新年度を迎えて

                     園長    与斉利夫

 つい何週間か前まではこの冬の大雪の爪痕がまだ残っており、あちこちに積み上がっていた雪を見かけましたが、すっかり暖かくなり、桜もあちこちでみられるようになりました。冬の間枯れていたり、地中に埋まったいた草花や木の芽が一斉に顔を出します。春は、命の息吹を感じさせる時です。私達人間が転んでもまた立ち上がることが出来、落ち込んでいるときがあっても元気を取り戻すことが出来るような力を感じさせられるのが、この春の季節です。大人も子どももそのような力を与えられながら、生きることそのものを祝福されている、一人一人なのです。

 あらためまして、ご入園ご進級おめでとうございます。新しい年度を迎えて、入園するお子さん、進級して一つずつお兄さん、お姉さんになるお子さん、また、保護者の皆さまとともに、幼稚園もどんぐりルームも新たなスタートを始められますことを心より嬉しく思います。

 私達ルーテル幼稚園は創立以来一貫してキリスト教の理念において、一人一人のお子さんを大切にすることを幼児教育、保育の柱として取り組んでおります。お子さん達が本当に楽しく、元気に、のびのびと成長する歩みをされることを願ってやみません。そのために我々職員は、様々な遊びや活動を通して、一人一人を大事に、お友だちを大事に、一緒にいることを大事にしながらお子さん達の健やかな成長のために、ご家族の皆さまと手を取り合って、力を尽くしてまいります。

 しばらくは年度が変わり、環境が変わったことで、お子さん達には新たな不安や戸惑い、緊張、疲れが出てくるかもしれません。どうぞそのようなときにはご家族の皆さまには暖かい大きな気持ちと、ある程度のゆとりを持ちながら、お子さんに接していただきたいと思います。やがて必ず、お子さん達はそれぞれに幼稚園の関わりの中で、喜びを見出していかれることと思います。

 またどうぞ、日常のクラスの活動や行事の折には、父母の会をはじめとして、保護者の皆さまのご理解とご協力、お力添えをいただきたく存じます。ぜひ今年度もよろしくお願いいたします。