剱岳(2998m)

2001年9月29日〜2001年9月30日

登山をはじめて3年になりやはり目標は剱岳であった。
立山からのテ-マパ-クからではなく静かな登山ができる早月尾根から登ってみたかったのである。
コ-ス 馬場島登山口〜(240分)〜早月小屋〜(90分)〜2614m峰〜(90分)〜剱岳山頂〜(180分)〜早月小屋
タイム 登り7時間位   下りは不明
爺、2001年というとまだ爺が切腹していなかったときだね。まだ若かったんだ。
姫、さようでござるでもこの時すでに爺のおなかの中には新しい生命体がうごめいていたでござる。

爺、この字体タイプでしょ
姫、なかなか爺の好みが解ってきたでござるな。

爺、でも奥方はちとタイプと違うようだけど
姫、結婚とは山登りと同じく憧れそして試練でござる。

爺、登山口が750mここが1000mなんだ
さようこのコ-スは200mおきに標高が記されておる出ござるそして急登でござった。

爺、1100mのこの老将軍杉なにか叫んでるみたい
姫も感じるでござるか。もし岡本太郎がみたらきっと「芸術だ」と叫ぶでござる。



爺、1200mはちょっとフェイントぎみの看板だめ
姫、実は余りの急登で登りでは見つけられずくだりで見つけたでござる。


爺、すこし景色がちがってきたかんじなんだ
姫、さようでござる少し緩やかだったような記憶があるでござる。

姫ここが1920mの三角点でござるここでゆっくり休憩した記憶が
爺山頂は2998mだからまだまだ先は長いんだ。

姫ここが2050mの地塘でござるが余りきれいではなかったような

姫ここが2100mの避難小屋跡でござる

姫ここが2224mの早月小屋でござるここで55リットルのリックに変えてサブリックで山頂を目指したでござる
爺ようやく紅葉前線が見え出したんだ。

姫これは早月小屋からみた剱岳でござる
爺ここからの剱岳はそんな急峻な山にはみえないね。

姫ここからでもはっきりと紅葉前線が解るでござる
爺それにしてもいい眺めだっただね。

姫ここが2400m付近でござる素晴らしい景観でござった少し写真の出来が悪いでござるが。
爺4年まえも今も余り腕はよくなっていないんだ。

姫ここが2600mでごるこの頃はもうるんるん気分で写真を撮ったりしていたでござる
爺余りにも晴れすぎだね少し雲があったほうがいいのにね。

姫ここが2700m付近でござる日陰には先週降った雪が残っていたでござる
爺山頂はここからだと見えないね。

姫ここが2800mでござる山頂の方位版や山頂にいる人たちが見えるでござる爺は帰りはここで1時間ほどこの素晴らしい景観を眺めていたでござる。
爺寒くはなかったの。。
姫2800mのここは少しくぼ地になっており寒くないのでござる

姫ここは反対側の小窓尾根でござる
爺不気味な感じだね。



姫いよいよ核心部でござる
爺でもしっかり鎖があるじゃん。

姫ここは獅子頭の岩峰と思われるでござる
爺あの白いのは雪。
さようでござるこの雪が曲者で日陰では凍っているでござる。

獅子頭を後ろからでござる雪がまだあんなに残っているでござる。

姫ここが最難関のかにのはさみでござる。
爺でもそんなに難しくなさそうじゃん
富山のひとはかにがすきなんだ横とかたてとか
かにのちゅうがえりなんかあったら最高だね。
姫まあ見た目にはそうでもないでござるが下に切れ落ちているでござるに恐怖感はあるでござる



姫鎖場を終え一安心しているところでござる

姫ここがテーマパークとの分岐点でござる

姫あれが立山テ-マパ-クでござる
爺。姫は立山テ-マパ-クでもいいから登ってみたいな、かにのよこたて面白そう。

姫ここが山頂でござるそんなの混雑はしていなかったでござる
爺。すごいね能登半島から富山湾となんという景色なんだろう。
さよう至福のひと時であったでござる



無事早月小屋に戻り夕日と富山湾に揺れるいさり火を見なながら眠りに着いたのでござった。
。小屋は混まなかったの。
さようがらがらで20畳ほどの部屋に爺と若いアベックさんが一組だけであり大股ひらいて眠れたでござる。
翌朝は雨の予報であったがあとは帰るだけなのでゆっくり下山したでござる登山口についたら雨が落ちてきたでござった。もう最高の剱岳でござる姫も一度は登らねばなりませぬな。

だれに聞かれてもいままで一番よかった山は
早月尾根からの剱岳と答える。天候にも恵まれたおかげで
すばらし登山ができた。なんどでも登ってみたい山である。