コルチャック先生と子どもたち 新保庄三著 あいゆうぴい(移動大学出版会)1996
1989年11月20日の国連総会で全会一致で採択された「児童の権利に関す
る条約」(子どもの権利条約)のもととなったヤヌシュ・コルチャックとその祖国
であるポーランドと同国民の苦難の歴史をたどる旅を通じて、人間の尊厳を真に守
ることの意味を考えさせられます。それが副題の「ポーランドが子どもの権利条約
を提案した理由」ともなっているのです。この本は家人が6年前の母親大会(新潟
県母親大会)で買い求めたもので積んでおいたままだったのですが、最近読みました。もっと早
く読まなかったことを後悔しています。
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