件名 : 爽快仙人便り001−H16

2004年4月30日 爽快仙人より

平成16年のゴールデンウィークを迎え、17期諸兄は、それぞれ置かれた環境の下で充実した日々をお迎えのことと思います。   5月1日は海上自衛隊生徒50周年の行事が呉で執り行われ、これに参加される諸兄もいることでしょう。  高橋君が同窓会会長として、また、呉の同期他諸兄が盛会にすべく準備に奔走していることに心からの敬意を表します。   50周年記念行事が成功裡に運ぶことを祈念致しまして、高橋君へ送付したお祝いのメッセージと、東京の桜とさくらんぼを送るとともに、諸兄のますますのご壮健、ご活躍を衷心よりお祈りし、久しぶりの便りと致します。    さくらんぼを眺めるだけでの念食の術に挑戦している爽快仙人より


海上自衛隊生徒50周年記念に当たり、万感の思いを込め、心からお祝い申し上げます。

縁あって多くの生徒、あるいは生徒出身者と、艦艇乗組員として、生徒分隊長として、第1術科学校長としてなど、勤務を共にし、極めて充実した海上自衛官勤務をさせて頂きましたことを、改めて衷心より御礼申し上げます。   歳若くして親元を離れ、健気に生徒生活を送る姿に涙すること多々あり、また、大成した生徒の逞しさに感涙することあり、生徒との勤務は、今にもはみ出しそうな闘志に心配することもありましたが、総じて感激の連続でありました。   私自身、若年幹部として修養中、先輩生徒の活躍される姿を見て、教えられましたことが数多くあり、正に背中を見て育ったと言えます。  生徒出身者の発揮された生徒魂は、先輩から後輩へ連綿として受け継がれ、海上自衛隊の大きな一つの核として、その精強性を支えられました。  ここに改めて心底より敬意を表します。  また、志半ばにして、不幸にも殉職、あるいは、亡くなられました生徒諸兄のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。   今正に変革の時代を迎えております。  海上自衛隊、いや、日本が誇れる生徒諸兄が、今後とも生徒魂を発揮され、存分のご健闘、ご活躍をされますよう祈念申し上げ、重ねて海上自衛隊生徒50周年をお祝い申し上げます。
平成16年5月1日
元生徒17、18、19期分隊長
元第1術科学校長副校長、校長
平 井 良 彦
    海上自衛隊生徒、生徒出身者 各位殿
(海上自衛隊生徒同窓会会長気付)