小学生の時の誤解 あ~、間違っていたなぁ

 皆さんは、中・高校生や大人になって、「あ~、小学生の時、間違っていたぁ」って思ったことはありませんでしたか?校長の私には、たくさんあります。今日は、その中から2つ紹介します。

 1つめです。「赤い靴」(野口雨情作詞・本居長世作曲)の歌詞をご存じですか。私は2番までしか覚えていませんでしたが、以下の歌詞が紹介されています。

赤い靴(くつ) はいてた 女の子
異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった

横浜の 埠頭(はとば)から 船に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった

今では 青い目に なっちゃって
異人さんの お国に いるんだろう

赤い靴 見るたび 考える
異人さんに 逢(あ)うたび 考える

 3番も4番もあったのですね。それはそうと、私は小学生のとき、「異人さん」を「いいじいさん」だと思っていました。「いいじいさんに、つれられて、行っちゃった」。歌ってみてください。違和感、ありませんよね。良いおじいさんのところに行くことができて、よかった‥。幸せな歌だとずっと思っていました。

 2つめです。今、当校では身体測定(身長と体重)をしていますが、私が小学生のときは、「座高」もありました。何でも1番がいいと思っていた私は、「座高」を測定するとき、人よりも長くなるようにぴーんと背中を精一杯伸ばしていました。毎回、友達のその数値に勝って喜んでいました。
 が、考えてみると、座高が高いということは、足が短いことを証明することになる‥。中学校に行ってからは、できるだけ背中を丸めて測定するようになりましたとさ。これも実話です。

 

休み時間、外(雪のグラウンド)で遊ぶ場合に備えて

 替えの靴下や雪が靴の中に入らないための準備、雪に強いウエアや靴や手袋、耳当て(耳をかくす帽子)、汗をかいたときのタオル(場合によっては下着のシャツ)などが必要です。

 さて、外で遊ぶ子はいるでしょうか。

 私が北海道にいたとき、冬、小学校での休み時間、外遊びでは、「ミニスキー」や「雪上サッカー」や「線オニ」や「チーム対抗雪合戦」などをしていました。
➀ミニスキー:言わずと知れたプラスチックの短いスキー。オレンジや水色のがありました。長靴にはめて滑ります。山をつくって、ジャンプ台をつくって、それを飛んで遊びました。「そり」もありました。
➁雪上サッカー:ずぼずぼ埋まりながら、1つのボールを蹴り合い、得点を目指します。10分もすれば、身体から汗の湯気が立ちこめます。背中にタオルを入れ、それを抜いたときの気持ちよさは忘れられません。
➂線オニ:新雪の時、まずは、みんなで、雪の中に歩く道をつくります。たくさんの線をつなげれば完成。その線の上だけ逃げられるルールでのオニごっこです。
➃チーム対抗雪合戦:まずは、陣地を決めます。真ん中の線も決めます。相手は線を越えてこることができません。陣地に高い壁や隠れるゾーンをつくります。そして、雪玉づくり。約10分後、戦闘開始です。何回人に当てたか、合計数で勝敗が決まります。

 その他にも、新雪の上に倒れて身体の跡を残したり、雪だるまづくりもしました。雪を集めてくれるような学校だと、高い雪山からそりで滑って、誰が一番遠くまで行けるかなんて遊びもしました。北海道は寒いので、雪も固まると氷のようにつるつるになります。

 皆さんは小学生の時、冬、雪がつもったら、学校のグラウンドで遊びましたか?それはどんな遊びでしたか?

降雪のあとの登校

 今日は、3つのお休みのあとの登校でした。新潟県も加茂も雪の連休となりました。石川小のグラウンドには60~70㎝くらいの雪がつもっています。

 通学路は、市の担当者、地域の方、当校職員の懸命な除雪作業(休み中から)のおかげで、なんとか確保されていました。子どもたちも無事到着しています。メールやHPでお願いしたこともあり、いつもより徒歩で来る子が多かったです。
 また、職員の引率もあり、送迎の車もスムーズに移動(子どもを下ろした後に、右折して抜ける)していました(ただ、おじいちゃんの車での引率1台、お母さんの車での引率1台、この2台は五十嵐小児科さん側から入ってきました。登下校時、児童の安全を考え、車は五十嵐小児科さんとは逆の方から入ってくることをご家庭でも話題にしてください)。体育館前駐車場を超えた辺りで車をとめ、子どもを下ろしたら、その先の道を右折します。五十嵐小児科さんの辺りにはたくさんの子どもが歩いている、そのための措置です(スクールバスが戻ってくるので、一方通行にし、車の安全も確保しています)。

 今日は寒かったわりに、挨拶の声がよかったように思います。4年の女の子は、横断歩道のところのスタッフさんにもさわやかな挨拶を届けていました。多くの子は校長には挨拶をしてくれます。セーフティ・スタッフの皆さんにも同じように挨拶をするよう、家庭でも声掛けください。

学校だより今年度17号(3学期は振り返りと準備をする)

 本日、学校だより今年度通算17号を届けました。月に2回の発行を頑張っています。

 今日の放送による始業式では、学校だよりに載せた内容を伝えました。教室では、電子黒板で、私がつくったパワポのデータ(資料)を見てもらいました。

「振り返り」~できるようになったこと(成長したこと)を見付けること。うまくいかなかったことには復習しておくこと。
「準備」~次の学年で力を入れたいことを決めておくこと。どうやったらうまくいくか考えておくこと(できたら今のうちから練習する)。

R2 1月号(1)P1 3学期スタート(準備と練習)
R2 1月号(2)P2アルバム・行事予定

 
 

子どもの雪の中の登校をみていて

 昨日、加茂市では停電があったそうですが、その停電になってしまったご家庭は本当に大変だったと思います。
 
 今日は雪の中、多くの子が登校してくれました。私も職員も、除雪したり送迎の車を誘導したりしながら子どもを迎えました。心配したほどの暴風雪にならず、良かったです。

 当たり前とはいえ、歩いてきた子どもたちは、よくがんばったと思います。普段の歩きもそうですが、寒い冬、雪の中、我慢して歩いて学校に来ることは、その子の心や身体の成長につながっているのだと、私は信じています。雪だから、いつもより少し早めに準備して家を出るとか‥。こういったことも大事な学びです。これは大人になっても生かされる力です。

 子育てには様々な考え方・やり方があるのは承知しています。スクールバスの子は除いて、「毎日歩いて登校させる」「(歩いて来れるが)(特別な事情はないが)毎日自家用車で送る」のもその1つです。ご家庭の、親の考え方が基本ですが、自分のお子さんの成長(心・頭・身体)につながるよう、その子が中学生・高校生・大人になった時に困らないよう、対応・指導いただければありがたいです。

 こういったことに限らず、子どもを甘やかすことは、いつか自分たち(本人・保護者)に返ってくることが多いように思います。

約半世紀前の話

 私の小・中学校時代はほぼ北海道でした。小1・2は旭川市(中央部)、小3は遠別町(日本海側)、小4・5は紋別市(オホーツク海側)、小6・中1・中2は稚内市(最北端の市)でした。
 それぞれのまちの状況や体験、学校、友達、担任のことなど、振り返ってみると思い出がいっぱいあります。紋別の学校にいるときは、マイ・スピードスケートシューズを持っていました。なかなか立てないのです。大雪のため家の2階から出入りしたこともありました。

 その時は、スクールバスもありませんでした。学校からの情報はプリント(プリントもガリ版印刷。直筆のもの)だけで、メールやHP(携帯やスマホ)も、もちろんありませんでした。当時「よく生きていたな」、「やってこれたなあ」と思うことがあります。危険もいっぱいありましたし、どんなに雪が降っても学校が休みになることはなかったですし‥。ただ、北海道では、朝(6時からのNHKニュース)の情報で、マイナス△度以上になると、2時間遅れての登校などのきまりはありました。だから、朝の気温情報は、けっこう楽しみにみていた記憶があります。例えば、マイナス30度とかになると、鼻の中が凍りつくような感覚に襲われます。学校に来ても校舎が冷え切っていて学習や体育授業ができなかったのでしょう。

 いいのか悪いのか、昔と今と比べて、感じることが多々あります。今から考えれば(昔は当たり前)厳しい環境だったこともあり、「たくましさ」に限って言えば、半世紀前の子どもの多くは今の子よりすぐれていたように思います。大雪も当たり前でした。雪だから学校を休むという選択肢はありませんでした。はっきり覚えていないのですが、インフルエンザの流行も今ほどなかったように思います。
 ネット環境やスマホの活用。ありがたいと思う自分(私)と無くてもやっていける自分(私)がいます。ただ、これらが当たり前のように存在した時代に生まれた人は、逆に、それらが「ない」時代では生きられないでしょう。
 「過去(昔懐かしい頃・かつての良さ)ばかりを振り返るようになったら、それは年を取った証拠だ」と言う人がいます。私もそう思います。ですから(振り返るのは「こっそり」と。過去には戻れないですし)、これからも前を向いて、未来にわくわくしながら、笑顔で生きていこうと思っています。

 

 そうは言っても、何だかんだ言っても、「昭和」は良かったなぁ・・・。

(再度)8日の登校について

 先日も、メールしましたが、今日~明日の大雪・暴風雪対応をお願いいたします。現在(8時半)の予報だと、今日7日の夕方~夜半にかけて、大雪の予報が出ています。8日は多少落ち着くようですが、油断はなりません。
 8日については、降雪や除雪の状況、低温の状況、暴風の状況を家庭で判断し、登校させてください。命や登校での危険を感じた場合は、登校させず自宅待機させてください(待機・欠席の時は学校に連絡ください)。その後、荒天が落ち着いて登校させる場合は、保護者の引率でお願いします。

 学校では、始業式は体育館で行わず、放送(児童は教室で話を聞く)で実施しようと考えています。児童の登校が極端に少ない場合は、始業式は12日に行う予定です。また、8日、たくさんの児童が自宅待機などで欠席した場合、12日の持ち物など、必要に応じてまたメールさせていただきますので、その時はよろしくお願いいたします。

児童精神科医の物語(漫画)『リエゾン こどものこころ診療所』

 これも、今日の新潟日報の記事です。発達障害、虐待、適応障害‥。いろいろな生きづらさを抱える人々の存在を知る入り口になれば‥、そんな制作陣の思いを込めた漫画だそうです。

 私自身、その漫画をまだ読んではいないのですが、今回の記事の中に書かれていた言葉を紹介します。

*この漫画の監修医である三木さんの言葉「子育ての悩みはとにかく言語化して。保健所や児童相談所、学校、役所など、相談先はたくさんある」。
・(一人の)親が、抱え込まないこと。家族や他の人に言葉に出して相談することが、とても大事なことです。
*三木さんの言葉「周囲の大人が心を穏やかに保つことこそが大事。子どもにとっては大人のコンディションが天気。毎日雨なら影響は甚大です」。
・親が毎日どなったり、怖い顔をしていたり、威圧や命令ばかりしていたり、汚い言葉を投げかけたり、強い力でたたいたり‥。この家庭では、子どもの心や性格がゆがみ痛んでしまうという意味なのでしょう。診察で三木さんは、思春期未満の子は大人と一体と捉え、保護者への助言に時間を割くことが多いそうです。子どもだけでなく親の切なさ(子育てがうまくいかないなど)に寄り添っていることが分かります。
*作中の研修医の言葉「どんなに親が真剣に向き合っても、子どもの心が分からないことはある」。
*作中の精神科医の言葉「(親は)分からないことを自覚し受け入れることが、(子ども)理解の第一歩だ」。
*三木さんの言葉「(児童精神科の意義について)診断で障害や病名が付くことは誰しもが怖い。それでも『訳が分からない状況』に説明が付き、子どもを理解する枠組みは手に入れられる」。

 分かりやすく伝えるために、文章を入れ替えるなどしています。ご了承ください。

新潟県からのお願い 感染拡大地域の往来極力控えて

 今日の新潟日報に、標記の記事が出ていました。県からの呼び掛けです。詳細については記事を読んでいただきたいのですが、概略を紹介します。
【「警報」継続に伴う県からの呼び掛け】1月20日まで
*感染拡大が見られる他都道府県(首都圏、近畿地方、北海道、愛知県、福岡県、沖縄県)との往来はさらに慎重に判断し、極力控える。 
*普段顔を合わせない人との飲み会・食事会は、極力控える。
*飲酒を伴う会合などを実施する場合は感染防止対策を徹底する。

 学校も家庭も地域も、お互いに十分気を付けて、対応していきましょう。

グーグル研修会に参加

 市教委主催の研修に、当校全職員が参加してます。5日、6日、7日が研修日になっています。昨日は11人が参加しました。今日は8人が参加予定です。

 タブレットの使い方や中に組み込まれているアプリの操作について学んでいます。「活用の仕方」など、タブレットに関することについては、今後も随時、お知らせしていきます。