカーンコーン”
と予鈴が鳴ると、小夜子は立ち上がり
「では、また放課後に…」
といって帰っていくのである。歩はその小夜子の後姿を見ながらいつも同じことを思う。
(何で俺は彼女を拒まないんだ?邪魔だったら手荒に拒めばいい…。しかも彼女が傍にいると
心が落ち着く。俺は一体、彼女の事をどう思っているんだ?)
とそう思ってしまうのだ。



「はー、どうしてなんだ?」
結局、歩はまた屋上に来てしまった。先ほど、五時間目の授業は出なかったが六時間目の授業に
は出ていたので、放課後になると屋上に来ていた。無意識のうちに足が屋上に向かっていたのだ。
昼間、小夜子が言っていた言葉がリフレインしていた。
(『では、また放課後に…』か……)
歩が最近、おかしくなってきている事に気が付いてきた。昔は他人を邪険に扱い、関わりを
持たないようにしてきたが、今では邪険に扱いつつも、何故か人が傍にくる事をかすかに
期待している。歩はいつからそう云う事を期待するようになったのか?誰の影響でこうなった
のか?と考え始めた。そして一つの答えに行き着いた。小夜子だ。白長谷小夜子。彼女が傍に
来るようになってから求めるようになった。人が傍に来てくれる事を、孤独と言う事がどれほど
寂しい物かと言う事も…。
「俺も最近は変わったな…。義姉さんにも言われるようになっちまったからな」
歩は誰もいない屋上で自嘲気味に呟いた。そう、誰もいないと思っていたが
「そうですね。少し柔らかくなった気がします」
「うわぁ!」
自分以外誰もいないと思っていた屋上に自分以外の人がおり、いきなり話し掛けられたのだ。
「それほど驚く事ではないと思いますが…」
「いや、いきなり現れたら驚くぞ」
「そうですか?一応、音を立てて入ってきたのですが」
「…」
歩は自分がここまで考え事にふけっていたなんて思いもよらなかった。さて、小夜子の方は
不思議そうに歩の方を見るだけで特に話し掛けるわけでもなく、先ほど歩に話し掛けた位置から
動かずにいた。そして、しばらく屋上に沈黙が続いた。先にその沈黙を破ったのは歩だった。
「あんた、いつまでそこに立ってるつもりだ?俺に何か用があるならさっさと言ってくれ」
「分かりました。では…鳴海さん、今週の日曜日は暇でしょうか?」
「あ?日曜日、特に何も無いが、何でだ?」
「でしたら、夕食に彼方を誘いたいのですが」
小夜子は照れる様子もなく平然とそう言った。歩は少し考えていた。昔の歩なら間違いなく、
『何で行かないといけないんだ?』と平然と言い放っていただろう。しかし、先ほども言った
ように歩は変わってきているため、ここで返答に詰まったのだ。
(義姉さんには悪いが一日ぐらい、外で食ってもらうか)
「ああ、分かった。何時にそっちに行けばいいんだ?」
彼女は歩の返答に驚き、少し意外な顔をしたがすぐに戻り、嬉しそうな顔で歩のこう告げた。
「そうですね。おそらく七時ごろに夕食が始まると思うので、六時ぐらいに私の家に来て
 いただけませんか?」
小夜子は癖なのか、胸の前で両手を組みそう歩に告げた。歩は立ち上がると柵の方に向かい
ながら片手を挙げて答えた。小夜子は歩の見えないところで微笑み、そのまま何も言わず
屋上から出て行った。
(さて、俺はどうすっか?結局、彼女が来たせいで目が覚めっちまったし、今日はもう帰るか)
歩は吹き付ける風に、しばらく身を任せながら考え、何時もより早く屋上を去り、家路についた。
今日は金曜日、日曜日までまだまだ日があるし、どうやって過ごすかな?と頭の隅で考えながら、
今日の夕飯を何にするか考え始めた。



「ただいま〜」
「ああ、おかえり」
歩は夕食を既に食べ終わり、のんびりとテレビを見ているところに歩の義姉、鳴海まどかが
帰ってきた。疲れ果てた声はすでに日常の事。歩は立ち上がると今日の夕飯を温めだした。
「あ、義姉さん」
「ん、何?」
「日曜日は勝手に外で食べてくれ」
「えー、どうしてよ」
義姉の抗議があることは初めから承知していた。
「友達の家で夕食に招かれたからだ」
「へー、歩でも招かれるんだ…」
「俺でもってどう言う意味だ?」
「そのまんま、わかんない?」
「もう、飯は作らん」
「あーごめん、分かったから、今日の夕食は作ってー」
義姉のこの生活能力の低さにはほとほと歩も困っていた。いい加減、料理の一つぐらい出来たら
と思うのだが、救いようの無いほどの不器用で、鍋で作るラーメンすら作れないほどであるのだ。
そのため、人の命に関わる食事を歩が担当しているのだ。
「しかし…手ぶらで行くのも気が引けるな」
「なら、歩の手作りお菓子でも持っていってあげたら?」
「…それでいいか」
義姉の珍しい良い提案を素直に受け入れた。しかし、素直に受け入れた歩の反応にまどかは
驚きの表情を浮かべていた。
「なんだよ。義姉さん…その驚いた顔は」
「え、あ、あはははは……」
まさか、適当に提案した案が通るとは思ってなかった、なんて言える筈もなかった。しかし、
まどかが驚いたのはもう一つ、理由があった。それは歩の雰囲気が変化している事だった。
昔は鋭利な刃物のように鋭く、冷たい雰囲気を漂わせていたが最近はほのかに暖かい、春風の
ような雰囲気を漂わせているのだ。それが一体、どう言うことがきっかけでそうなったのかは
まどかにも分からなかった。
「まぁ、いいけど…。義姉さん、絶対に俺がいない時に料理はするなよ。後片付けするのは
 俺なんだからな」
「はいはい、分かりましたよ。しませんよ。」
まどかは少し拗ねたような、そしてどことなく安心した顔で歩を見た。いつも冷たい雰囲気を
纏っていたため、友人も少ない。そんな歩が友達の夕食に招かれたのだ。義理とは言え、姉で
あるまどかは嬉しかった。



「あとはこれを焼くだけだな」
日曜日の午後、歩はお菓子の定番であるクッキーを作っていた。既に後は焼くだけである。
さすが毎日、料理をしている歩は非常に手際が良く、時間にしても余り手間がかかっていない。
現在の時刻、午後二時。焼けるまでに時間があり、なんともいえない微妙な時間が余って
しまった。歩は仕方なしに近くにあった雑誌を手に取り読み始めた。暖かい昼、少しだけだが
歩は眠気に襲われた。

『鳴海さん、あなたは何故力を否定するのですか?』
「敵わないからさ。兄貴にはな」
『何故?試してもいないのに?』
「試す?俺は兄貴に挑戦して何もかも奪われたんだ俺は。何もかもな…。いや、逃げる事だけは
できる。それ以外は全て兄貴に劣る。全ては兄貴を真似ているだけさ」
『あなたは全て奪われていない。あなたにはまだ残っているわ』
「何がだよ。何が残ってるって言うんだ!逃げる事でも言うつもりか!」
『いいえ、それは……』

“ピー、ピー”
歩はオーブンの焼き上がる音で目が覚めた。どうやら少しだけ寝ていたようだ。寝ていたときの
夢はぼんやりとしか覚えていなかったが、決していい夢ではなかった夢である事は分かった。
少し体が汗ばんでいたからだ。歩はクッキーを冷まして置く間にシャワーを浴びて汗を流した。
(確か、夢の中で俺に誰かが質問してきていたな)
歩はそれだけを思い出したが、すぐにそれを頭の片隅に追いやり、出かける準備を始めた。



「ここだったな……。それにしても、でかい家だな」
歩は白長谷家の前で家を見上げた。かつて、事件を解決した時に一度、ひよのと共に訪れたが
そのときはすぐに追い出され、家の中をのんびりと見れなかった。まぁ、今日はのんびりと
できるだろう、と思いながら歩は家のチャイムを鳴らした。
“ピーンポーン”
家から一人の少女が出てきた。この白長谷家の主、白長谷雷造の姪である白長谷圭が出てきた。
「あれ?あんた…確か、鳴海清隆の弟。何しに来たの?」
「ああ、白長谷に呼ばれてな」
「へー、小夜子があんたを呼ぶとはねぇ…」
明らかに何かを考えている顔だった。圭は一旦、中に入ると小夜子を呼んで出てきた。私服の
小夜子は十分、歩の予想範囲内の姿だった。まぁ、一度見たことある姿だったから別に驚く
事ではないが……。
「あ、鳴海さん。どうぞ、中に入ってください」
小夜子は門を開けながら、そう言った。歩は小夜子に促がされ、館の中へ入っていった。大きな
玄関、見かけと同じく広い。歩は小夜子についていきながら屋敷の中を歩いた。
「少しここで待っていてください」
小夜子がそう言って部屋を出ようとしたとき、歩は今日持ってきた自作のクッキーを彼女に
渡した。彼女は「食後にみなさんで食べましょうか」と言ってそれを台所へ持っていった。
歩は小夜子に連れてこられた応接間で、ぼんやりと部屋の中を見渡した。特に目立っている物は
無い。気になる物と言えば歩のちょうど目の前に置かれているピアノぐらいだろう。見るたびに
兄貴の事が思い出される。嫌な思い出……
(誰も俺を見てくれない。いつも“清隆の弟”。両親ですら俺を見ない)
彼はいつの間にか、冷たい鋭利な刃物のような雰囲気を纏っていた。兄に対する尊敬と憎しみ、
兄は天才であり、自分は凡才である。その事に対して自分が抱いているコンプレックス。
自分は兄より遥かに劣り、全て兄に奪われた。それが兄に対して抱く憎しみ。しかし、時に兄に
助けられる。それが兄に対して抱く尊敬。歩はその二つの感情に揺さぶられていた。しかし、
憎しみがいつの間にか
“兄は何でもできる、俺よりすごい”
という尊敬の思いに変わっていった。
そして、その尊敬の思いは自分の心を閉じ込める結果となった。
“兄は何でもできる。だから、俺は別にいなくても良い”
そう言う気持ちへと変化していった。しかし、最近になってその気持ちが彼女と出会い、その
心が解け始めた。何故か分からないが、彼女と一緒にいると全てが認められるような暖かい心に
包まれているような錯覚に陥るのだ。それは実際にそうなっているのか、ただ歩が彼女にそう
求めているのかは分からなかった。しかし、そう感じるのは事実であった。
「鳴海さん、食事の準備が整いましたので」
「え、あ、ああ、分かった」
全然、彼女が入ってくる事に気付いていなかった。彼女が歩に声をかけたとたん、冷たい鋭利な
刃物のような雰囲気は消えており、歩が纏っていたのはあの暖かい春風のような雰囲気だった。
歩にとって小夜子はどう言う存在なのか…。小夜子のとって歩はどう言うこと存在なのか…
それが今の二人の問題だった。今、その問題を気にしているのは歩だけだが。



「何か、一人増えると落ち着くね」
「そうですね。あ、鳴海さん。どんどん食べてくださいね」
「ああ、分かった」
現在、食卓についているのはこの館の主である白長谷雷造、その姪の白長谷圭、そして歩を
誘った人物で孫娘の白長谷小夜子、そして鳴海歩である。歩としては久し振りに他人が作った
料理を食べている。
「ふーん、鳴海の弟って意外と小食なんだ」
「ん、別に…他人が作った料理を味わって食べてるんだ。そうそう、食べられるもんじゃない
からな」
そう、義姉の料理なんか食べられる物ではないため、必然的に自分が料理をする事になるのだ。
「え?鳴海さんの家にはお姉さんがいらっしゃったのでは?」
「ああ、ねーさんは絶望的なほどに料理が下手で食えたもんじゃない。しかも、台所が惨状に
 なっちまうよ」
「へー、それじゃ、あんたが料理を作ってんの?」
「ああ、死にたくないからな」
そう言って、前に出された料理を一口食べた。中々の物…と心の中で呟き、また一口入れた。
「では、鳴海さんが持っていらっしゃったクッキーは…」
「ああ、あれは俺が作ったものだ。俺が男だから少し甘さを抑えてあるが、紅茶には合うように
 してある」
「ふむ、それじゃ、食後に弟特製のクッキーが食べれるってわけね」
圭はクッキーを楽しみにしているのか、笑顔のまま料理を食べている。小夜子は何かを考え
ながら箸を進めていた。歩は味わいながら、雷造は無言のままで食べており、これほどまでに
いろいろな食べ方をするとは……珍しい光景である。
「ところでこの料理、誰が作ったんだ?」
すでに全員がほとんど食べ終わっており、雷造はすでに食卓を離れていた。残りは歩だけという
状態だった。その歩もすぐに食べ終わる所だったが…
「えっ?あ、これは小夜子が作ったんだよ」
「……うまいな」
歩の正直な感想がもれた。人の料理だからと言うのと、彼女自身の腕の良さと、何より自分の
気なる人が作った料理であったからだ。
「そうですか、お気に召されて良かったです」
「ああ、これはいけるぞ」
そして最後の一口を入れた。歩は満足したように、横に置いてあった水を飲み干した。
「ごちそうさま」
「ごちそうさん」
「おそまつさまでした」
と小夜子が立ち上がり、皿を片付けようとすると歩も立ち上がり皿を片付け始めた。
「あ、鳴海さん。座っていてください。私が片付けますから」
「え、あ、悪い。癖が…」
家での癖が出てしまった。いつも食事が終わると歩が全て片付けるのだ。小夜子に言われ、
歩は自分の席に戻った。圭はその様子をにこにこと見ていた。



「どうぞ」
「おおー、鳴海の弟のクッキー、うまそう。いただきまーす」
「甘くない、という文句は受け付けないぞ」
歩のクッキーを乗せたお皿を小夜子が持ってくると、一番楽しみにしていた圭が真っ先に手を
出した。一口、口に入れると…
「うんうん、おいしい。小夜子も食べなよ」
「あ、はい」
一口、小夜子が口に入れた。歩は仲良い二人をのんびりと眺めながら、出された紅茶を啜って
いた。歩の好みであるダージリンであった。紅茶の中でも高級な分類に入る葉であり、歩の舌は
これは一番の葉であることに気がついた。
「おいしいですよ、鳴海さん。甘さも控えめで」
「そうか、なら良いんだが。しかし、この紅茶もいけるぞ。良い葉を使ってるな」
「そうですか?いつでもこの葉を使っていますが?」
「そ、そうか…これは結構、良い葉だと思うんだが」
さすが、金持ちの家だけある。葉もかなり良い物を使うんだな、と歩は感心していた。
「あのー、私は置いてけぼり?」
と全く、話についていけない圭が拗ねたような、面白い反応を求めているような口調で言った。
「さっきまでずっと食ってただろ」
「あー、招かれてる身でそう云う事言うわけ…」
「なら俺のクッキー食うな」
「むむ、分かったわ。ここは大人しく…」
と、歩と圭も案外、気が合っているようだった。いや、憎まれ口をたたきあう仲のようだ。二人
の仲の良い様子を小夜子はクッキーを食べながら見ていた。


食後、ベランダでのんびりと星空を眺めていた。歩は食後にベランダに出て夜風に当たるのが
いつもの癖だった。それは今日一日の事を振り返り、考える時間である。歩が風にあたっている
と小夜子が出てきた。
「どうしたんですか?鳴海さん」
「ああ、あんたか。別に…何にもしてないさ。ただ、夜風に当たってただけだ」
「そうですか…。一つお聞きしてもよろしいですか?」
小夜子はいつもの胸の前で手を組みながら歩に訊ねた。
「ん、何をだ?」
「圭さんが言っていたんですが、鳴海さんのお兄さんである鳴海清隆さんとは一体、どう言う
 人なのですか?」
「…天才、その一言で片付く人だ。何をやらせても完璧にこなす人だよ。十代で世界的有名な
 ピアニスト、二十代で警視庁の名探偵。兄貴に解けない謎は無い。まさに神に選ばれた本当の
 天才だよ」
「すごい人なんですね。お兄さんは…」
小夜子は感動した面持ちでその話を聞いていた。歩もここで話を切るつもりだった。しかし、
歩は柵に手をおき、夜空を見上げながら無意識のうちに続けていた。
「それに引き換え俺は……、全て兄貴に劣る。それなのに俺は兄貴と似てしまう。何もかもだ。
 得意な科目、タイプの女性、好きな物……。だが、全て俺は兄貴に劣る。俺がどう足掻こう
とも全く追いつかない。そして全てが兄の物になる……」
「鳴海さん…」
「あんたはこの前言っていたよな。“兄貴に敵わない”って言ったら、それは逃げているだけ
 だと…。だが、すでに逃げる事しか残ってないんだ。俺は全て兄貴に奪われた。兄貴に立ち
 向かう事も今の俺には出来ない。俺はただの負け犬なんだよ」
自嘲気味に呟いた。
「…すいませんでした。何も知らずにそんな事を言ってしまって…」
「いや、別に怒っちゃないさ。確かに逃げてるだけなんだからな」
「でも、何もかも奪われてはいないと思います」
「えっ?」
「何か残っていると思います。絶対に…。彼方は全て奪われたと思っているかもしれませんが、
 必ず何か残っていると思います」
「…なら良いんだがな」
そう言って歩は小夜子を残し、ベランダから出て行った。確かに残っているかもしれない。でも
それが何か分からない以上、それはすべて奪われたと言って良いかもしれない。全てを失う事は
ありえない。人は必ず、何か特別なものを持っていると思う。しかし、その特別な物が歩に見つ
けられるかどうかは分からないが……。歩は見つける事が出来たら恐らく、兄に敵う事ができる
かもしれない。歩が兄貴に奪われなかった物というものをブレードチルドレン達が求めるのかも
知れない。


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